2019年12月22日、
人生で最も情熱を注いできた
「ROSARIO+CROSS」を卒業しました。


このブログが、"ロザリオクロスいまり"として
最後のブログとなります。






3歳から静岡のミュージカルスタジオに通い、
ダンスを中心に練習を重ね、
14歳の頃グループを結成し、
「十代時代」のリーダーとして
地域イベントやコンテストに
参加する活動を始めました。






元々根暗で人見知りが激しかった私が
リーダーに指名されたことも、
中学2年生の私には戸惑いでしかなかった。

しかも アイドルになりたいとは
考えたことがなかった自分にとって、
幼い頃からの習い事の延長線上で
幼馴染とCDデビューしたことは、
今でも奇跡のようです。






今年で結成から8年、CDデビューから4年。

ロザリオクロスとしての活動も
3歳から継続した結果なので、
このロザリオクロス卒業は、
19年間のパフォーマー人生に
終止符を打ったという表現が
一番しっくりきます。






"可愛くないし,愛嬌とかほぼゼロに近いし、
そもそも歌うこと苦手だから
自分には無理に決まっている!"と
「アイドル」という枠に関して
ネガティブな感情しか抱けなかった私も、
気付けば24時間脳内が染まるほど、
ロザリオクロスに夢中になっていました。






学校や塾で勉強するより何倍も楽しくて、
それは私の生きがいになっていた。






だから、私にとってロザリオクロスは、
人生そのものでした。






"ロザリオクロスを自分から取ってしまったら、
何者でもなくなってしまう"

ずっとそう思っていたし、
ロザリオクロスを守る為なら
たとえ相手が恐れている大人であろうと、
リーダーとして最も発言し、
方針ややり方に違和感を感じた時には
先陣を切って闘った。 






仲間たちはあまり直接思いを伝えることが
得意なタイプではなかったこともあって、
"私の役割はみんなの代表として
例え大人から嫌われても
伝え続けることなんだ"と
常に自分に言い聞かせていました。






その分、もちろんあーだこーだ言う強い私や
同じく年上チームだった ももちゃんが
集中的に攻撃されては傷付くし、
でも本気だったから何度もぶつかった。

年下チームのミスは
上の2人の責任として
いつも後から怒られていたし、
意味わからなくなるくらい追い詰められて
2人で悩んで話し合ったこともよくありました。






でも、過去を振り返ると、
私はロザリオクロスで生きるという
運命なのだと信じていたような気がします。






だから、どんな事も真っ直ぐ向き合った。







ただ、19歳→20歳を迎えるタイミングで
少しずつ色々なものがガタガタと崩れ始め、
私が居なくなれば皆んなもやりやすいし、
売れるのではないか…という
思いばかりが強くなってしまい、
ロザリオクロスを卒業したいという感情が
芽生え始めました。






同時に将来挑戦してみたいこともでき、
その手段として必要な
就職活動についても調べていたと思います。






リーダーは活動に一番熱心であり、
メンバーはもちろん、
関係者からも信頼される
絶対的存在でなければならないのではないか?

と考えた時、どうしても自分は
それにそぐわなかったのです。。。






一番しっかりしなきゃいけない私の存在が、
一番ロザリオクロスを
振り回しちゃってるなって。

実際そういう声が届くこともあったし、
だからといって誰かを味方につけたいとかも
思わなかった。






強そうに見られることばかりだけど、
本当は傷付きやすくて、孤独で、
どうしたらいいかわからなかったんです。






そんな時に私を引き止めて下さったのが、
プロデューサーの近藤薫先生の言葉と、
応援してくださる皆さんの存在でした。






そしてやっぱりロザリオクロスが
特別な存在であり、
この日常が無くなってしまうことが怖いことは、
自分が一番よく分かっていた。





3人卒業する宣言=解散という話になり、
進学せずにロザリオ道一本を選んだばかりの
みむゆわが可哀想すぎるな…と。






誰かもう1人が残れば、
グループを継続できる可能性が高まる。

私自身も、こんなに後ろ向きな思いで
大切なロザリオクロスを卒業してしまうのは、
一生後悔するだろうと思った。






そして「もし自分の居場所があるならば、
ロザリオクロスに残ります」と伝えました。






その話し合いから1年半…

私はここまでロザリオクロスのいまりとして、
活動してくることができました。






その間に出会えた人たちも、たくさんいる。

この一年半は色々な変化に立ち向かっては
皆んなで力を合わせて乗り越えたし、
あの時に後ろ向きな思いで卒業を決断せず、
前向きな旅立ちを決意できるまで
駆け抜けてこれて、本当に良かったです。






私はこの4年間、
皆さんの優しい笑顔と言葉に、
いつも支えられていた。




 

お話すると"ひとりじゃないんだ"と思えて、
特に特典会での直接的コミュニケーションは、
弱っている自分の心を潤してくれる、
パワースポットのような存在だった。






だから、私が私であるためには
応援して下さる方の存在なしでは
きっと続けていられなかったですし、
支えて下さる方々がいてこその
ロザリオクロスいまり でした。






就職先が決まり、
来春からのことを悩んだ挙句
決断した卒業発表をしてから、
「君とみるMIRAI」まで100日。






正直、当日まであまりにも実感が湧かず、
自分でも戸惑っていました。






きっと、ロザリオクロスの日常が、
自分の人生の中心であり、
良くも悪くも"習慣"のように
当たり前の感覚になっていたのだと思います。 


「君とみるMIRAI」昼公演は、
大好きな仲間とテレシーズが
私の門出をお祝いして下さり、
なんとまちだガールズクワイアさんは
「HELLO!未来」もカバーで披露して下さり、
とても嬉しく幸せな気持ちが溢れていました。

