保健師のめぐみです。

 

 





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四十肩って気になりますか?
 

 

「更年期には女性ホルモンの影響で

四十肩が起きやすい」

 

ということを知っていましたか?

 

 

 

 

今回は、産婦人科医 対馬ルリ子医師のお話をお伝えします。

 

 

四十肩は関節の痛みなのですが、

更年期でよくある関節の痛みの場合は、

 

 

時間がたてば治ったり、

婦人科での治療で症状がよくなることもあるので、

 

整形外科で早めに手術するのが正解とはかぎらないそうです。

 

 

こういうことって知っていましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はくわしく知らなかったので、

「早めに知っておいてよかった!」と思いました。

 

 

40代半ばにさしかかる私も、
四十肩っぽい症状が出ました…
右の肩の関節部分にほんのちょっと気になるぐらいの痛みが。


ふだんからストレッチしていただけに、

「関節っぽいところが痛いってことは
これって四十肩じゃ…。

ちょっとショック…」

と、少し落ち込んでしまいました…



体験してみて初めてわかる四十肩の苦労…

 

 

 

更年期のことについて何も知らないと、

いきなり症状がでたときにあわてたり

不安になったりしてしまいますが、

 

 

「更年期と関節への影響」について
知っておくと、


関節の痛みやへバーデン結節の症状が出たとき、
整形外科で検査する必要はあるとしても、

「婦人科に相談することで解決することもある」

ということを知っているのですから、

1人で悩んでしまわなくて済みます。

 

 

 

産婦人科医の対馬ルリ子医師の著書
「閉経」のホントがわかる本では、


更年期の時期に起きやすい症状として、
「肩、手や指の関節の痛みが起きやすい」


ということでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

40代以降ではだれでも
女性ホルモンのエストロゲンが減りますが、
その影響で関節の痛みまで起きるとは!
 

 

 

あなたは知っていましたか?

 

 

 

私はくわしく知らなかったので、
肩のひどい痛みが出る前に知ることができてよかったです。




女性ホルモンのエストロゲンは、
関節の動きをよくするのを助けるはたらきがあります。




40代以降ではだれでも
エストロゲンの量が減っていくため、
関節の動きも悪くなりやすく、

炎症が起きやすくなって四十肩・五十肩になったり、
手や指の関節の痛みがでやすくなったりしやすいのだそうです。


手や指の関節は痛みだけではなく、
関節の変形するへバーデン結節も起きやすいとされています。



最近ではメディアでもへバーデン結節について
多く取り上げられるようになっているので耳にしたことがあるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 


私の職場の先輩も、
利き手の親指の関節が軽い変形を起こしてしまっていて
整形外科でへバーデン結節と診断されたようですが、

症状が軽いほうだったこともあり、
「年だから仕方がないね」みたいな対応で、
痛み止めのお薬が出るくらいだった
という話でした。



こういった関節の痛みは、
女性の場合、女性ホルモンが減った影響で
更年期の始まりに起こりがちではあるものの、



少し待つと症状がラクになったり、
正しいセルフケアで改善する人もいると、


対馬ルリ子医師は語っています。

 

 

 


婦人科によっては

ホルモン補充療法をするところもありますので、
そのおかげで関節の痛みが完治してしまう人もいる
そうです。



ですから、

40代以降で関節の痛みが出てきたり、
へバーデン結節になったとしても、



それは女性ホルモンの影響で

だれでも出やすい症状で、
少し待つことで落ち着いてきてよくなることもあるから、


整形外科に行って「手術したほうがいい」と言われても
早まって手術をしないほうがいいこともある
ということでした。




実際に、

 

 

 

 

 

 

整形外科で手術をすすめられた女性でも、

婦人科での治療をしていたら治ってしまって
「早まって手術をしないでよかった!」
という女性もいたそうです。



ちょっとしたセルフケアや
婦人科の治療で関節の痛みがよくなるなら、

手術をするとしても痛みが伴うことですから、
早まって整形外科で手術したらお金ももったいない
です。



ただでさえ、物価が高くなってますから、

自然に治るかもしれないのなら、

お金がかかる手術をしないで済むほうがいいですよね。




私の肩関節の痛みが出て

「これって四十肩か、な…?」

と思ったときも、

KARADAレッスントレーナー奥谷まゆみ先生の本で、

「四十肩は関節の動きが悪くなることで痛みが出るから、
できる範囲で関節の動きがよくなることをするといい」



と書いてあったのを知っていたので、

 

 

 

 

 

 

