1月10日金曜日
麹町中学校で植松努さんの講演会とロケットうちあげを行いました。
可能にしてくださった、植松努さん、工藤校長先生、加藤先生本当にありがとうございました。








昨日のことを
ブログに言語化するのは
とても、とても難しいです。
夢のようで、
簡単に『講演会やりました❗✌️』とはならなくて💦




講演されている植松さん、
横から見守る加藤先生、工藤校長先生を
体育館の一番後ろから見ながら、涙がとまらなかったです。


日本中の教育に関わるみなさんへ、
この方々の思いが伝わりますように。


私にできることがあるなら
もっともっと、やっていこうと思いました。



そして、今回も
突然突拍子もないこと言い出した私を
冷静に支えてくれたくさつ未来プロジェクト理事のみんな。本当にありがとうございました。


改めて、植松努さん、ありがとうございました。

麹町中の様子は植松さんのブログをどうぞ



私は開催する親?市民?側の立場から。
(これまでの四年間の経緯はテーマで検索してもらうと探しやすいです。)






三回上映会&講演会を開催しているドキュメンタリー映画『みんなの学校』木村泰子先生のつながりから、工藤先生の麹町中での取り組みを知ったのが2017、18年。

そして去年
菩提寺北小学校廣瀬校長先生、まさみんからご縁をいただき、8月に麹町中に工藤先生を訪ねることができました。



その時に
工藤先生が植松さんのことをとても尊敬されているとわかって。同じように麹町中には植松さんのことを想ってる先生方がたくさんいらっしゃる、と知って。


工藤先生と植松さんが学校の現状について変えなきゃいけない、と言われているポイントは同じで。



植松さんはいつも『学校で話したい(一般の大人用講演会ではなく)』と言われます。


お金を払って講演会を聞きに来る人は、大丈夫な人。
『話なんか聞きたくない』っていう人が
本当は一番講演会を聞いて欲しい人だから、自分の時間をその人たちに使いたい。

学校(企業研修などもそう)で、無理やり植松さんの話を聞かなきゃいけない状況がベストで、最初はそっぽ向いてたこどもたちが、最後にはまっすぐ前を向いて話を聞いてくれる、『自分って、そんなにだめじゃないかも!』って自信を取り戻してくれる、そのために時間を使いたい、と。






私たちKMP も、まだまだ少ないですが、わくなびのプログラムやロケット教室で学校実施の現場を経験できるようになりました。

基本的に興味がある子が来る土曜日の活動とは違う空気が流れる瞬間を経験します。

『大人なんて、うけいれないぞ!これ以上傷つけるな!』という叫び

そしてそんな子達に
『プログラムを通して受け入れられる瞬間』
も経験させてもらいました。



こどもは学校にいる。

学校に入って、活動するのが一番はやい。


植松さんの仲間になりたかったら
植松さんを助けたかったら

どうやったら学校に入れるかな?と、
考えること。
ロケット教室を学校で行うこと。


なので、2017、2018年はロケットスタッフ総動員で小学校のPTA 会長、副会長、本部役員に立候補して、先生方に協力し、二校で講演会ができました。


2019年はそれでもやっぱり、ロケット教室にきてくれたこどもたちに、植松さんの講演を聞いて欲しい、と、一般用の講演会を行いました。
そこから、追手門学院中学のサイエンスキャンプにつながりました。



KMPが、講演会やロケット教室をするようになって、たくさんの問い合わせが来ます。


『私もやりたいんですが、どうしたらいいですか?』

やりたい人は全力で応援。

知ってること、持ってるもの、全部伝えて、
壁になるようなことが出てきたら、一緒にどうやったら乗り越えられるか考えて。


私が最初に『講演会をやりたい!』と思った時に、周りの人から欲しかった言葉をかけてあげたいし、行動してあげたい。


私にかけられたのは
『あー、無理無理、そんなの絶対無理』
という言葉だったから
あの時の私みたいな想いは絶対させない、
って、自分のためにやってます。



学校の先生からの問い合わせも
たくさんあります。

でも、ほとんどが、予算、年間スケジュール等が整わずに実現しません。


自分たちの街の学校なら、なんとかできるけど、他県の学校の先生に対して私はあまりに無力で。



麹町中で、講演会が実現できたら、
そんな、
一人で頑張っている(戦っている)先生たちの
援護射撃ができると思いました。



東京のど真ん中で
予算もなく、ロケットも危ないから絶対だめ!と言われてるなかで、もし条件を整えて開催できたら、

場所がないから
お金がないから
周りの理解が得れないから
という理由で

最初からあきらめている人の背中を押せる。


植松さんの夢も
工藤先生の夢も
加藤先生の夢も
日本中の先生たちの夢も
叶うやん!と思いました。

だからやりたいし、それが
私の夢だな、と思いました。


『どうせ無理』は言葉による殺人。
ころしちゃいけないんだ。
自分もふくめて。




麹町中での講演会とロケットうちあげ。
この企画を工藤先生から一任された加藤先生。

『どーせ無理をなくして一度考えてみたいと思います』

この言葉がその後もずっと私を支えてくれました。










ただひたらすら、植松さんが麹町中で講演されている姿を思い浮かべて。
絶対その光景を見たいんだ、と思って。



このお二人が一緒になれたら日本の学校はもっと大きく変えれるはずだから。



7月に東京から琵琶湖博物館のロケット教室に視察に来てくれて、11月に東京の小学校でうちあげを成功させたDRP チームの存在がなければ、麹町のロケットはこんなに速くは
実現しなかったかもしれません。大塚直美ちゃん、はじめ東京チームのみんな、ありがとう!


