今回はスウェーデンの性犯罪について。
まず初めに。
スウェーデンの性犯罪は世界的に見ても多く、北欧のレイプ大国と書かれている記事をよく見ます。
それは本当なのか?
実際の数字や現地に住んで思うことをまとめてみたいと思います
まず、性犯罪世界ワースト10の国々の紹介から。
- 南アフリカ
- ボツワナ(南アフリカの隣)
- レソト(南アフリカの隣)
- スワジランド(南アフリカの隣)
- バミューダ
- スウェーデン
- スリナム(南米)
- コスタリカ(南米)
- ニカラグア(南米)
- グレナダ(カリブ海)
2020年度
主にアフリカや南米の国々が並ぶ中、6位にスウェーデンが
※このランキングは女性が性犯罪を訴え、立件された数を表します。
※ほとんどの国のレイプ調査のデータによると、性犯罪を受けた約40%の女性が声を上げ、そのうちの10%未満が法的機関にまで行った案件という結果に。
そして国連のデータによると一部の国では女性の最大70%がパートナーやから性的暴行を受けているという結果が。
このパターンがスウェーデンの性犯罪に当てはまるかと思います。
何故ならスウェーデンでは合意のない性行為はレイプとみなし、訴える事ができるから
例として、夫婦間で性行為をしたとします。
この時にもし妻の合意がなく性行為が行われた場合、妻は夫を訴える権利があります。
このことで解釈できるのは、スウェーデンには2つのタイプのレイプケースがあること。
一つは、全くの赤の他人に対してするレイプ。
もう一つが、夫婦間、カップル間でのレイプ。
実際にスウェーデンの調査のデータによると、77%のレイプ事件は屋内で起こり、加害者は被害者の親戚、知人、パートナー、夫であるという結果。
(bra.se調べ)
私も今回調べてみてこの数値を知ったのですが、これって相当な数ですよね、、。
スウェーデンでは性犯罪という犯罪の価値観が他の国とは違う事がこの調査データでもわかってきますね。
それともう一つ、スウェーデンの性犯罪率が何故高いかというと簡単に、うやむやにせず、通報する人が多いから。
もし夫婦間の性犯罪でも警察に通報したら警察はすぐにかけつけます。スウェーデンの警察のホームページでもカップル、夫婦間の性犯罪の事が詳しく書かれていて、この犯罪の重要性がはっきり見えてきます。
なかなか家庭内の性犯罪、暴力を通報できない状況にある方も多くいると思います。
その時に、役に立つのが地元の薬局!!
市管轄の職場で働いているのですが、年に2回ほど社員に一斉メールがきます。
そこには4桁の番号が書かれてあり、その番号を薬局でいえば、薬局のスタッフがすぐに保護してくれると言うもの
この制度は地域ごとに定まっていて、ホームページなどで調べる事が可能です。
地域によっては薬局ではなく、違うお店だったり、保護の仕方が一部違ってきます。
今回、スウェーデンの性犯罪、主にレイプ事件について色々調べてみてよく出てきたワードが
フェミニスト。
スウェーデンでは女性の立場が確立されていて、性犯罪に対しても黙ることはなく、通報する人が多い=フェミニスト応援カントリー。
という構図が書かれている記事がたくさんありました。笑
でも声をあげること自体は決してダメなことではないはず、、、。
夫婦間でもカップル間でもそこに犯罪があった訳であって、、。
実際にスウェーデンの性犯罪の約94%が女性が被害者のもの。
この件についてはフェミニスト文化は関係ないのでは?と思いました。
次は難民、移民問題について
難民が多くなって犯罪は増加した?
スウェーデンはほぼ移民で成り立っている?
差別ってやっぱりある??
つづく
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参考: bra.se, world population review, polisen.se,/https://www.aftonbladet.se/nyheter/kolumnister/a/naJWGn/ni-man-sluta-valdta-oss
https://kvinnojourenblenda.se/info/fragor-och-fakta/sexuellt-vald/