出所からひと月近く経ちました。一時は突然のTwitter復帰で心配された方も多いと思いますが、その後は平穏に暮らしているようです。あの時は環境の激変で舞い上がってたんでしょう。

 

まず住むところですが、NPOとかの援助のもと生活保護可の物件を無事借りることができ、コアラのような劣悪施設ではなく、普通に一人暮らしを始められたようです。お金ですが生活保護は申請したものの、本人も忘れていた預貯金が出てきて一旦却下されてしまったとのこと。しかしたいした額じゃないので、すぐに家賃や食費で尽きてしまうでしょうから、そしたらまた申請する感じになるようです。

 

病院にも行っていて、急な断薬にならないようちゃんと薬を処方されているようです。ただDの場合は普通の鬱というより、拘禁症状や生い立ちや悪い友人(我々のことですね!)や色々な要素が絡んでいると思うので、薬を出すだけじゃなく丁寧に話を聞いてくれる医者やカウンセラーに出会えるといいのですが。

 

川越からは住民票も移しており、どことは言えんが書類上も正式に転居し居住地を得られています。まさに恒産無くして恒心無し、最低でも住む所が出来たので穏やかに暮らしてほしいと思います。当職の家からはちょっと遠いのでその後会ってませんが、近くにはリアルで会える人もいるようです。実生活は彼らに任せっきりになっちゃってますが、当職含めネットで助言をくれる人も引き続きいるので、以前のような孤独な状態ではないと思います。連絡を取りたい方おりましたら、引き続き当職が取り次ぎますのでメールください。カラケーのDのスレは見てるみたいなので、返事が必要なければスレに書いていただいてもいいと思います。

 

まだ一か月なので落ち着いたとは言えないかもしれませんが、今のところ全体的には順調かなと思います。中長期的には、ネット上でもいいので、恒心以外の居場所を見つけられることを祈ってます。

早朝あいにくの雨模様でしたが、当職一行が待つ正門まで見送り?の刑務官さん数人に付き添われて出てきたDは、ドラマで見るような「ありがとうございました!もう来ません!」みたいな仰々しい挨拶をして無事シャバに戻ってきました!

車を出してくれた人のおかげで足に困ることもなく、刑務所の人からも「市役所の福祉課に話を通しておいたので行くように」と言われていたそうなので、とりあえず言われたとおり相談に行きました。生活保護についてとか、保護観察ではないけど出所者が困った時の相談先とか、だいたい想像通りの話でしたが、一応出所後のサポートが無いわけではない事を説明くらいはしてくれるんだな…という感じの対応でした。

ただ、車を処分するために必要な印鑑証明と、今後の通院に必要な国保への加入は、確かに住民票的には川越市に登録があるけどもう居住していないことは明白なので、名実ともに居住地を決めてから改めて申請してくれと断られてしまいました。通院は一旦自費になりますが、領収書があれば後日国保に加入して返ってくるようです。なお松戸東さんには悪いけど眉毛轢殺MMDでお馴染みのプリウスはもうしばらく放置される模様。

ちょうどお昼くらいになったので、当人の希望でみんなで中華を食べに行きました。塀の中では麺類が出ても啜って食べてはいけないんだそうで、そういう意味不明の様々な禁止事項が刷り込まれているDは、秘境の地から街に出てきたアニメの主人公みたいでちょっと笑いましたが、改めて世俗から隔離された所に長いこと監禁されていたんだなあと不憫にも見えます。久々のシャバのごはんを、ハンチョウの大槻みたいに本当に美味しそうに食べていました。

みんなが心配している今後の生活ですが、当面は生活保護に頼ることになる予定です。「生活保護物件」等でググると出てきますが、世の中にはコアラのような悪徳タコ部屋貧困ビジネスではなく、生活保護の人でも住める民間の賃貸物件を扱う不動産屋と生活保護の申請をサポートする慈善団体が組んでいる所があります。生活保護はワケありの人が多いものの、ある意味収入が安定しているので、貸す側としても生活保護が受給できるよう手伝ってくれるというわけです。
とはいえ構造的にはコアラも同じなので、信頼できる団体か見極める必要があり、そういう方面に強い方とお会いしてお手伝いをお願いできることになりました。当職は会食後離脱しましたが、今日か明日にもDとその方が一緒に相談に行き、部屋を紹介してもらい、生活保護の申請にも同行してもらえる手筈となっています。即日入居は無理でも多少の現金があるので、今日明日の寝泊まりや交通費なども不自由しないと思います。同時に精神科を探したりもしないといけないので忙しいですが、一人で放り出されて自暴自棄になっていた昔のことを考えると、それよりはだいぶ安心できる体制が出来て本当に良かったと思います。

