かつて、秋田県の田沢湖で、湖の中で黄金に輝く「辰子の像」を見たことがある。今回、十和田湖(西湖)で、「乙女の像」を見るまで、辰子像の残像のせいか、湖水にあるものだと思い込んでいた。
実際は、湖畔の浜に、高さ約2.1メートルと立派なブロンズ像だった。詩人で彫刻家の高村光太郎の最後の作品だ。
裸婦が二人向い合い、手を重ねている。なんだか微笑ましい幸せを感じる。
乙女の像の近くに十和田神社⛩があり、お参りしてきた。なんでも、千年を超える歴史を誇る東北屈指のパワースポットだそうだ。恐山と並ぶ東北二大霊場との事。807年に、坂上田村麻呂が創建し、大和武尊と湖の主である青龍大権現が祭られている。
その横には、開運の小径があり、風の神、火の神、金の神などが並んでいる。御利益があるかな。
いままで知らなかったけど、十和田湖は、火山がなせるカルデラ湖で周りは山で囲まれていた。半島が二つあって、東湖、中湖、西湖と別れる。地図で見るとインベーダーゲームのインベーダーに見える。(笑)