JR西日本が明石市内に整備を検討している新幹線車両基地

これは単なる車両基地建設だけの問題ではないということが、資料を読むことでよくわかります

兵庫県に公文書公開請求をして入手した資料を読むと、以下のことがわかります

1 新大阪駅は、現時点で容量が逼迫しておりまして、新たなホーム(山陽新幹線用)をつくる必要がある。

2 山陽新幹線のホームについては、リニア新幹線との接続を良くするため地下に整備する。これにより、九州方面行きの新幹線を増発することができる。

3 北陸新幹線、リニア新幹線、山陽新幹線、九州新幹線の接続が良くなり生産性が向上する。

4 各新幹線の接続強化により、新大阪駅はハブとして位置づけられ、大阪が東京と並んで大都市と地方とを結ぶ大都市に発展することができる。

5 これを実現するためには、新大阪にできるだけ近いところで新幹線の車両基地が必要になる。

6 山陽新幹線の車両基地は、福岡県にある旗総合車両所とその支所である岡山・広島の両支所のみ。JR東海の鳥飼車両基地の一部を借りているが、これはあくまで間借り。

7 新大阪に近い場所で、車両の留置と仕業検査や臨時検査などを行うことができる場所が必要。

8 基地は、新大阪駅ー姫路駅で検討。ただし、姫路市内の南北を流れる市川にかかる橋梁は、雨で川が増水した場合に渡ることができなくなる恐れがあるので、基地についてはその東側につくる必要がある。

9 整備時期については、リニア新幹線が大阪まで延伸する予定の2037年を想定。

10 そのためには、早期に用地買収など必要な取り組みを行う必要がある


まぁ、だいたいこんな感じ

リニアって、地下を走るんですね

なんか、怖いですね



品川駅は、地下40mのところにつくるんですね

すごい話ですね