保健師のめぐみです。

 

 

 

 

 

 

あなたはふだんのイスの座り方って気にしたことがありますか?



ふだんのイスの座り方によっては、
女性ホルモンを出している卵巣や
子宮
を圧迫してしまうって知っていましたか?




今回は、

 

猫背もきれいに見えるようになる!

女性にとって大事な

子宮や卵巣を圧迫しない座り方について、

 

2万人以上の女性の体を診てきた実績がある

KARADAレッスントレーナー奥谷まゆみ先生から教わったことをお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 



私のふだんのイスの座り方は、
自分では気づいていなかったのですが、

猫背のうえに、
ヒールを履いているわけでもないのに、
かかとが浮いてしまう姿勢になっていました…





 

奥谷まゆみ先生のところに行って、
体の観察をしてもらったとき、


「これだけかかとが浮いて座っていたら、
卵巣も子宮も圧迫されちゃってるよ。


こんなに卵巣も子宮も圧迫してたら、
血流が悪くなって冷えちゃうからトラブルも出やすくなっちゃうね。

座り方を見直したほうが生理のトラブルも出にくくなると思うよ」



ということを教えてもらい、

このときになってようやく自分の座り姿勢は
かかとが浮いてしまっていることに気づいたのです。



猫背の姿勢になりやすいのは自分でも自覚があったものの、


「猫背だけじゃなくって、
大事な卵巣と子宮を圧迫していたなんて…」

と、大ショックでした…



言われてみれば、


イスに座った状態で、
かかとを浮かせた状態を意識してみると
足の付け根が圧迫されている
のがわかります。





あなたは卵巣や子宮の位置ってわかっていますか?

 

 

 

 

 


卵巣は子宮の左右の隣に1つずつあり、
足の付け根あたりの位置にあります。


ぬいぐるみだと下のようなイメージです。







つまり、
卵巣は足の付け根あたりにあり、
真ん中に子宮があるということ。



座っているときに、
足の付け根を圧迫するような姿勢になっていると、

 

女性ホルモンを出している卵巣を圧迫し、
真ん中にある子宮も圧迫するようなことになってしまう
のです。



足を組んで座る姿勢は、
足の付け根を圧迫しやすい姿勢だという意識はありましたが、


かかとを浮かせる姿勢でも、
足の付け根を圧迫してしまい、
卵巣も子宮も圧迫してしまっていたなんて…





あなたが座っているときの姿勢は、
足を組んだり、
かかとが浮いた状態になっていませんか?


 

 

 

 

 

 

心当たりがあれば、
あなたの卵巣や子宮も圧迫されて
血流が悪くなっているかもしれません。



卵巣や子宮はただでさえ、
上に腸があるので、
腸に圧迫されやすいです。


そのうえ、座っている姿勢でも
卵巣や子宮を圧迫してしまうと、


血流が悪くなり、
卵巣や子宮が冷えてしまうことに…


卵巣は女性ホルモンを出していて、
妊娠に必要な排卵もしていますから、



冷えてしまうと、
女性ホルモンのはたらきが弱まり、

◎生理がこない生理不順
◎妊娠を希望しているのに排卵しづらくなる
◎女性ホルモンがサポートをしている自律神経のはたらきが弱まり不調がでやすい
◎病気になりやすい


といったトラブルが起きやすくなってきます。


子宮が冷えてしまうと、


生理がきたとしても、生理痛がひどくなったり、
子宮内膜症や子宮筋腫がある場合は悪化しやすくなってしまいます。

子宮が冷えていると、妊娠を希望していても、
着床しづらくなることにつながることも。




ふだんの何気ない姿勢が
卵巣や子宮が冷えることにつながり、
妊娠や婦人科への病気にも影響してしまうのは避けたいですよね。



私の場合は、

定期検査だけで済んでいますが、
子宮内膜症や子宮腺筋症があるので、

ふだんの座り方で子宮が冷えてしまうのは
こわいなぁと思ってしまいました。


あなたはどう思いましたか?

 

 

 

 

 

 

 


私は奥谷まゆみ先生に
子宮や卵巣を圧迫しない座り方を教わって気を付けるようにしています。


かかとだけでも意識して座ってみると、

猫背だった姿勢がきれいに見えるのでうれしいです!

 

 

 

 


あなたの大事な子宮や卵巣が冷えないように、

きれいな姿勢に見えるように
座り方を変えてみませんか?




クローバー卵巣や子宮を圧迫しない、姿勢がきれいに見える座り方



(1)足の裏全体がピッタリと床につくように座る
 

あまりイスのうしろのほうに腰かけない方が足の裏はぴったりつきます。






(2)左右のお尻の真ん中あたりさわってみて、硬い部分があるのを確認します。

それが坐骨です。


坐骨は、↓のイラストの黄色の部分です。





坐骨がよくわからないときは、

イスに座った状態で、左右に体を傾けると、
お尻のどこかで骨が当たる感じがあると思います。





上の写真のように右に体を傾けて

「あ、骨っぽいのがあたった」
と、思ったらそれが坐骨です。


反対側も同じように体を傾けて確認してみましょう。



(3)坐骨がイスの座面にグサっと垂直に突き刺さるイメージで座る


背中がまるまっていたり、お腹が突き出ていると、
坐骨が倒れている状態なので、

坐骨がイスの座面にグサっと垂直に突き刺さるイメージで体勢を整えてみましょう。


坐骨が倒れないように座ると、
骨盤もかたむきません。



(4)足は閉じないで、左と右の足が平行になる幅にしておく





足が大きく開くのはよくないですが、
閉じてしまうのも骨盤がかたむきやすいのであまりよくありません。





 

足を閉じると足の付ねが圧迫されて
下半身が冷えやすくなるので、
開きすぎず、

左と右の足が平行になる幅にしておきましょう。



このように座ってみると、

骨盤で体を支えられるので
あまり疲れないんです。


やってみると座るのが楽になると思います。


坐骨を意識するのがむずかしいときは、
足の裏だけでも意識して浮かないように

足裏全体を床に付けて座ってみてください。


 


はじめは慣れないので
同じ姿勢でいるのはむずかしいかもしれませんが、

だんだんやっていくうちに、
体もおぼえてきて姿勢をたもてるようになりますから、

「あ、姿勢がわるくなっているかも」

と、思ったときは

この座り方になおしてみてくださいね。





参考になったらうれしいです。






めぐみ



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