12歳女児が大活躍



古き良き時代
人々は繁栄と平和のみをむさぼり続け
おそらくこの先も不安な日々は来ない
そう誰もが思ったに違いなかった・・・



反映と平和の裏には必ず邪悪なる者がいる
人々の繁栄を拒み平和を堕落という



闇の力を蘇らせ、堕落したこの世を創世し直そうとする者が集まった



いずれも笑みを浮かべて、この世の創世に期待を膨らませているのである



百年の後
再び邪悪なる者が復活したのである


その者はコウモリに、狼に、そして霧に姿を変え、主に夜を好んで行動する
若い女性の血を吸い、永久の生命を保っている者


悪魔城の城主
邪神の神
ドラキュラ伯爵の復活であった




ドラキュラの復活に呼応するように魔物たちが現れ、人々を襲い始めていた。



ベルモンド家の末裔リヒター・ベルモンドは、先祖伝来の聖なるムチを手に、悪魔城へと向かった。



悪魔城へと向かうさなか、ドラキュラ伯爵の腹心である死神に襲われる。
辛くも撃退することができた。



リヒターは聖なるムチのほか、斧や短剣などのサブウェポンも使用できる。
サブウェポンは道中で手に入るハートを消費して発動する。



炎燃え盛る街を通り抜け、リヒターは城内へと侵入した。



城内には囚われた4人の女性がいる。
彼女らを救い出すのも目的の一つ。
巨大なベヒーモスに追われた先で、一人目を見つけた。



彼女の名は、マリア・ラーネッド。
ベルモンド家の遠縁にあたる。
幼いながらドラキュラを倒すために城へやって来たところをつかまったという。



救出することでプレイキャラクターとして選択できるようになる。
リヒターより防御力は低いものの、2段ジャンプやスライディングなど独自のアクションがある。
初心者向けのキャラクター。



以降はマリアを使用しプレイすることに。
格段に攻略スピードが上がった。
特にボス戦では圧倒的優位さを見せる。



隠された通路を進み、テラとイリスの二人を発見した。



残るはマリアの姉で、リヒターの恋人でもあるアネットのみ。
彷徨ううちに死神と遭遇してしまう。



多数の小さな鎌を飛ばし、さらに大きな鎌で切りかかってきた。
しかしマリアの敵ではない。



暗黒神官シャフトとも戦うことに。



シャフトの前に、ジャイアントバット・メデューサ・ミイラ男・フランケンと連続で戦わなくてはいけない。



最後にシャフトとの戦いとなるが、やはりマリアの敵ではなかった。



魔物の隠し持っていた鍵を見つけ、閉ざされた部屋でついにアネットを見つける。



一緒に逃げようという姉の言葉を遮り、マリアは戦いに赴くことを告げた。



復活した死神との戦いを経て、ついにドラキュラの下にたどり着いた。



ドラキュラはマントを翻し、火球を放ち襲い掛かってきた。



弱点である頭部を攻撃していると、ドラキュラはその本性をあらわした。
巨大なバケモノとなったものの、その攻撃は単調。



攻撃を見切ったマリアにより、ドラキュラはついに地に膝をつける。



ドラキュラは言った。
「私は自らの力で蘇るのではない。欲深な人間どもによって蘇る。欲深な人間がいる限り、何度でも蘇る」と。

そう言うとドラキュラは滅んだ。



城主を失い崩れ行く悪魔城から脱出するマリア。



マリアの見守る中、城は崩壊した。



そして始まるエンドロール。
マリアらしく可愛らしい。








今作はPCエンジン SUPER CD-ROM2で発売されました。
当時のCD-ROM2作品らしく、アニメ調のビジュアルでした。
それまでの悪魔城ドラキュラとのイメージの違いに驚いたことを覚えています。

さて、今回のプレイではマリアを使用し攻略しています。
12歳という設定の割にはだいぶ幼い口調のマリアですが、前述のとおりリヒターよりも強力なキャラクターでした。

ちなみに「邪悪なものはいつかは滅びる」とかっこよく締めたリヒターのエンドロールはこんな感じでした。





 

【今回紹介したソフト】

 

「月下の夜想曲」との同時収録です。移植というよりリメイクです。

 

PCエンジンミニにも収録されています。

 

 


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