手続き的なことはそんな感じです。Dの様子ですがすこぶる元気そうで、出所者にはありがちらしいですが、急に自由になってはしゃぎすぎでは?とちょっと思う場面もあるほど。しかし調子に乗ってまた悪い事したり、恒心に表立って戻ってくることは無いと思います。スマホとネット環境はあるのでカラケーを見るくらいはすると思うので、アドバイスや応援メッセージなど書き込んでもらえれば伝わるんじゃないかな? 私信が必要でしたらしばらくは当職が取り次いで、本人と相談のうえ直接届くメアドなど教えることができると思います。久々の娑婆ですがネットも超久々なので、今ごろピコピコハンマーで殴られる尊師のyoutubeを見て驚愕してそうですね…

まだまだ心配な事はたくさんありますが、そんな感じで連絡係としての当職の役目はひと段落したと思うので、今後はフェードアウトしたいと思います。Dにも当職にも今まで応援のメッセージなどたくさんいただきありがとうございました。とりとり

 

 

 

出所の日まであと2週間を切りました!

コロナ緊急事態宣言が出てますが、去年と違い今回は面会の制限はされていないようなので、出所の日の打ち合わせを兼ねて最後の面会に行ってきました

 

塀の中では髪型は全員丸刈りなのですが、出所が近い人は髪を伸ばしていいんだそうで少し伸びていました。

あとカラケーにも薬の件で少し書いたのですが、改めて確認したところ、出所の時に1週間分くらい持たせてくれそうとのことでした。紹介状のようなものも書いてもらえるそうで、娑婆でどこか通院するのにも困らないと思います。前回は心配させるようなことを書いてしまいすみませんでした。あとは良い病院が見つかるといいのですが

 

住み込みの仕事は未だに未定、というかやはり期待できないようです。現金が多少あるので、しばらくはビジホかネカフェを拠点に役所で手続きしたり、精神科にかかったり、車を処分したりしながら、役所や民間の支援団体などに相談に行く感じになると思います。お金が尽きるタイミングで生活保護をもらって一人暮らしができるとベストですね。いずれは働くにしても、今はゆっくり治療が必要だと思います

 

出所の日は何人かで出迎えに行く予定です。あまり詳しくは書けないと思いますが、皆さんも安心できるような報告ができればと(間)思います

 

コロナでまた緊急事態宣言が出そうと聞いて、去年の緊急事態中は面会が一律中止になっていたので、急いで行ってきました。出処まであと1か月と少しになり、当職が面会に行くのも来月のあと一回になります

新しい情報としては、出所者に社宅付きの仕事を紹介してもらえる制度?があるんだそうで、それに申し込むと言ってました。もちろん必ず雇ってもらえるわけではないので、出所してすぐの寝泊まりする場所が無い可能性は引き続き高く、どうなるか直前までわからないとのこと。あと精神科に入れられるかもという話は、多分無さそうと言ってました。となると薬が心配なのですが、いま処方されている薬を少し貰えるというような親切な制度は無く、早急に精神科にかかる必要がありそうです

いずれにしても、出所の日はすぐ川越の市役所などに相談に行って、生活保護とか、住まわせてくれる施設とか、すぐ診てくれる精神科とかを探す予定です。その前に出迎えのみんなで食事くらいは行くと思いますが
とりとり

備忘用URL
https://bigissue.or.jp/wp-content/uploads/2020/06/tokyo_guide2006.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatsuhogopage.html
https://www.toben.or.jp/know/iinkai/jinken/cat188/post_19.html

 

あけましておめでとうございます

Dの出所が来月半ばといよいよせまってきました

出所後このブログは、たまーに思い出したように元気らしいよと安否だけ報告するような所になってほしいと(間)思っています

早くいろいろ落ち着くといいのですが

 

しかし早速悲報なのですが、出所後に行くアテがあるらしいと書いたのは当職の思い違いで、今後も継続的に関わってくれるけど、住む家まで用意するのは難しいっぽいです。いろいろ詳しくは言えないこともあり、隠しごとをしながら各方面と調整するのは当職苦手なのですが、そういうわけで出所してすぐの寝泊まりする所の心配は解決していません

行く所が無かったら、とりあえずうちに来てもいいよとは言ってあるのですが、うちも狭いしお互い落ち着かないと思うので、早急にどこか施設なり借りれる部屋なり探さないといけないです。以前とある慈善団体?に相談してみたことがあるのですが、本人が相談に来ないことには何とも言えないというような対応でした。確かに、今度出所する人を住まわせてほしいと言われても、いいですよと確約できるような所はそうそう無いですよね…

 

それからD本人から手紙で聞いたのですが(これ書いても大丈夫かな?)、出所してすぐ精神病院にぶち込まれるかも、とも言ってました。刑事事件としてはもちろん服役が終われば自由なはずですが、塀の中で死のうとしてたこともあったので、措置入院か何かで強制的にぶち込まれることは制度上ありえそうです(aiueo700みたいに!)

