保健師のめぐみです。










豆乳に興味があったり意識して飲んでいますか?




豆乳はヘルシーなイメージや
女性ホルモンと似たはたらきをする
大豆イソフラボンがとれるというのでおすすめされていることもありますが、


体質やそのときの体調によっては、

◎子宮が冷えやすくなって下腹部痛が出たり不正出血がでることがある
ということを知っていますか?





今回は私自身が、

「女性ホルモンと似たはたらきがある
大豆イソフラボンがとれるから豆乳を使ってみよう!」
と、試してみた結果、



「お腹が冷えて痛い…
しかも不正出血まで…」



という経験をしたのでお伝えします。
 

 

 






豆乳には大豆イソフラボンという成分があります。



大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たはたらきがあるといわれていて、

「女性ホルモンのことが気になるなら
大豆イソフラボンがとれるものを食べてみましょう」

と話す専門家もいます。





「女性ホルモンのことが気になるから、
大豆イソフラボンがとれる食べ物をとったほうがいいかな。


豆乳はヘルシーなイメージがあるし、
大豆イソフラボンがとれるなら試してみようかな」


と思う人もいますよね。



私もそうでした。





私は豆乳をそのまま飲むのは苦手だったので、
あたたかいスープにして試してみたのです。




料理が苦手でめんどうに思うタイプの私は、


「あたためた豆乳にじゃがいもをすりおろすだけ。
味付けは塩コショウお好みでOKなじゃがいもスープ」

を作って飲んでみることに。



「簡単なスープだけど、おいしい!
これなら苦手な豆乳を飲めるから続けられる!」


と、豆乳が飲みやすかったのでその後も何回か作ることにしたのですが…
 

 

 

 

 

 


「…なんか、最近、お腹が急にきゅ~っと痛くなって
不正出血も出るな…」
という症状が出るようになってしまいました…





私はあまり不正出血が出るタイプではなかったのに、

病気ではないだれでも出ることがある
排卵期の出血の時期以外にも、


「お腹がきゅ~っと痛くなって少量の不正出血が出る」
というのが続くようになったので、


「これって病気なのかな…」と。


ちょうど婦人科の定期検査があったので
内診や超音波検査をしてもらったところ、


医師からは、

「子宮も卵巣もおかしいところはないから、
ホルモンの影響かもしれないね。
様子をみましょう」


ということでとくに問題はありませんでした。




それでも、
「お腹がきゅ~っと痛くなって不正出血が出る」
という症状が出るわけで…



あるとき、食養生の本を読んでいたら、


「大豆は体を冷やす作用があるので、
女性は体を冷やしてしまうから注意が必要。



夏に豆腐の冷やっこを食べるのは体を冷やす効果があるから。
大豆の冷やす作用で血尿が出てしまうこともある。


大豆は発酵すると体をあたためる食べ物に変わって
タンパク質もとれるので、

大豆を食べるなら発酵しているお味噌で
あたたかいみそ汁やお鍋で食べるほうがいい」



といったことが書いてありました。
 

 

 

 

 


「え?! 大豆ってヘルシーなイメージがあるのに
体を冷やすの?!

夏に豆腐で冷やっこを食べるのって体を冷やす作用があるからとか納得…」




と、私は大豆の冷え作用があることにびっくり。




あなたはどう思いましたか?
 

 

 

 

 

 



そして、私はふいに、


「ん? そういえば、
「お腹がきゅ~っと痛くなって不正出血が出る」症状がでるときって、
豆乳のあたたかいスープを飲んだあとだったような…」



と、豆乳と不正出血の関係性がありそうなことに気づきました。





「お腹がきゅ~っと痛くなって不正出血が出る」


というのは、


子宮が冷えているときに、
冷えでギューっと収縮して出血しやすくなるパターンの症状でもあります。





体が急に冷えてしまうと、
子宮も冷えてしまい、

その冷えでギューっと収縮してしまうと、
病的ではない不正出血が出ることもあるのです。



私は以前、冬にものすごく寒くて体が冷えたときも、
子宮がある下腹部痛が出て少量の不正出血をしたことがあるので、


「お腹がきゅ~っと痛くなって不正出血が出る」
という症状は、病的ではないパターンのこともある
ことは知っていました。






「もしかしたら、私の体だと豆乳をのむと冷えすぎちゃうのかな?」


という推測にだとりつき、
女性ホルモンのためにと飲んでいた

豆乳スープを飲むのもやめてみることに。

 

 

 

 

 

 



豆乳をやめたら

不正出血はその後パッタリでなくなりました。




婦人科の検査でも問題なしだったこともふまえると、

 


食養生の本にあったとおり、

発酵していない大豆製品を使った豆乳では、

私の場合は体が冷えて子宮のまわりも冷えてしまい、
きゅ~っとお腹が痛くなって不正出血が出ていた



という答えを導きだしました。




「女性ホルモンのためにと思って
豆乳を試してみたけど、

不正出血が出るくらい体に合わないなら

もうのむのはやめよう」


と決意して、私はそれ以来豆乳はのんでいないです。



豆乳ラテも気になっていたんですけど、
また「お腹がきゅ~っと痛くなって不正出血が出る」と思うと
とても飲む気にはなれないですね…




私のように、


女性ホルモンのためにはいいとされている、
ヘルシーなイメージもある豆乳でも、

体に合わずに不正出血が出るということもあります。




食べ物は、

人それぞれ体質がちがうので、
だれにでも安全な食べ物というのはあまりない



です。



また、今までは平気で食べていたものでも、
年齢を重ねてあとから体質に合わなくなってくることもあります。





「豆乳は女性ホルモンのためにいい」とされていますが、


豆乳を飲んだあとに

下腹部痛が出たり、
不正出血が出るようなら

「あなたの体に合っていないかもしれないので、

飲むのを休んで様子をみたほうがいい」


ということを、



大事なあなたの体のために覚えておいてください。





参考になったらうれしいです。







めぐみ



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