Do not pay attention to me

決別

テーマ: フィギュアスケート
結弦くんが2連覇し、ファンの希望もほぼ昇華されたことと思うので、ここでひとつ、私の中でわだかまっている部分を明確にし、自分の中で整理をつけたいと思い、今回、普段避けていたことを書くことにしました。

本当はオリンピック前に書いてしまうつもりだったのですが、忙しさに流され書き上げることが出来ないでいるうちに事態は色々と変わっていきました。

もうすっかり時機を逸してしまった感はあるのですが、ここで一度、自分の中の踏ん切りをつけるためにも書いておくことにします。


それは、高橋大輔という存在との決別です。


別に何かを告発をしたいわけでもなく、私の記憶と想いの記録です。

色々な人が様々な思いを持っているかとは思いますが、そういった意見交換をしたいわけでもなく、ただ私は時間とともにこう思ってきたということです。

なので、いつもの通り、独り言として読んで頂ければと思います。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




ここを読んでくださっている方々のほとんどは、ソチ後、もしくはつい最近、羽生選手絡みで読んでくれるようになった方々だと思います。

なので、過去に私がどんなことを書いてきたのかを知らない人も多いと思いますが、ソチの前までは、私は「1番好きな男子フィギュアスケーターは 誰?」と聞かれたら
「演技だけなら高橋大輔」
と答えていたと思います。

人柄はノブのほうが好きだったのですが、「上手い」と思っていたのはやはり高橋大輔のほうでした。

ルールなんて知りませんでしたから、当然のことです。

何故パトリックが評価されるのかもわからず、結果を見ては「何で大ちゃんが勝てないの?」と不満に思う、ごく普通の「フィギュアをTVでやっていたらとりあえず見る」という、いたってライトな視聴者だったのです。

そんな人間でしたので、スケートについてはあくまで第三者の立場での、ゆるい知識しか持ち合わせていませんでした。

ただ、私は普通の人より知りたがりな人間でしたから、それこそ渡部絵美さんが堤会長にセクハラされていた事件や、ケリガン・ハーディング事件や、 プルシェンコがプレカンで文句たれているところや、キムヨナとオーサーの諍いなど、フィギュアに関する色々な出来事についてはそれなりに記憶もしていました。



そんな私にとって高橋大輔は、孤軍奮闘していた本田武史の後にやっと出てきた、「世界と戦える男子スケーター」でした。

しかも、それまでの男子スケーターがジャンプばかりで美しさに欠ける中、音楽に合わせて踊れるスケーターだったのです。

当時、長い助走とおっかなびっくりのジャンプ、固い身体のスピンばかりで、女子の美しさには程遠い男子に、私はほとんど興味を持っていませんでした。
それが、全日本男子の最終グループくらいは見るようになったのは、やはり高橋大輔がいたからでしょう。

その後、ノブが現れ、世界の舞台で戦える男子が2人になって驚いているうちに、今度は崇ちゃんが出てきました。

うかうかしていると王者が抜かれるかもしれない状況になったのですから、いつの間に日本男子はこんなに強くなったのだろうと頼もしく思ったものでした。

当時、この3人が「ビッグ3」と呼ばれていたことは、後日、結弦くんの本の中で知りましたが、当時の私の中ではやはり、調子さえ良ければ高橋大輔が一番で、それ以外の選手はその背中を追う状況だと思っていました。


それまでは、ネットでいちいち選考基準などを調べたりもしていなかったので、ソチの選考も特に疑問には思っていませんでした。

もちろん、あのソチ選考が「功労者に対するご褒美」のように見えたのは確かです。

怪我のこともあり、オリンピックに出せるレベルかどうかは疑わしかったとは私でも思っていました。

でも、私の中では
「長い間、日本男子を牽引してきたのは高橋大輔なんだから、有終の美を飾らせてあげたいと思うのも人情だろうなぁ。それに、彼にかけてきたお金を考えたら、オリンピックシーズンにパッとしなかったからといって簡単には切り捨てられないんだろう」
ということで納得が出来たのです。

ある意味、他の選手が高橋大輔を抜いてオリンピックに行くには、まっちーのようにGPSを2連勝するぐらいの圧倒的な差をつけなければいけなかったのだろうと、何となくそういう風に思っていたのです。