今現在も睡眠薬と抗鬱剤か何かをたくさん処方されてるようなので、薬を急にやめたらよくないとも聞きますし、まともな治療をしてもらえるならどこか入院させられるのも悪くないのかも。措置入院なら公費でしょうし、刑務所より環境が悪いってこともないでしょうし

 

ところで最悪どこにも行き場所が無いようだったら、最近妙に擦り寄って来ている当のあの弁護士に頼るのもありかも?と思ってたのですが、悪意なく接触してきただけの教徒を無自覚に晒した先日のツイートを見て、これはガチで関わっちゃいけないやつじゃん…と思い直しました。何の関係も無さそうな籠池の獄中生活を手伝って人権派を気取るわりには、自分がきっかけで何年も服役することになった若者の身を案じたりはしない人のようですしね

 

 

出所まであと50日くらいになってきました。今年もいろいろありましたが、Dもまあとりあえず生きているしもうすぐ出てこれるというわけで、一年間最低限なんとかなったかなと思いますを

 

出所後のことを心配してる方も多いと思いますが、以前書いたようにお世話になれるアテができたと聞いています。ちょっと詳しくは書けない話なので漠然としててすみません

で、その方もおそらくこのブログ読まれてると思うんですが、直接コンタクトを取ったことがないので詳細は当職も知らない部分が大きいです。出所の日に出迎えにも来てくれるとDから伝え聞いていますが、当日朝はバスも無いし駅から遠いので、よかったら車で一緒に行きませんか?まだここを見てたら連絡いただけると幸いです。連絡先はトップページの上のほうにリンクがあります

 

ではでは良いお年を。とりあえず取り急ぎ

今度は出れたので何だろうと思いながら話を聞いたところ、松戸東署に放置されているDのプリウスの件でした。Dさんもうすぐ出てくるけど、今度こそ引き取ってくれるんだよね!?って言ってましたを

 

当職の記憶が確かなら、「警察北」「出たくないw」の頃から放置されてると思うので、松戸東さん的にも相当邪魔だったんでしょうねえ…

未だに検察が関わってるとは思ってなかったので、てっきり最近の爆破予告関係で話聞かれるのかなとビビってたのですが杞憂でなりよりでした

お騒がせしてすみません・・

出所まであと2か月ちょいとせまってきました。川越少年刑務所は最近待合室など改装して多少綺麗になったのですが、なんと房内にも暖房を取り付ける工事が行われているそうです。ですが稼働は次の冬からとのことで残念がってました。あ、塀の中の事はあんまり書かない方がいいらしいんですが、法務省も人権に配慮した改善をしているんだなということで。

 

ちょっと前に懲罰くらってたのは突発的に何かやらかしただけで、基本的にメンタル含め今はわりと元気なようです。それで皆さん心配している出所後のことですが、具体的には言えないのですが継続的にお世話になれそうな話がほぼ決まっているそうです。それもあって今は前向きに出所後のことを考えてるみたいで、世間から隔離されすぎたので新聞を自分で買って読んでみるつもりだと言ってました。塀の中でも新聞は回覧されて読めるのですが、一人15分ほどしかないんだそうです。ちなみに新聞で阪大院生逮捕の件は知ってましたが、拘留満期で再逮捕されてることは知らなかったみたいでした。

 

ちょっと関係無い自分語りになりますが、先日当職の携帯に03-3592-5611から不在着信があり、ググってみると東京地検らしくてさすがにちょっと驚きましたを 当職はDと文通をしていただけで浜松中央署に共犯と疑われてけんまされた事があるので、電話番号の割れてる教徒ということでフクヤマ師関係で何か聞きたかったのでしょうか。折り返したら「これは代表番号なので担当検事がわからないと繋げない」と言われたので、結局何だったのかわかりませんが。

 

そういえば例のMMDでよく轢殺に使われる白いプリウスは未だに松戸東に放置されてるらしいです。長期間放置されたハイブリッド車って動くんですかね??

 

ちょっと前に手紙が来ていて、また何かやらかして懲罰になりそうと書いてあったので、行っても会えないかな?と思いつつ行ってきたのですが、今日はまだ大丈夫だったみたいです。シャバのイメージだとすぐ懲罰房にぶちこまれそうに思いますが、塀の中でも一応取り調べとか審査?とか経た上で懲罰になるんだとかで、明日あたりから一週間ほど懲罰になるらしいとのこと。面会に行っているのは当職だけだと思いますが、他の方にも中から手紙を送れなかったりすると思います。外からの手紙や差し入れは影響なく届くそうです。何やらかしたのかはあまり詳しく書かないですが、相変わらず衝動的にヘラってしまうような事はあるみたいですね。話してる感じではわりと元気そうでしたが。

 

出所まであと3か月くらいということで、そろそろ指折り数えて出れるのを待ってる日々のようです。以前のように出所したら死ぬとかいうような事は最近ぜんぜん言ってないので、そこは大丈夫だと思います。出てすぐ使えるPCある?とか出た後のことを考えているようなので、それなりに希望を持って過ごしているのかなという印象です。悪いことには使わないけどtailsを入れたUSBメモリを用意しておいてほしいとか言ってましたね…大丈夫なのかな?

