道は、更に大きな石がゴロゴロした道になって、とりあえず道が解って安心した私は、おじさんからはどんどん離れて、またゆっくりペースになります。

ところが、とっくに姿が見えなくなっていたおじさん、なんとうさぎ道への分岐で、「難所ヶ滝はこっちだよ」と、わざわざ私を待っていてくれました。
なんの分岐もない一本道で迷ってたんですから、心配してくださったんでしょう。感謝感謝です。
この後、またどんどん先に行って見えなくなってしまったおじさんですが、従走路で再びお会いしました。
私は宝満山へ向かって、おじさんは宝満山から下りてきて。
私ってば、どんだけ遅いんでしょう…

でも、大きな苔生した岩とか、冷たそうな透明な流れとか、足を止めてしまうものばかり。
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イメージ 3だんだん登りがきつくなって、短い足には少々段差の大きな岩を登っていくのも、こんな緑、緑の景色の中では苦になりません。

岩場にひっそり咲く白い花も、心身の疲れを癒してくれます。

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                      ギボウシ?

そして、深い緑の向こうの陽光!
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難所ヶ滝への分岐に着いたのが、多分9:50くらい。
ここでちょっと悩みましたが、上を見上げると、白くもやっていたので、今回は滝のほうへは回らず、真っ直ぐ従走路を目指すことにします。

そして、ここまでの余裕はどこへやら、ここからの登りがキツかった。
登りにくかったり、危なかったりするわけではないんだけど、結構大きな段差が続くのを、エッチラオッチラ体重を引き上げ続けて、後半、エネルギー切れで大幅ペースダウン。

イメージ 6確か、分岐の標識に、従走路まで10分って書いてあったような気がしたんですけど…?
やっとの思いで従走路にたどり着いたのは10:20。
30分かかってしまいました。
ほんとに、10分って書いてあったのかなぁ…?

従走路に出た時点で、完全にエネルギー切れ。
従走路に出たら登りは終わり、と思い込んでた矢先の、この分岐から長崎鼻へ向かう間の、ちょっとした登りがキツかったこと!
長崎鼻でやっと腰を下ろして、前日イベントでいただいた紅白饅頭でエネルギー補給です。

あんこが身に染みました。

このお饅頭があるからいいや、と、いつもの山のお供のキャラメルを持って来なかったのは失敗でした。
あの急坂を登りながら、おもむろに饅頭を取り出して、皮をむいて喰らいつく… てのは、ちょっとやりにくいですね。

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ところで、この長崎鼻、どこが長崎鼻なんでしょうか?
標識の後ろの岩? その反対側の岩の塊? この辺り一体の地名?

なんで長崎鼻?

よく解らないまま、とりあえず標識と、後ろの首長竜の頭みたいな岩をパチリ。
…なんか、曲がってます