以前怪我をした時にドキュメント番組を放送していたのも見ていたのですが、その時点での私の「高橋大輔評」は、とにかく「優しい人」でした。


それが、ある意味で思い違いだったと気付いたのは、ソチの後の色々な番組を見たからでした。



1番最初に「あれっ?」と思ったのは、多分TOKIOの番組です。
そこで、アッコちゃんが大ちゃんと仲がいいよねと話を振られ、結構真剣に迷惑そうな顔をしたのです。

好きとか嫌いとかの意味ではなく、酒に弱いのに酒好きで、すぐ酔っ払って面倒をかけるという感じで、笑い話ではなく本当に大変なんだよという表情です。

仲が悪いわけでも嫌いなわけでもなく、ただ姉さん気質のアッコちゃんが酔いつぶれた高橋大輔の介抱をしているという図です。
それまでは、あんな人気者と仲良しなんだから、きっと介抱するのだって嬉しいんだろうなと思っていたのですが、話を聞いていくと本当に迷惑なだけなんだなと、私はその時そう思ったのです。

酒が弱い。
弱いのに 飲んでは毎回人に介抱される。

それは、アスリートなのに自分自身を律することが出来ない人なのではないか?という風に、私の中の高橋大輔像が変わっていきました。




その後、私は高橋大輔という人間を勘違いしていたんだなと明確に気付いたのは「KENJIの部屋」でした。

そこで、彼は「スケートが大嫌い」と言い、もうスケート靴も履きたくないというような発言をしていたのです。

ちょっとショックでした。

高橋大輔ほどスケートを愛していた人間はいないと思っていましたし、ドキュメンタリー番組でもそう言っていたのに、それはただ、周囲に押し付けられてやらされていただけだったと言ったのですから。

バンクーバーでやめたいと思っていたのに、気付いた時はもうソチまでのレールが敷かれていて辞めるにやめられなかったと言っていたこともありました。

それでも、まだそれを知った時は、高橋大輔が悪いんじゃない。その周りの人間達が、自分たちの名誉や利益のために高橋大輔という金のなる木にしがみつき、無理やりスケートをやらせているんだろうなぁと思っていたのですが…。




でも、それもまた違ったんです。



フィギュアのファンになり「フィギュアスケート」という単語で引っかかる番組は片っ端から見ていた私は、そのうち高橋大輔という人間の性格をある程度理解するようになって来ました。


そして、2年もする頃には私のイメージはすっかり変わっていたのです。


高橋大輔は優しかったのではありません。

彼は、ただ弱かったのです



嫌なことも嫌と言えず、でもやりたいことを最後までやり通すほどの情熱家でもなく、努力をしてると言いながらも時にそれすらも投げ出して、ただちやほやして もらえる場所がフィギュア界だったためにその世界にしがみついて、流されるように生きている、ただただ弱い人間だったのです。

きっと、周囲の人間はそれを知っていたのです。
だからこそ、できる仕事を与えていただけなんだと思います。

レールを敷いて無理やりやらせていたんじゃありません。
彼にはそれしか出来ないのです。



しかし、フィギュアの才能はありました。

それは本当に、時代と競技性と才能がたまたまマッチしたのだと思います。

だからこそ、何度も逃げ出すような選手であっても日本のトップ選手になれたのだと思います。




そして、私が完全に彼の性格を理解したのは、リオ五輪の前にネットに載ったインタビューでした。

夏のオリンピックのナビゲーターとして「やったことのないことでもチャレンジしたい」と言っていたのですが、その後で「失敗したら選んだ人間に見る目がなかったと思うことにする」というような発言をしていました。



これはもう、長年社会人をやってきた私から見たら、言ってはならない一言です。



仕事は「やってあげる」のではなく「やらせていただきその対価としてお金をもらう」のです。

相手は、この人にはこんなことが出来るだろうとある程度の期待をしてお金を出すのです。
その金銭に見合う仕事が出来なければ次の仕事はないのですから、全力を出してその期待に応えようとするのは仕事を請け負う立場であれば当然の義務です。

会社勤めのサラリーマンじゃないんです。
仕事を貰わなければお金は回ってこないのです。

それを、「失敗したら選んだ人間が悪い」と言ってしまっては、最初から仕事をする資質がないということなのです。


今でこそ確固とした足場を固めたノブですが、テレビの仕事を始めたばかりの頃は、ディレクターに怒られて、新幹線で泣きながら帰ったと話していましたよね?