全てのタイミングがぴったり合って。




最初は
デモで滋賀から2機持って行って飛ばせたら万々歳だ!と思っていました。予算のこともあったし。



それが12月10日の加藤先生との打ち合わせで
やっぱりこどもたちが作れたらどんなにいいだろう!となって。
来年度も続かないと意味がないし。

(&植松さんとこどもたちが
校長室で給食を食べることも決まりました✨)

(加藤先生とは、この日初めてお会いしました)

2週間後の
12月24日こどもたちと、つくることを決めて、

12月23日追手門学院中学のサイエンスキャンプを終え、こどもたちの宿に向かうバスを見送り、


12月24日東京日帰りでロケット製作!







あいちゃん、みかちゃん、
もちろん自分で交通費払っての麹町中応援団。


笑顔やけど
この時かなりキャパオーバーぎみで。
KMP の裏方の作業が多すぎて
全然うまく回せていない私たち。

11月、12月やらなきゃいけないこと
多すぎて。←自分のせい。

現場は好きだし得意だけど
現場を支える態勢が私は作れなくてダメダメで💦

この日はKMP 活動写真の顔を隠す作業担当のみかちゃんに、
『夜な夜な一人で作業!頑張っても誰にも認められないし、もうサークルの写真はやりたくない!』と言われて険悪な雰囲気の時期で。

麹町中のロケット準備も
『できない、もう、白紙でいこうか?』なところを強行突破して。


何のためにやるの?
何のためにKMP やってるの?

を問い続ける毎日で。

足りない所を補い合ってKMP の活動をしてるはずなのに、なんでイライラしちゃうんだろ?とか。どうしたらKMP としてもっと前に進めるんだろ?と。





1月10日
植松さんのお話と
そのあとに行ったロケットうちあげ
&こどもたちの様子
そしてKMP 会員の勉強会での工藤先生のお話
加藤先生のお話の中に

全ての、答えがありました。



工藤先生は
8月にお会いした時も
本にも
昨日の勉強会での質疑応答でも
同じことを言われています。


丁寧に
丁寧に
対話を重ねて

一番上の共通ゴールである上位目標を確認しながら
自分も他人も俯瞰して見る


日常の、小さなことでそれができれば
それが最終世界平和につながる。


丁寧な対話の積み重ねは
『自分ごと』にしない限り不可能で。

(誰かの、何かのせいにした瞬間に終了だから。)




自分の周り全てにおこることを
自分ごとにして
どうするか?を自分の頭で考える。

私たちはできているだろうか?

本を読んで、講演会をきいて
→それをActionに移せてる?
実践できてる?

ただ、ただ実践をされてる麹町の先生方。
植松さんも、そうで。

そしてもっともっと優しくありたいな、と思いました。

自分にも
他の人にも。





お二人のコメントを読んで

中途半端だけど
私たち、成長してたな、って。




だって、2016年のこの時









今日のこの日は想像できなかったよ😭


KMP 会員の勉強会
福岡、広島、神戸、新潟、愛知、東京、、、
日本中から同じ思いのリーダーたちが集まる。

キーパーソン21会員のけいちゃん、かおりんがいることが嬉しすぎて。


私と工藤先生、ネズミ年やから、チュウ🐀🤣
(&にっぽん こども 応援団 勝手に結成!笑)

私にできることは、これだな、と。全国の仲間を探して繋ぐこと。植松さんみたいに本物のロケットは作れないし、工藤先生みたいに学校も変えれないけど、今日のこの日を必ず次に繋げます。


人にはとてつもない可能性があるんだよ



未来は誰にも想像できないんだから
勝手にあきらめないで。

植松さんの最後のスライドが
瞼に浮かびます。






勉強会のあとは
麹町中の先生方と、懇親会。



 
そして最後


私が見たかったお二人の姿が
ありました。



(工藤先生、植松さんと自撮り中😍)



『自分なんてKMP にいてもしょうがない』と誤解して撃沈中だったみかちゃん。

記録担当として
動画を仕上げて


工藤先生のFB に採用してもらえて✨


この2年延々やらされた?
サークルのこどもたちの名札隠しの作業のおかげで、今回短時間でのロケット動画編集ができるようになっていて。

それに自分で、気づいて。


こんな、いろんな、小さな、めんどくさいこと、めんどくさいやりとり、経験の積み重ねが、

今回の講演会の成功につながりました。



『今の教育は時代に合ってない。変えるべきだ。』

だから?


→工藤先生、植松さんに出会えた『あなた』は何をしますか?
『あなた』には何ができますか?

今この場で、学んだ『あなた』ができることを、試してみてほしいです。

三年後、想像もできない未来がまってるから。