こんにちは、おっさんです。



夏ですね。

さいたまでは、暫くまとまった雨は降っていません。

特に中部、四国では水不足が深刻化しているとの事、

ゲリラ豪雨と、うまい事バランス取れないものでしょうか。



夏の休日は、なんとなく高校野球を見てしまいます。

選手ごと、チームごとに様々な背景があって、

それぞれの想いが不思議な化学反応を起こして、

試合の流れや結果を作っている気がします。

東北のチーム、特に岩手は、NHKドラマ「あまちゃん」の

舞台と言う事もあり、応援していました。



そんな高校野球で、とても残念な事件がありました。

東北への応援が集まる中、岩手の花巻東高等学校が、

試合中、攻撃の際に相手キャッチャーのサインを盗み、

バッターに伝えていたのです。

ニュース  鳴門の捕手訴えた「露骨にやってたんで」
ニュース  花巻東監督「サイン出すなんてことない」

動画 (0分19秒の辺り)


ニュースでは「疑惑」なんて報じられていますが、

試合中盤からずっとランナーがサイン出していました。

主審が注意した時点で、事実確認はされています。

つまり、既に疑惑ではないのです。

上の動画でも、投手が足を上げるタイミングに合わせて、

2塁ランナーが「ストレート・インコース」のサインを出しています。

余りに酷いです。

花巻東の佐々木監督は、スポーツマンシップではなく、

盗み方と嘘の付き方を教えたのでは、と勘繰りたくなります。

卑怯な手段に気付きながら、結果として逆転負けしてしまった

徳島県立鳴門高等学校の選手たちは、さぞ無念でしょう。



そもそも、サインを盗んでいた事が発覚しても、

ルール上罰則はありません。

しかし、そのルールは「正しい」のでしょうか?

鳴門高等学校の選手たちを「負けチーム」と呼ぶことにも抵抗があります。

それ以上に、花巻東を勝者と呼ぶ事は、私には出来ない。

判定が下された以上、出場資格がないという解釈で、

発覚した時点で即試合終了で良かったのではないかと思います。



久し振りに「本当に汚い、醜いものを見た」思いです。

話題の安楽投手との対戦の時も当然、

同じ事があったのではないかと思います。