自分のふがいなさに泣きながらも、家族には決して仕事の苦労での涙は見せなかったといいます。

その上で、自分は現場に何を要求されているのかをちゃんと汲み取り、求められる以上の仕事をこなしてきたからこそ今のノブがあるんでしょう。

もしノブが「自分が失敗したら選んだ人の見る目がなかったんだ」なんて言ってたら、即仕事はなくなっていたと思います。

ノブには仕事を回してくれるツテなんかありませんでした。
笑顔と気配りと努力と、持って生まれたお笑いのセンスという、自分の力だけで現場に必要とされ今の地位を得たのです。

バラエティでもアイスショーでも、どんな時でもノブは全力でした。

関西大学の監督になったのも、監督になれば今後コーチをやっていく勉強にもなるし、何よりタダでリンクを使うことが出来るからだと私は思っています。

無償で引き受けたことで「太っ腹」と言われていましたが、ノブにとってはお金よりもその環境を得ることのほうにメリットがあったのでしょうから、そこはちゃんと考えているのです。


ノブは、ちゃんと現場が求めるものを理解し、その要求以上のものを提供できるように努力し、そして現場の信頼を築いてきたのです。


高橋大輔だけなんですよ。
何を言っても何をやっても干されなかったのは。

私はそれを「斜陽のフジテレビは、今はもうスポーツでしか視聴率が取れないから、何が何でもフィギュアを手放したくないんだろう。そのために会長である政治家と繋がりの強い関西スケ連に忖度しているのだろうな」と解釈していました。

フジテレビのHPにあるスケートチャンネルのフィギュアページは、ほぼ関西スケート連盟専門といった内容ですよね?

メインの読み物は歌子コーチのトークコーナー。
コメント欄は現役選手へのコメントではなく、ナビゲーターを誉めそやすコメントで溢れ、スピスケとショートトラックのページもある。

明らかに、スピスケ出身の会長と関西スケ連のみに比重を置いた作りになっているのです。

あのページを異常だと思わない時点でフジはおかしくなっているんですよ。


フジテレビは、いち早くTESカウンターを導入したり、全ての選手の演技を放送したり、ここ1~2年大きな変化を見せていました。
それは、きっと現場の努力の賜だと思うのですが、いかんせん上層部は力を持っている人達に忖度しまくりで現場の努力を無駄にしてばかりいます。

努力をするよりも権力に媚びた方がことは簡単に進むのでしょうが、フィギュアの放送はスポーツ中継なんですよ。
権力者や人気者におもねるだけで、フィギュア界全体の流れを見ていないところに、フジが傾いていく原因があるのではないでしょうか。


もちろん、フジ以外のテレビ局も、オリンピックに絡めて高橋大輔を起用していたのでしょうが、そんなものは平昌までだということくらい、誰にだってわかっていたと思います。


高橋大輔にナビゲーターなんて無理なのは、そんなのはやらせてみる前からわかっていました。

でも、語りが上手くなくても素直にぶつかっていくことで花開いていくアスリートはいます。

修造はその最たるお手本です。

修造は、レポーターとして仕事を始めた頃は決して語りが上手いわけじゃありませんでした。

話は熱すぎるしうるさすぎるし、オーバーアクションで何をやっても堅苦しく、どちらかというと空気が読めない感じで、ぶっちゃけうざかったです(笑)

でも、どんな小さな仕事にも全力で取り組み、どんなマイナー競技であってもちゃんとリスペクトして勉強し、その競技の面白さを引き出そうとし、どんなアスリートにも敬意を示して接していました。
最初は暑苦しくて見ていて恥ずかしいと思っていたレポーターぶりも、一生懸命なのが視聴者にも伝わってきて、そのうち認められるようになっていったんです。

昔からやっているCMなども、切られることなく全て続いていますよね?
本当にそれは凄いことなんですよ。

そんな修造だから私はずっと好きでしたし、何にでも全力でぶつかっているのをみんな知っていたからこそ「暑苦しい」とか「うざい」とか言われながらも、それが彼の魅力になって行ったのだと思います。


高橋大輔はそういう風に仕事に取り組んでいましたか?
「失敗したら選んだ方が悪いんだ」なんて修造の前で言えますか?



ナビという仕事に対し、ファンの方々は「ナビは一般人と同じ目線を求められているのであって、専門的なコメントは解説の仕事」と擁護していましたよね?

そう擁護したいのはわかるのですが、でも、もしも本当にそう言ってTV局から仕事を依頼されたのなら、そこは警戒すべきところだったんですよ。

だって、アスリートとしての、元選手としての専門的な見解を必要とされていないということは、すぐに他の人と交代可能なポジションだったということなんですから。


「一般人の視点」というのであれば一般人でもいいのですから、いつ何時、どこぞの事務所が押してくる芸能人と変えられても仕方ない、いてもいなくても変わらない、弱い立場が「ナビゲーター」だったんです。

そこに危機感も持たず、テレビ局の忖度に胡坐を搔いて努力も勉強もしなかったのであれば、平昌以降仕事がなくなるのは誰が見ても明らかでした。



私は、ショーマと対談した時の内容で、この人は今後スケートの世界で生きていくのは無理なんじゃないかと思いました。

もちろん、それまでにも高橋大輔にスケートの知識が全くないのはわかっていましたが、あの対談で、ショーマが「羽生選手に勝てるところはひとつもない」と言ったとき「そんなことないでしょ。どこかあるでしょ」とずいぶん食い下がっていましたよね?


