前回はアタリないわ、船外機壊れるわと散々の釣行。
船外機はもう寿命かなと思ってたのでスペアは準備あったので換装。
で出撃!

なんですが、期待薄。
恐ろしい事に今年に入ってまだキャスティングでロウニンアジ釣れてないんですが、これはしばらく続くかと。

というのもライバルの増加。
私自身も南西海域でルアーアングラーに出合いましたが、FBやYouTubeでも閲覧履歴や位置情報からか、関連コンテンツとして流してくるの。

そういう私が普段やってる釣り場での動画や投稿増えているんですわ。

まあ経済発展でそういう人が出てくるのは当然ですが、
ロウニンアジとかをオールキープしてるのを見ると…

そら釣れなくなるわな。

かと言って新しいポイントもねえ…

つうことで、彼らのまだ手の届かない深場のジギングに新天地を求めるしかないかと、南西海域へ

まずもう何年も釣れてない灯台島
潮がトロトロで当然ながら何もなし。

箱島も見た感じはええんですが、アタリ無し。

そこで山羊島へ。

潮が動いているのかどうかよくわからない状況。でも船が流されるのでジギング開始。

この日は3号タックルをいつものFCB64JIGでなくFCB63JIGにしました。
このポイントは64JIGでも釣ってきましたが、なぜか63JIGの方が相性が良いので

その硬さを利用してジグを無理矢理動かす、スピードとトリッキーなアクションで反射食いをさせる64JIGよりも、その曲がりを活かしてスムーズにジグを上げてフォールで食わすスローピッチに近い63JIGの方がここは良いのかもしれません。

その63JIGにこないだジャカルタで買った、オーナーが潮止まりに強いといってたキールの有るジグを使って、フワフワとしたアクションでそこ近くを探ってるとバイト!

63JIGは64JIGより破断強度あるので初期ドラグはちょい高めの7kg
それでも少し出された。
それを指ドラグで止めて、リフトしていく。
硬い64JIGは魚の向きをコントロールしやすく、強度のある63JIGはロッドをぶち曲げてのリフトが安心してできる。

何度か反転するので、これはロウニンアジじゃないかと推測。
少し浅い(70m)けど、カンパチだったら良いなとも期待。
浮いて来たのは。

赤いのでした。
良いサイズだけど、オオクチハマダイでなくオオクチイシチビキの方。
こっちでこのサイズは久々。
というよりグッドサイズかもしれない。

よし追撃!となるが続かない。
潮はどんどん動き出すが、いつもと逆。

ここで深場ポイントへ移動。
FCB46JIGと50JIG両方にヘビージグをつけてしゃくる。
ラインは結構斜めになるが、200m以上でもちゃんと着底出来る。
美味しかったオオアカムツこい!とシャクリ倒すがなにもなし。

で、鮫島に移動。

着いたら潮がまだ動いてないので少し投げて要塞ポイントへ移動。
ここでもなにもなくて鮫島に戻る。

するとついに潮が動き出し、ベイトも浮き出したので投げ倒すが…
なにもなし。
まあ予想通りですな。

ベイトボールに打ち込んで掛かったイスズミのみ。

潮はまだ動いてるが、キャスティングで粘る気力も失せて、この潮で深場攻めてみようとあのポイントに戻ることに。

いつもどおり西から東の潮なので、西側の250mの水深からスタート。
そこから駆け上がって200〜210mの瀬になる。

まずは46JIGのロンボク製のショートジグ600gでスタート。
ラインを270mほど出して着底。
船が潮と上手く同調出来てるのでほぼ真下に沈む。
そこから50mほどシャクって魚探をみる。
210mほどなので、さらにしゃくって出してるラインが180m位までしゃくり再フォール。
着底したら50mほどシャクって再フォール。これを3回ほど繰り返すと瀬が過ぎてる。
でもアタリなし。

もう一度潮上に戻り、少し南側を流す。
今度は50JIGにKY.Lの580に変えて大きくしゃくる。

しかし何もなし。
やっぱあかんかと思うが、もう一度試そうと一回目と二回目の流したラインの真ん中を流す。
46JIGにジャカルタで買ったロングジグ

着底してシャクリ、またフォール。
次の着底で底質が何かしりたくて底を叩くが感触がない。
砂か泥か?
そこから大きくシャクるとグッと重くなる。

やったあ!

執拗にフッキングを入れて、リフトにかかる。
こんくらいディープになるとサイズがわかりにくいが、
46JIGが殆ど曲がらないから、あんま大きくないだろう。

でも何度も反転するので、小さいハタではない。
オオクチハマダイかな?
もしかしたらオオアカムツ?

慎重に慎重に上げてくる。
一度腰だめにしてリフトしたが、テンション失いかけてたので脇だめにして、128mmハンドルを活かしてリーリングで浮かす事にする。

浮いて来た魚は予想通り赤いが…
あれ?思ってたより大きい?

なんとハマダイ。
この尾びれの長さからオナガとも言われるこの魚は美味しくて超高級魚とも。

私も今まで釣ったことなく。
釣ってみたかったが、300m以深で釣るので自分には無理かなと思ってたが、ティモールやアロールでやってる同僚が何回か釣ったとか、FISHERMANの鈴木さんがバリで釣ってもいたので、もしかしたら機会が有るかなと思ってもいたが、ついに!

これで満足してロッドオフ。

で、そのハマダイのお味は

サラサラした肌理の細かい肉質で、それでいて柔らかすぎなく歯応えもある。
上品な脂ののりで、こら高級魚とされるわと納得の味でした

やはりスーパーディープジギング!