「四十肩になってどうしよう…
もっと痛みがひどくなったらどうしよう…」

と不安は出てきたものの、


「肩が上がらないほど痛いわけでじゃないから、
ほんのちょっとの痛みのまま悪化しないで

治るように肩関節のケアをしよう!」

と、気持ちを切り替えることができました。


気になる症状のことで
1人で悩んでいると
ストレスがたまり、

体の調子も悪くなりやすいですし、
顔もニキビやシミができやすくなることがわかっています。


ストレスでニキビやシミが増えてしまう話
以前の記事でお伝えしたとおり。

 

 




気になる症状が出ても、
対処法があることや、

自然とよくなることもあることを知っておくと、



1人でなやんでストレスをためて
よけいに調子を崩すのを予防できて

明るく過ごせるようになります。


ちなみに、




整形外科では、
四十肩・五十肩のことを
「肩関節周囲炎」と診断し、

肩の周囲の筋肉、腱、じん帯、
関節包、滑液包などの組織が
加齢などで炎症が起きることが出る症状

ということになっています。


参考にした整形外科のサイト

 

 

 

 

 

 

 


医学的にも
四十肩・五十肩は肩関節まわりに出る症状
ということですから、


KARADAレッスントレーナー奥谷まゆみ先生がおすすめしている、
四十肩のケアとして

「肩関節の動きをよくする」

というのは適しているということですよね。



産婦人科医の対馬ルリ子医師のお話によれば、

四十肩やへバーデン結節のような手や指の関節の痛みの対策・ケアとしては、


痛みが強く出ている急性の炎症をしている時期は
病院に行って相談し、安静にして炎症を早く止めることが大事だそうです。



炎症がおさまったら、

そのまま安静のままにしていると
関節が固まって動かなくなってしまい、
また症状が悪化しやすくなるため、

関節をよく動かすことが大事になってくる

ということでした。


手のこわばりやへバーデン結節の場合は、
あきらめずに根気よくマッサージするのが

大事なケアになってくるそうです。

とくに、朝に手のこわばりの症状が出やすいので、
夜のうちによくマッサージにしておくと
こわばりの症状も改善しやすいそうですから覚えておいてください。




では、四十肩の軽い症状が出た私が
実際に肩関節のケアをやってみて

「四十肩の痛みが治ったー!」というケアを

お伝えします。
 

 

 

 

 

 


KARADAレッスントレーナー奥谷まゆみ先生が考案した、

四十肩・五十肩のときの肩関節の動きをよくする、
腕をブラブラさせるだけのケア
です。


このケアはクロワッサンという雑誌のサイトで紹介しています。

 




運動嫌いで体がやわらかくない私は
めんどうなストレッチとかはしたくないタイプですが、

このケアは腕をブラブラさせるだけなので簡単!


四十肩の肩関節の痛みもちょっとだけだったので
やっても痛みが強くなることもなくやりやすかったです。



やってみてすぐに痛みがどうこうなったわけではないですが、
数日やってみたら

「お!四十肩の肩関節の痛みが治ったー!」

と、痛みが消えたので喜んでしまいました。



このケアは

肩の痛みが強めの場合や
肩が上がらない人でも、

下向きになって腕をブラブラさせるだけなので実践しやすいです。


実践してみて痛みが強く出るようなら、

炎症で痛みが強い時期かもしれないので

ムリにやらずに、

対馬医師が話しているように、
安静にして炎症がおさまってから、

できる範囲で
軽くでも数回でもやってみると、


肩関節を動かすことができるので、
四十肩・五十肩を悪化させて痛みがひどくなるのを予防できます。


炎症がおさまっているかどうか、
肩関節を動かしても大丈夫かどうかが気になるときには、
整形外科に行って相談してからのほうが安全
だと思います。


整形外科の中には、
四十肩・五十肩になったときに、

積極的なリハビリの運動をする時期について
わかりやすいグラフで解説しているところもありましたので参考にしてみてください。

船橋整形外科 市川クリニックのサイト

 

 




また、四十肩・五十肩のときには
痛みで寝られないのと、

寝る姿勢によっては痛みがひどくなりやすいので、

寝る姿勢を工夫すると

痛みもやわらぐそうです。


四十肩・五十肩で寝るときに

痛みが悪化しないための寝方については、
わかりやすいイラストの解説がある日本薬師堂のサイトを参考にしてみてください。


 

 

 

 

新刊の本では、

更年期でどんな症状が出やすいのか?

どんな治療法があるのか?

最近になって認知されてきたオマタまわりの気になる症状についても紹介しています。

 

 

 



参考になったらうれしいです。

 

 




めぐみ



12回目の重版しました!
保健師めぐみが監修した
女の子の生理や胸のギモンがわかる本

 

 




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