あれを見たとき思ったんです。

この人は、ショーマに「羽生結弦より優れているところがある」と言わせたいんだな、と。
ショーマは自分に似ていると言われていたから、そこを強調したいんだな、と。

でも、じゃあそれはどこなのか、自分は説明できるのでしょうか。

そして、そのショーマの優れているところでどれだけの点数が付き、勝算はどのくらいあると考えていたのでしょうか。


多分、何もわかっちゃいなかったんですよ。


もちろん、人より滑らかな上体の動かし方といった、ショーマの良さはいくつもあります。多分、そういうところを「勝てるところ」だと言っていたんだと思います。

でも、それじゃあ勝てないんですよ。

だからショーマは結弦くんと自分を比べて「まだ勝てない」と言っているのに、先輩が「そんなことないでしょ」と何もわかっていない発言をする。

こりゃあダメだと思いました。



選手はみんな個性があるし、ショーマにはショーマの、結弦くんとは違った部分の良さががある。
でも、ひとつだけいいところがあっても、そこで10点も稼げるわけでない以上、そこひとつに固執するのは意味がありません。

多分、ショーマに自信を持ってもらおうとした発言だとは思うんですが、考えの足りなさがありありと見て取れて、今後スケーターとのトークは無理だなと思ったものでした。


きっと、結弦くんの演技も見ていないし、どこがどういう風に点を伸ばしているのかもわかっていないんでしょう。

だからあくまで雰囲気でしか物が言えないんです。


言葉のチョイスが悪いんですよ。
ショーマに「周りの人達に甘えたほうがいい」とも言っていましたが、こういう言葉もマズイです。


アスリートにとって「周囲に甘える」という言葉はポジティブなものではありません。

重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、甘えるという言葉は

① 物をねだったりかわいがってもらおうとして、ことさらになれなれしく振る舞う。甘ったれる。 「親に-・える」
② 人の好意・ 親切を遠慮なく受け入れる。ま た、好意・ 親切をあてにして、気ままに振る舞う。 「お言葉に-・えてお世話になります」


こういった意味です。

自分は努力をせず、他人の力を当てにするのが「甘える」ということなのです。


そこは「自分だけで頑張ろうとするのではなく、時には周りの人たちの力も借してもらったほうがいいよ」とか、そういった言葉を使わなければいけなかった のではないでしょうか。

「自分も努力をするが、足りない部分を周りの人に補ってもらう」というマインドでいなければ、そのアスリートはダメになっていくんですよ。

「甘える」という言葉はアスリートから向上心を奪い、自分以外の何かの力で勝とうとするという依存心に流れていきます。

甘えていいのは身内だけ。

そこは「言霊」にも通じる部分なので、同じアスリート同士こそ使ってはいけません。



色々と、有名人にインタビューをするような仕事もしていましたが、そのどれもに大した中身がありませんでした。


特に失敗だったなと思ったのは、野村萬斎さんのインタビューでした。

あの萬斎さんが、高橋大輔に全く興味のない表情で、目も合わせることもなく淡々と質問に答えていたのを見たときは少なからず衝撃を受けました。

あれを見て、
「萬斎さんはプロだから、好き嫌いを顔に出すような人じゃない」
と言う方もいるかもしれませんが、私は、野村萬斎という人間はそんな甘い人間ではないと思っています。

むしろ、大変厳しい人だと思っているんです。


表現者が表現者に、プロがプロに話を聞きにいくのに、用意された質問を見ながらでないと話すこともできない。

その質問がテレビ局の用意したものなら、聞き手がフィギュアスケーターである意味はあるのだろうか?
何のためのフィギュアスケーターなんだろう。

あの様子から、私はそんな印象を受けました。



野村萬斎という、一流にして最高レベルのアーティストに話を聞きに行ったのに、高橋大輔はそれを生かすような質問が出来たのか?
ただ、呆れられて終わったんじゃないのか?