しかし、実はその時には
まだ卒業の実感が湧かず…







自分の卒業を最も実感した瞬間が、
夜公演のアンコールで
「Brand New Smile」を披露してはけ、
新生ロザリオクロスの4人で
君じゃんを披露している時でした。


楽屋で4人の君じゃんを観ながら
ボロボロ涙が溢れ、
手を震わせながら撮った写真。






いよいよ自分は未来へと進み、
ロザリオクロスも新たなステージへと
突入していくんだと、
ようやく心が受け止めたのです。






それ以降は、ステージ上で
言葉を伝える瞬間も涙が止まらず、
黄色いペンライトで埋め尽くされた景色と
会場に鳴り響くいまりコール、
皆さんも一緒に涙ぐみながらかけてくれる
「いまりありがとう」「頑張れ!」という、
心のこもった熱いエール…

すべてが心に響き、
泣かずにはいられませんでした。




私、勝手にひとりだと思い込んでいただけで、
こんなにもたくさんの方に
愛してもらっていたんだ、って…

だから、楽しいことも辛いことも
いろんな感情味わいながら乗り越えて、
人として成長することができたんだろうなって。






本当に、ロザリオクロスが
存在しつづけられるためにも、
私が私でいるためにも、
みなさんは欠かせない存在なのです。






特典会でも、お互い涙を流しながら会話し、
一人一人の方の存在に
支えられていたのだと実感しました。






本当に、出会えて良かった。

何気ない偶然の出会いも、
最後はこんなにも大きな幸せに変わるんだね。







今までで一番熱い言葉を
かけあうことができて、
その一人一人から
未来に繋げる大きな力をいただいた。


"ロザリオクロスいまり"を卒業する瞬間まで
見届けてくれた皆さんに、
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。



人生、無駄なことなんて1つもないね。






経験は人を構築してくれる。

喜びや良い結果は
自信やモチベーションへとつながり、
苦しい経験は悔しい経験は、
その人を強く逞しく 成長させてくれる。






過去も未来も全てが繋がっていて、
経験は必ず自分の力となり、
道標となってくれる。






たくさんの愛をいただきながら
もがき苦しんでは
アイドルという生き方の素晴らしさを学び、
人間力を最も培うことができた経験だった。






そして何より
ロザリオクロスを通して多くの出会いがあり、
たくさんの幸せを共有できたことは、
私にとってかけがえのない思い出です。

本当にありがとう。






仲間へ


今まで一緒に歩んでくれて、本当にありがとう。

私は本当に頑固で不器用でひねくれていて、
みんなのこと、いっぱい振り回して
困らせちゃったかもしれないね。

もう苦しみたくないと思って
割り切った結果、
この半年間は関わることすらしなくなって
自ら壁も作っちゃっていたと思う。
ごめんなさい。

きっと、一番寄り添えず、
孤独を生み出していたのは私自身だった。

でも、ロザリオクロスの1人でいられたのは、
みんなが居てくれたから。

パフォーマンスの1つにしても
ひとりじゃ何もできないけれど、
仲間がいたから私は私でいられた。

みんなとだったから
成し遂げられた経験ばかりだし、
どんな記憶を思い返しても、
いつも隣には仲間がいてくれた。

ももちゃん、ひめちゃん、りこぴん、
みむ、ゆわ、ゆりちゃん、もえこちゃん、
みんなと一緒に活動できて、幸せだった。
本当にありがとう😊

これからのロザリオクロス、任せたよ!!!


そして、近藤先生はじめ、
いつも支えて下さったmiuzicのスタッフさん、
TOKAIグループの皆様、メディア関係の皆様、
イケヤの店長坂下さん、音響増井さんをはじめ
私たちのライブを支えて下さった皆さん、
そしてロザリオクロスを
応援して下さっているすべての皆さん…






全ての皆様の支えがあってこそ、
ロザリオクロスは
誰かに夢と希望を
与え続けることができています。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。






ロザリオクロスは、私の人生の軌跡。

22年間生きてきたなかで、
最も濃く充実した、
最高のアイドル人生でした。






みなさん一人一人に出会えて、本当に良かった。

ロザリオクロスの一人でいられて、
本当に良かった。






これまで見てきた景色、経験、思い出、
皆さんからいただいた言葉、
そのすべてが一生の宝物です。






ここから始まる第2章の人生。

ロザリオクロスで得たもの
すべてを活かして修行を重ね、
いつか必ず皆さんのもとへ
返ってくるとお約束します。






だから、ずっとずっと
見守ってもらえたら嬉しいな。

私もそばにいるから😊


IMARI→MIRAI
「君とみるMIRAI」が
輝きますように…💫






またね!🌈✨






                            2019年12月22日
                               ロザリオクロス いまり(完)