えっと...

突っ込みどころ満載なんですけど...

 

 

なぜサポート外の言語で告知をする必要があるの?

 

 

今回の流れ

  1. 日本のソフトメーカーがsteamで日本向けにゲームを配信するが、日本で販売しているのに、なぜか日本語に対応していない
  2. ユーザーのひとりがゲーム内に日本語・中国語ファイルが隠されていることを発見する。
  3. 2がメーカーの耳に入って日本語・中国語ファイルが即座に削除される。
  4. しかもアップデート履歴に「日本語で表示される不具合を修正しました」と日本語で表記。
  5. 当然、ユーザー激怒。コミュニティは大荒れ。
  6. 混乱が収まらないため日本語はいつになるか分からないけど実装します、と慌てて弁明。ただし削除は即座だったのに実装日時が不明と謎の対応。(←今ここ)

 

PC版だけ日本語を抜く行為、典型的な「おま語」です。

おまえの国の言語だけ抜いて販売してやる、の略ですね。

ですが私は今回のように販売する国によって販売手法に制限を加える行為を全てまとめて「おま国」と定義したい。

つまり、

  • 日本ではPS4版しか売らない(海外ではPC版やXboxOne版が販売されている)
  • 日本ではPS4版以外に日本語を収録しない
  • 日本だけ海外版に比べて異常に販売価格が高い

などの行為を全て『おま国』と呼びたいってこと。

メーカーの手口によって言い方を細かく分けてしまうと焦点がぼやけて分かりにくくなってしまいますからね。

なんでこんなことをするのかというと、PS4版以外売れない、という実績を作りたいからです。

 

 

だったら最初から全世界でPS4版だけ販売すればいいのに、それだとペイできないから欲張って海外だけマルチプラットフォームにしようとするんです。

ですが、時代が違います。

現在では露骨な差をつけるとすぐにバレますし情報拡散の速度が桁違いです。

こんなことをしても誰も得しません。

  • 日本人だけ遊ぶハードが選べず不利益だとユーザーが感じる。
  • 情報収集能力が高い、つまり購買意欲が高い良質なユーザーの信頼を失いメーカーは長期的には収益を失う。

そして何より腹立たしい点は、今回の件は中国語も削除したため中国人ユーザーを真っ向から敵に回したことが直接的な原因だと私はみています。

早い話

日本人はなめられている

んです。

日本人はPS4版を海外版より高い値段で大人しく買う、と思われているんです。

 

 

ですが、そういう日本人だけじゃないぞ、ってのが今日の記事のまとめ。

良い物は良い、ダメなものはダメだと声を上げないとメーカーは動きません。

何より有効なのは不買です。

実際、不買も相当効果が出ていて、三国無双で言えばPS2時代は安定して国内だけでも100万本売っていたのに本作では10万本そこそこ。

メーカーの言い分だと国内はPS4に一本化することでユーザーの分散を避けるためだとかいろいろ詭弁を並べ立てた結果がこれです。

今ではXboxOneとWindows10で問題なくマルチプレイできますが、そういう都合の悪い事実はミエナイキコエナイ...

 

 

コーエーテクモを一点だけ擁護すると、こんなことを恥も外聞もなくやってるのは任天堂を除く日本の大手ゲームソフトメーカー全般で、コーエーテクモだけじゃありませんよ、ということ。

だから日本のソフトメーカーは総じてダメなんです。

そして、疑問の声一つあげない日本のゲームメディアも同罪です。