あれを見たときに、私は本当に「こりゃあダメだ」と思ったのです。


話すのが下手なのは知っています。
テレビを見ながら「あ~あ…言っちゃったよ…」と思ってしまうようなことも何度もありました。

間違いが多いのも知っています。

でも、間違いに気づかないのは問題です。


そして、それを注意し指導しない周りも大いに問題なのです。


スケートは大嫌いと言い、なんで1番嫌いなことを仕事にしているんだろうと言っていたのを目にしたときも、なぜこういった発言を事務所は許しているのだろうと私は呆れたものでした。

ドキュメンタリーなどで何度も流していた「フィギュア愛」なんて、本人が何度も否定しているのです。

そのときはそう言ったけど今は違う、なんて態度は信用を失うだけです。
あれを「高橋大輔は正直だから、素直に発言しているんだ」と全ての人が受け止めるはずがありません。

明日は今日と違うことを言うかもしれない人間に、信を置く人間はいないのです。

スポーツに愛のない人間なら「なんかユルくていい感じ」と思う人もいるかもしれませんが、スポーツや自分の仕事に一生懸命取り組んでいる人間には理解できないメンタルだと思います。

そこは、今後もスケート界隈で生きて生きたいなら、口に出す言葉については事務所が指導すべきでした。

そして、スケートと決別するつもりであえて口にしたのであれば、もう戻ってくるべきではありませんでした。



レポーターとして成功しなかったのも理由は簡単にわかりますよね。

人にものを聞くときは、相手の背景に興味を持たなければいけないんです。
その相手が何に興味を持ち何に命をかけてきたか、それを多少なりとも勉強しなければ、上っ面をなでただけの質問になり、相手に舐められて終わりなんです。

内村航平くんにインタビューをしていた時も、航平くんの表情から、「言ってもわかるのかな?」と思われているような、そんな印象を受けました。

聞かれるほうは、聞き手が自分の仕事や競技に興味があるのかないのか、肌で感じ取るものなんですよ。

「この人は自分に興味を持ってくれている」と思えば、相手は心を開くんです。
修造や柔道の野村さんはそういうところが上手いんです。

ノブなんか少し大げさなくらい相手の話に感動してみせますよね?
そういう態度で相手に接しないと、人と話す仕事は出来ないんです。


テレビの仕事をやるにあたって一番大事なのは、他人に興味を持つことと人に好かれることと視聴者に正しく情報を伝えることです。

滑舌が悪いなら声優の学校に行ってください。
専門のヴォイストレーナーについてトレーニングをすれば、滑舌は格段によくなるはずですから。

どんな世界でも努力をしなければいけませんが、言葉を変えれば、努力すればどんなことであっても必ず向上するんです。

新しい世界に挑み、そこで新境地を開きたいと思ったら、自分への投資と努力を怠ってはいけません。

「失敗したら選んだ人間が悪い」なんて、絶対言っちゃいけないんです。



それもこれも、きっと「フィギュアスケート界の人気者」という看板があれば「素のままの自分」でも十分やっていけると思っていたのでしょうが、そんな甘いものではないのです。

高橋大輔がこの4年間仕事を続けてこれたのは、平昌五輪に向けての忖度がテレビ局にあったからです。

橋本聖子とのスキャンダルはありましたが、あれひとつを取って見ても、政治家のご贔屓があるのは丸見えなのですから、テレビ局がオリンピック利権に群がってくるのは目に見えたはずです。

でも、それは平昌におけるバブルのようなものです。
その証拠に、オリンピックの後、年度末をもって仕事は全てなくなってしまいました。

4年もあったのに、どの仕事も定着しなかったのです。



ソチのころ私は、高橋大輔は引退したらアイスショーなどで大活躍をするんだろうなと思っていました。

あれだけ観客を沸かせた選手ですから、きっと荒川さんも、高橋大輔に自分のあとを任せたくて自分の事務所に入れたんだろうなと、そう思っていたんです。

荒川さんも、2年ほど前に「引退」について語っていましたよね?

引退を考えた時「でもまだ武史いるからな」と。
本田さんも「でもまだしーちゃん頑張っているからな」という感じで、二人が互いの頑張りに勇気付けられてプロを続けているというようなことを話していました。

