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自由貿易、外需依存、インバウンド…現実を見ないで売国に現(ウツツ)を抜かす安倍政権

テーマ: 経済問題


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2019年10月5日(土) より

テレビ朝日(関東ローカル)にて「ユーリ!!! on ICE」再放送中!

放送時間など詳細は公式サイトをご確認ください。

https://yurionice.com/news/detail.php?id=1076999

 

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山本寛監督作品『薄暮』

長野県東筑摩郡のアイシティシネマにて11月15日から28日まで、期間限定公開。

 

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 「現実を見ないで現(ウツツ)を抜かす。」

 

 こりゃー、「白い白馬」とか「頭痛が痛い」みたいなダブリ表現ですな。

 

 「現を抜かす」とは、ある物事に過度に熱中する。ある物事に心を奪われる。(大辞林)

 ということ。

 

 周りの状況が見えていない。現実を見ていない、自分のことしか考えていない、そんな状態。

 (「桜を見る会」くらいでしかデカイ顔できないんだもんね。)

 

 

 安倍政権は、国内への投資を削りに削り、外需獲得、インバウンドへの予算付け替えや規制緩和に過度に熱中、心を奪われています。

 外需は将来も順調に増えていく、という前提ありきです。

 

 少なくともアメリカからは、アメリカ産の商品をもっと買え!と圧力を受けつづけています。

 トランプ大統領になってからその傾向が強まった。

 加えて、東アジアに展開するアメリカ軍の縮小や駐留負担増を求められている。

 昨日の報道(https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13400.php)では、駐留費(思いやり予算)を4倍に増やすよう要求されているのだそうだ。産経新聞は否定する意見を載せているが、7月のことが蒸し返されているのは、日米FTA締結との関連があるのでしょう。脅しですね。

 いずれにせよ、日本はアメリカ産の物品をたくさん買い、権利関連でも譲歩していくことになるでしょう。

 

 そこで、自由貿易日米FTAだ。

 15日、衆院外務委員会で可決されました。審議時間はたったの14時間だった。

 20日から参議院で審議がはじまります。

 

農業分野での危惧

2019.09.02 【 クローズアップ 日米FTA】決定版!やはり「失うだけの日米FTA」【 東京大学教授・鈴木宣弘】(農業協同組合)

https://www.jacom.or.jp/nousei/closeup/2019/190902-38996.php

 

日米FTAの基礎知識 メリット・デメリットは?(HUNADE)

https://hunade.com/japan-usa-fta

デメリット2の項。発効後に、アメリカが離脱したTPP11で凍結した分野一覧があります。これらアメリカの要求が発効後に復活してくる可能性がある。

 気になるものを引用してみる。

・政府調達……インフラ分野でしょうか。

・医薬品・医療機器に対する透明性……高い日本の基準が下げられる可能性か。

・知的財産の内国民待遇……アメリカ基準を日本にも適用か。

・著作権などの保護期間……アメリカ製品の保護。

 

 知的財産などの要求が通れば、Netflixなどアメリカ企業が出資している国内アニメとその原作マンガの同人誌は販売できなくなるでしょう。

 

 

 安倍政権は、日本人が外国製品を買い求めるよう巧みに(?)誘導しています。

 

 最大の政策は、国民貧困化です。

 緊縮・消費税で内需を衰退させ、国内産業を潰し、外国製品を求めざるを得なくする。倒産廃業はリーマンショックで増えた以降減少傾向だったのが横ばいへ、18年から増加傾向になり、特に人手不足や後継者不足の倒産が増えている。アメリカや中国への依存度が上がっていく。

 また、中小企業の倒産を防ぐため、企業統合やM&Aの必要性が高まっているので、外国企業に買われる企業も増えている。供給力を維持できたとしても、その利益はアメリカなどへ吸い上げられるのです。

 

 日米FTAでアメリカ産の農産物などが安くなれば、国内産を買えない日本人はアメリカなど外国産を買うようになるでしょう。遺伝子組み換えだろうと農薬の状態がどうであろうと国内農業が滅びようと、アメリカなど外国産を買わざるを得なくなるのです。

 

 このように、緊縮財政で国民を貧困化させ国内産業を衰退させる引き換えに、アメリカ産を受け入れようとするのが、日米FTAというものです。日本側のメリットは(安倍政権の安泰以外)ほぼありません。

