リアル | SUTTOKO-DOKKOI

リアル

音楽で活動するというのはなんなのか
なんていう終わらないテーマまで
出てきそうなここ最近も
まだウイルスが元気だそうで
最強にカッコ良かったライブも
ちょっと気が抜けた瞬間に
はて、今、なにをやっている 私は。
という気持ちにもなってくる
空が晴れたら という曲がまだ響く。
人生のパレードはまだ終わっていなかった。
なんかこの世界。
当たり前は存在しない。
絶対また行こうね!
という約束というのは
大体破られる。
絶対○○するね! は、大体しないのだ。
世界は嘘で出来ていて
そこに潜んでいるほんの少しのリアルに
涙が出そうになる。
人が、目の前にいて
その人に、我々は、音を出していた
という当たり前だったリアルは
一瞬に消え去っていた。
今やっと有人でイベントも
ちょくちょく始まっているもの
みんな心の中では
少しの不安を抱えたまま
だけど足を運んでいるんだろう。
こういうときに人間の本心が
リアルな感情が浮き彫りになって
どの人が大切な人なのか
改めて浮き出てくる。
普段みんな嘘を並べて背伸びしているのに
いっぱいいっぱいになると
突然正直者になって
逆にごめん て気分にもなる
何が大事かふと考える。
この、小春でいられる残りの時間は
何をして生きよう。
何か忘れていることがあるんじゃないかとか
何度も振り返る。
暇だから。心が暇だから。
誰とも接触しないと
洗練されてく、自分。
でもこれは果たして正解なんだろうか。
誰かと会って、若干のストレスを感じた方が
人間らしくなれるんじゃなかろうかとか
なんとなく思う。
未来は何をしているのだろう。
果たせるかわからない予定を
組み続けないとやってられないね。

今年もまだやることがあるよ。




ではまた。