それはつまり、もう後進に道を譲ることを考えているということです。

荒川さんは、CICの真壁さんと同じように、日本にアイスショーを定着させるべく頑張ってきた人です。

荒川さんの頑張りで、解散間近だったプリンスが息を吹き返し、フレンズオンアイスとクリスマスオンアイスが生まれたのです。

高橋大輔はスケートのエンターティナーだと私も思っていたのですから、その人に今後のアイスショーを託そうと考えたとしてもおかしなことではありません。


でも、高橋大輔は嫌だったんですよ。

スケートを滑ることも、自分が責任を負う立場になることも。



アイスショーの座長になるということは、集客や観客への対応にも責任を負うということになります。

自分が座長になった場合、観客が集まらなければ「選んだ人間が悪い」なんて言っている場合じゃなくなります。

自分が率先して集客し、スポンサーを呼び込み、海外スケーターたちをおもてなしするのです。

多分、そのどれもが高橋大輔には出来ないことだったのだと思います。

「凄い人の右腕になりたい」と以前言っていましたが、自分が凄い人になりたいと言わないあたりに逃げが入っているわけです。




そして、私が「スケーターとしての高橋大輔」に見切りをつけたのが、2016年のカーニバルオンアイスでした。

あの時は、カーニバルの前のジャパンオープンでノブがフリーの自己最高点を更新し、まっちーが感動の「アヴェ・マリア」を披露し、見ていた私達もテンションが上がっていた時でした。


そこで高橋大輔は、ジャンプを全て失敗し、スケーティングもグダグダという、驚くほど駄目な演技をしたのです。

演目はバトル振り付けの「ライラックワイン」でしたが、これは決して作ったばかりの新作ではありません。

小塚君が引退と聞いて足を運んだ「スターズオンアイス」でも演じていましたから、滑り慣れていなかったわけじゃないと思うのです。

それであの演技。

どう見ても、練習不足というよりも、そもそも練習していない風の演技でした。


まあ、それだけならまだいいんです。
人間ですから調子の悪い日だってあるし、もしかしたら怪我をしていたのかもしれません。

たった1日の1公演しかないショーに体調を合わせられない人がいたとしても、そこは責められません。

ただ、私が「こりゃダメだ」と思ったのは、演技後彼がインタビューで
「競技用サイズのリンクで滑るのは久しぶりなので、息が上がっちゃって…」
というような言い訳を言った時でした。

ジャパンオープンは一応「試合」なので、リンクは30×60mの競技用サイズです。

つまり高橋大輔は、最近は小さなアイスショーサイズで滑ってばかりいたから、久しぶりの競技用サイズのリンクで疲れてしまったと言いたかった訳ですよね?

それを帰ってきて録画で見て、私は呆れてしまいました。


「じゃあ、あなたはいつもどこで練習しているの?」と。




日本の通年リンクはほぼ30×60ですよ。

ホッケー用に造られたリンクは若干小さいですが、どこで練習していたとしてもリンクは競技用とそれほど変わりません。

これは要するに、CaOIの頃はアイスショーの前にショーのリンクで練習するだけで、まともな練習はしてこなかったということですよね?


学業やテレビの仕事で多忙と思われるノブやまっちーがあれだけの演技をしているのですから、それは言い訳にならないでしょうに、そう言ってしまうあたりに高橋大輔とその陣営の「甘さ」と「考えのなさ」が垣間見えたわけです。


去年のカーニバルでは、アニメの主題歌に合わせて久しぶりにまともな滑りを見せてくれました。

その演技後、私の周りで彼のファンが
「そうよ!大ちゃんはやればできるのよ!」
と興奮しながらスタオベしていましたが、私と友人は正直「??」と思っていました。

4回転を入れているわけではないのですから、プロがミスをしないのは普通のことです。

常に怪我と隣り合わせで、高難度なジャンプを練習している現役じゃないんですから。


そして「やればできるのよ」という言葉にも違和感がありました。

だって、それは言い換えれば、今まで
「やらなかったから出来なかったのよ」
という意味になるからです。

プロとしてお金をもらっていたのに!です。



練習をしないでジャンプを失敗しても、それはリンクが大きくて慣れていなかったからなんて、そんなことはプロであるなら言っちゃいけないし、ファンもそういう態度でプロをやっている彼を認めてはいけません。

それまでも、団体練習をしにこないとか練習に酒の匂いをさせながら遅刻してくるとか、練習嫌いは有名でした。

まあ、スケートが嫌いだったんだからそれが普通のことだったんでしょう。



FaOIの真壁さんは、スケーターにはプロフェッショナルであることを求めるそうです。

人気があるとか現役時代のメダルの色とかは関係なく、ショーの出演者には観客を楽しませるプロであることを求めているわけです。

FaOIのあのクオリティとスケーターのメンツを見たらそれは良くわかりますよね?