 

 医療や保険でもアメリカの薬品や医療機器などが入ってくるでしょう。

 社会保障・医療分野までもが、アメリカに差し出される懸念がある。

 

 

 さらに外需依存、インバウンドだ。

 グローバル化と国民貧困化はセットになっています。

 

 企業に、内需は当てにならないとの思い込みを固定化させ、利益を得るためには外国に売り出さなければならない、外国人旅行者を受入れなければならない、国内産業を外国人向けビジネスへと誘導していく。

 

 アニメ業界でも、外需獲得のための作品企画が前提になってきている。

 出資企業も海外配信企業に移ってきており、アニメ業界の外国依存は加速度的に増しています。海外配信企業はアニメ制作会社に有利な条件を出してくるでしょうが、それは国内出資企業を引き剥がす思惑があると見たほうが良い。条件が変わっていく可能性を意識する必要がある。

近い将来、日本人向けの作品は二の次三の次になっていくでしょう。再三書いていますが、緊縮と外需依存がつづく限り「日本のアニメ」は作られなくなるのです。

 

 

 まとめましょう

 

 自由貿易・外需依存・インバウンド

 を拡大するために

 消費増税+緊縮政策 

 が強行され

 国民貧困化・格差拡大・社会保障弱体化

 が推進されてきたのです。

 

 これを「売国」と言わずしてなんと言おう。

 

 

 さあ! さぞかし世界経済は頼りになるんでしょうな。見てみましょう。
 

世界経済見通し2019→2020  主要国は減速、日本は衰退

世界:3.0→3.4%(伸びているのは途上・新興国)

主要国:1.7→1.7%(日本が足を引っ張っている)

アメリカ:2.4→2.1%(財政拡大で持ち直すか?)

中国:6.1→5.8%(実際は1%台まで落ちてる可能性あり)

日本:0.9→0.5%(今年の最新見込みは0.2%でマイナス成長の可能性高し)

https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/10/ef328a4090edb53d.html

 

 大変心もとないですね。特に日本の主要貿易相手は減速しています。

 

 IMF推計ではこうなっています。全世界で経済衰退です。

https://gentosha-go.com/articles/-/23700

 

 まぁ、最低最悪の日本よりは需要あるんでしょ。でも各国は国内産業で賄おうとしますから入る余地は減るでしょう。普通の国は自国民に投資するんです。

 

減少傾向の訪日外国人観光客

ラグビー日本大会でイギリスやロシアなど観光客が急増、しかし11月以降は反動減か

訪日外国人観光客 9月(ニッポンの数字)

https://www.nippon-num.com/society/tourists.html

 

 韓国の激減は異常現象ですが、世界的にも不安な状況です。

 

 

 国内状況。

 

《家計動向関連、 企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下した》

《前月と比較しての現状判断DI(各分野計)は、全国 12 地域で低下した。》(内閣府 景気ウォッチャー調査10月)

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2019/1111watcher/watcher1.pdf

 

《消費税率の引き上げで、小売業が大幅悪化》(TDB景気動向調査10月)

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/201911_jp.pdf

 

 ボロッボロッですな。

 

 内も外も真っ暗闇じゃござんせんか…

 

 外需獲得にせっせと支出を付け替えても、空振りになる可能性大ですよ。

 それなのに、国内を元気にする財政拡大も消費減税もやろうとしない。

 

 こうして、日本の現実は地獄に堕ちていく。

 現実を見ないで売国に現(ウツツ)を抜かす。安倍政権の堕獄は底なしだ。

 

 

 この堕獄状況から抜け出さないといけない。

 そのためには

 現実が最悪にまで堕ちていることを受け止めなければいけません。

 そして

 どうして堕ちてしまったのか考えなければいけません。

 

 そうすれば、おのづと、緊縮財政をやめるべし、消費税は減税すべし、となるはずだ。

 

 

 誰かの赤字は誰かの黒字。これは会計上避けられない現実です。

 つまり

 政府の赤字は国民の黒字だ。

 

 財源は税収ではありません。

 

 政府支出を拡大・国債発行で景気回復。このように政策転換しなければ、日本のあらゆる分野、日本全国が、衰退し、滅んでいきます。

 

 財政拡大で景気回復できていたのです。できたことをやろう。

 

 

 

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