S660に
M&MオーリンズダンパーKITと
レカロシートの取り付けのご紹介です。
今回ご紹介致しますのは、
S660に新発売したばかりの「M&MオーリンズダンパーKIT」の
取付けと「レカロシート」の取り付け模様をご紹介させて頂きます。
チューニング好きのユーザー様でしたら、誰もが装着したいあこがれの製品ですね。
ユーザー様は、福岡県在住の方で、
今までに、HONDA車多数乗り継がれていて、
S660以前にビート、S2000などの2シータースポーツにも乗られていた、
HONDAスポーツを愛するユーザー様です。
上記画像は純正ダンパーKITです。
下記の画像は純正ダンパーとの比較画像です。
さて、気になる今回の「M&MオーリンズダンパーKIT」の仕様についてですが、
街乗り重視のセッティングにプラス、ワインディング、スポーツ走行で、
気持ちよくコーナリングできる、しなやかな高品質のダンパー性能を発揮する、
足回りになっています。
詳細は下記の通りです。
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■スペック/仕様書
減衰力調整:DFV仕様伸圧同時20段調整/前後
減衰力設定:専用設定済み
キャンバー設定:ブラケット部純正に準じる。
アッパーマウント:純正を使用
車高調整範囲:可能 F/±0mm~-20mm R/±0mm~-20mm(±5mm)
フロントダンパー構造:倒立式/ネジ式車高調整
リアダンパー構造:倒立式/ネジ式車高調整
有効ストローク:M&M設定
バンプラバー:ウレタン25mm
ショック構造:単筒式
ケース材質:F/スチール(特殊加工)
ピストン径:フロント/40Ф リア50Ф
アッパーマウントスペーサー:フロント/ベアリング式スペーサー リア/アルミスペーサー
スプリング:F/5~6Kg/178mm(直巻き65Ф) R/5~6Kg/203mm(直巻き65Ф)オプション
仕様変更:可能
オーバーホール:可能
想定走行ステージ:街乗り~ワインディング~サーキット
車高調整用レンチx2本
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気になる車高ダウンのセッテイング幅は、
フロント-20mmダウン リア -20mmダウン
バネレートは フロント65φ178-04K リア65φ203-05K
アッパーマウント純正使用
アッパーマウントスペーサー:フロント/ベアリング式スペーサー リア/アルミスペーサー
バンプラバー25mm
1Gダウン量 フロント40mm リア40mm
有効ストローク ------mm
トーイン フロント±0 リア±0
キャンバー角 --------度
などなど、ほか沢山のデーターにより、お客様の走行条件に合ったセッティングを行います。
上記画像は作業前の純正ダンパー装着画像です。
これから「M&MオーリンズダンパーKIT」の装着になります。
下記の画像はフロント側になります。
S660の足回りは純正ダンパーでもダンパーストロークがショートな為に、
ピロアッパーマウントを使用するとかなりダンパーの容量が少なくなるので、
バネレートを上げてストロークを少なくする必要がありますが、
ストリートを重視するS660ユーザー様が多い状況で、
乗り心地は最大の必要条件ですので、バネレートを上げるのには無理があります。
下記の画像はリア側になります。
以上の条件を加味して今回発売したのが、
「M&MオーリンズダンパーKIT」の仕様になります。
ダンパーストローク、減衰力、バネレート、車高ダウンの幅など
S660の足回りの構造に合わせたストリートスポーツユーザーに喜ばれる
適性なな足回りになりました。
上記2点の画像はジャッキアップした画像です。
ダンパーストローク量がお分かり頂けると思います。
上記3点の画像は、前後20mmダウンの車高の状態です。
下の画像は-20mmダウンの「M&MオーリンズダンパーKIT」装着比較画像です。
取り付け後、アライメントを修正してテスト走行です。
現在好評発売中です。
是非、最高の足回り、最高のハンドリングを楽しんで下さい。
完成後のS660の画像です。-20mmダウンの車高により、
より洗練されたデザインになりました。
S660最高の足回りを装着し、こらからのドライビングが楽しみなユーザー様に
お引渡しです。
最後になりましたが、レカロシートの取り付けです。
このタイプは、横幅が大きいのでドアを閉めた時にシートに干渉します。
スライド時にはドアを開けて行う必要がありますね。
ドライビングでの問題は一切ありませんし、さすがのレカロシートポジションです。
以上、今回のS660の作業内容でした。