アンサンブルスケーターたちであってもショーを盛り上げるプロとして、高い意識を持っているのです。

あんな中に、中途半端な意識のスケーターは入れませんよ。


結弦くんのアンチの中には「羽生結弦が高橋大輔を共演NGにしている」と言いふらしている人もいますが、少なくともFaOIに関して言えば違うと思います。

FaOIは、高橋大輔が真壁さんの求めるレベルの演技をしてこなかったから呼ばれなくなっただけです。


たとえ多少集客力があったとしても、ショーのレベルを下げることのほうが真壁さんには我慢が出来ないのではないでしょうか。



本人はスケートをやりたくないし練習もしたくない。

アイスショーが近くなったらちょっとだけ練習して、失敗しても言い訳をして、責任を負わされそうなことは回避して、荒川さんが座長のアイスショーにだけ納まって…。


こんなことを続けていて、カンパニーを作りたいとか引退スケーターの受け皿を作りたいとか、そんなことを言ったって誰も本気にはしませんよね?

カンパニーって具体的にはどうやって作るんですか?
アイスショーをやるんですか?
場所はどこでやるんですか?
練習場所はどこですか?
練習場所に支払うお金はどうやって確保するんですか?


今年のアイスショーを見てもらえるとわかりますが、アイスショーは観客が集まるショーと集まらないショーに2極化しつつあります。

プロ意識を持てない人がアイスショーをやったところで、お客さんを集めることが出来ますか?
集まらなければどうするんですか?

イベントが赤字になった場合、誰が責任を取るんですか?




結局、何も考えてはいないんですよね?
誰かが考えてくれるのを待っているだけなんですよね?


カンパニーについては以前まっちーが「現在の日本では現実的でない」とあっさり否定していたと思いますが、それはまっちーが現在のスポーツビジネスを勉強しているからなんですよ。

フィギュアを取り巻く現状を考えたら、名もないスケーターを集めて興行としてやっていくことの難しさがわかると思いますよね?


メダリストを揃えても集客できないアイスショーがあるんです。

夢には、見るだけの夢と叶える夢がありますが、夢を叶えるためには明確なビジョンとそれを行うための手順と骨組みが必要です。

ただ語るだけならその夢は妄想と変わりはないのです。

それに、スケートが大嫌いとずっと言ってた人が、いきなりスケート愛を語ったって俄かには信じられないでしょ?

スケートを捨てて、新しい可能性を求めて陸ダンスと語学の勉強をするためにアメリカに行ったんじゃなかったんですか?

結局数ヶ月で戻ってきましたけど、不退転の覚悟で渡ったはずのアメリカで、何かを身につけてこれたんですか?

そこで学んだことを、今何かに生かせているんですか?


そんな、何もかも中途半端にしてきた人なら、もう一度スケートをやると言っても、きっとまた中途半端で終わりますよ。



平昌の前、野村さんに「現役に戻る気は?」と聞かれ「ないない、もうレベルが違う」と言っていましたよね?

それが、観客から大絶賛されていた草太の全日本の演技を見て「難易度の低いジャンプでもここまで観客は盛り上がる」と思ったんですか?
だとした ら、それは大きな勘違いですよ。

あれは、骨折を繰り返し、ブロック大会ではシングルしか跳べなかった草太が、全日本で3回転を戻してきたから観客は感動の涙を流したんです。
普通の選手があの演技をしても、大歓声なんて起きないんです。

難易度が低くても、ジャンプを失敗しても、表彰台には上れなくても、それでも観客を沸かすことは出来ると考えたのなら、そういった考えこそが問題なのです。

観客を沸かしてスポットライトを浴びるだけなら、プロスケーターで十分にできたことです。
全日本は、スケートに人生を賭けた選手たちが闘うためにやってくる場所です。

レベルが高いとか低いとかの問題ではなく、なんとかして強化選手になりたいとか、国際大会に出る指名が欲しいとか、世界選手権へ行きたいとか、そうやってみんな必死になってやってくるんです。

キャーキャー言われるためにやってくるんじゃないんですよ。

そんな真剣な場所に、舐めたことを言って入ってこないでください。

高橋大輔は、オリンピックに3回も出ています。
本田武史以降、3回出た選手は彼一人だけです。

12年かけて3回も出たのに十分やり切ったと言えなかったのなら、それは何をいつまでやっても無理ということではないでしょうか。

ソチの時に怪我をしていて中途半端に終わってしまったというなら、もっと早く復帰すれば良かったんです。

というか、痛み止めを飲んででも、ソチで全力を出せば良かったんです。


なのに今この時に復帰をするのは、単純に無良くんとダイスが引退し、今の自分でもTOPの6人に入れそうなのが計算できたからですよね?