 

塀の中でも新聞は読めるので、先週逮捕された例の人については紙の新聞でも大きく報じられたようで把握してました。ゆゆ某についても他の人からの手紙である程度聞いているようです。手紙や面会では一応恒心ネタは刑務所的にNGらしいので避けるようにしていて、面会室ではDの隣で刑務官さんが何かメモしながら無言で聞いているので「(これ話して大丈夫かな…?)」と思いつつ話をする感じなのですが、お察しの通り捕まったのは恒心でゆゆ某名義で爆破予告してた人だよと話しました。新聞ではやっぱりTorを破られたような報道をされていたらしく、実際にはおそらく生で何らかのSNSを使っていて、強要未遂で逮捕されて押収されたPCから何かの痕跡が出てきたらしい、と教えると「そんな程度の別件で逮捕されるんですか…」との感想。話の流れ的に某スクショ罪で逮捕された人の話なんかもしたら驚いてました。恒心トークで盛り上がってしまい、例の弁護士はその後また本を出したりしてるんですか?と聞かれたので「本といわずテレビとか…youtubeとか…」と教えてしまいました。「炎上弁護士」出版以降の事はほとんど伝えてないので、ふざけたゲーム実況動画や生配信もしている事はまだ知らないと思います。というわけで一応脱恒するとは以前言ってたし、出所しても以前のように活動することはないと思いますが、界隈への興味は変わってないみたいですね。


これ前にも書いたか忘れたんですが、以前アポ無しで面会に行ったら当然追い返されてしまったという方から最近連絡をいただいてまして、まずはDに直接手紙を書いて面会できるよう手配が必要だよと伝えてありました。それで手紙を出したら「面会できるよう申請しておいたよ」と返事があったそうで、一人だと心配なようだったので当職がご一緒して二人で川越に行きました。ちなみに面会は一度に3人までできますが、当職が連れてきたというだけではダメで、同席する人全員が面会を認められている必要があります。

しかし受付を済ませ待っていたところ、刑務所的には入所前からの交友が無さそうと判断したので会わせられない、とまた断られてしまいました…。当職も詳しく知らなかったんですが、D本人からこの人は面会できるようにしてほしいと届け出て、受理されても必ずしも面会できるわけではないようですね。川越とかいう都心から離れたふざけた田舎で、しかも駅から結構遠い所をわざわざ行ったのに残念な結果になってしまいました。というわけで今日はまた当職だけ面会してきました。

その人の面会の可否はDも把握していなかった様子で、いつものアクリル越しに現れたDは、あれっ一緒に来てくれたんじゃないの?と不思議そうにしていて、なんかやっぱり旧知の仲じゃないってことでダメみたいよと伝えると残念そうでした。刑務所は一応制度的には更生施設ってことになってるので、更生になりそうか否か、また親交が途絶えないよう旧知の間柄なら面会できる、というような決まりになっているようです。ただ結構ケースバイケースで、また他の刑務所とは違ったりもするようですが、まあ場所が場所なだけに文句を言っても仕方ないので、ダメって言われたらそうですかと帰るしかないですね。ちなみに以前にもとある方と一緒に面会に行ったことがあるのですが、そういえばその人は大丈夫でしたね…以前から連絡くらいしていたのかも。残念ながらその方は事情により最近は音信不通になってしまいまして、現在定期的に面会に行っているのは当職だけのようです。また前述のように旧知の仲でないと今から願い出ても面会できるようにしてくれる可能性は低そうなので、引き続き当職が月イチくらいで通うしかないようです。出てこれるのが来年2月なので、あと数回になりそうですが!

そうそう、給付金10万円は無事現金書留で受け取れたようです。出所して生活を立て直すには十分な額ではないですが、無一文で放り出されるよりはずいぶんマシだと思うので、いやーほんと長い道のりでしたがちゃんと貰えてよかったです。中での生活は相変わらずで、独房で紙をちぎるだけの仕事をする毎日みたいですが、最近他にも文通で心の支えになってくれる人がいるようで、精神的にもまあまあ元気みたいです。今はちょうど過ごしやすい季節だし、次の冬を越さずに出てこれるので元気にしていてほしいと()思います