高橋大輔が弱い人間なのは知っています。
弱いだけで、決して悪い人間じゃないのも知っています。

いつも正しい判断が出来ず、厳しい状況からは逃げ出し、周りの人間に迷惑をかけ、甘え、周囲の期待を裏切り、にもかかわらず賞賛を求め、過去の人気を勘違いした、高橋大輔のネームバリューで金を儲けようとする人間にまとわりつかれていることも知っています。

はっきり言います。
これは単なる「復帰ビジネス」にしか見えません。

ネットで「スポットライト症候群」と言われていましたが、私には、もう一度スポットライトの中に身を置きたい高橋大輔と、泉佐野の関空リンクになかなか寄付が集まらず、選手の数でも中京に差をつけられ始めている関西スケ連と、そのスケ連と一心同体のフジテレビが、話題づくりのために手を組んだだけにしか見えないのです。

関空リンクに今一つ寄付が集まらないのは、計画がザルだからですよ。
毎年2億、2年で4億ものお金を寄付で集めようとする、その考え方が甘すぎるのです。

全日本で最終グループに入って、テレビに出たりして名前を売って、関空リンクの宣伝をする気なのならやめてください。

あそこは、スケーター達が真剣勝負をする場所なんですから。



自分が次のステップに進むために、現役復帰くらいの厳しい状況に追い込まなければいけないなんて、意味がわかりません。

それは、アメリカに行ったときに出来たはずのことです。

あの時出来なかったのであれば、今回も出来ません。


高橋大輔の周囲の人達に言いたいです。

もう甘やかすのはやめてください。

パフォーマーになるのが目標なのなら、すぐにでもそちらの道で、真剣にやるべきです。




ああいうユルい人を見ると、癒される人がいるのも知っています。
弱くてダメな人が好きな、いわゆる「ダメンズ」好きな人も大勢いるでしょう。

自分が頑張りたくない人ほど、ユルい人間に癒されるものです。
頑張らなくてもいいんだという気持ちにさせてくれるからです。

余りにも向上心の強い人間を見ると、何もしていない自分の劣等感を刺激され、イライラする人間がいるのも知っています。

でも、それはアスリートに求める姿ではありません。


去年だったか、ぴったんこカンカンで安住紳一郎が言っていましたよね?
「高橋さん、お酒には気をつけてくださいね」と。

そんなこと、普通ゲストに言う言葉じゃないですよね?

でも、あえてそんなことを言ったのは、たぶんロケ中の様子だけでも酒をコントロールできていないのがわかったからでしょう。

もしかすると、カットされた部分でもっとマズイところがあったのかもしれません。


酒を飲んで問題を起こす人間の大半は、飲まなければいい人なんですよ。

ならば、今後仕事をするに当たって、そういったことも我慢できるようにしなければいけません。

そうでなければ、いつ酒で問題を起こすかわからない人間は仕事を出しにくいからです。
酒をコントロールできない人間は「弱い人間」です。
企業は、弱い人間に大金はかけられないのですから。

高橋大輔のファンが結弦くんに嫌がらせをしたり、国民栄誉賞の際にも官邸にクレームを入れたりしていたことも知っていますが、そういったことについて今回ここで文句を言う気はありません。

それはまた別の機会に書きたいと思います。



ああいった方々は、自分たちの惨めな現実から目を背けるため、ストレスの発散場所としてネットで騒いでいるだけです。

ぶっちゃけ人気者を叩ければいいだけですから、高橋大輔すらもうどうでもよくなっているのです。

もう、誰にもその主張を信じてもらうことが出来ないところまでこじらせてしまっていますから、言いたいやつらには言わせておけばいいのです。

もう絶対数が違いますし、まともな人達は高橋ファンを辞めていますから、言えば言うだけ自分たちの立場がマズくなるだけです。


ただ現状を見ていると、高橋大輔とその周辺の人間たちは、少し考えを変えなければそういった悪質ファンと一蓮托生で社会からはじき出されていくような気がするわけです。



真央ちゃんが復帰する時、高橋大輔は真央ちゃんに「ブランドに傷がつく」とか何とか言っていましたよね?

復帰して思うような演技が出来なければ、今あるブランドに傷をつけるからやめとけ、というような意味だったと思います。

でも、真央ちゃんは最初から「ハーフハーフ」と言って、迷っていることを公表していましたよね?
迷っているならやったほうがいいのです。

でも、高橋大輔はそうじゃない。

「フィギュアは好きじゃない」「もう戻る気は全くない」と言っていたのに戻ってくるのです。

誰が見ても「色々やってみたけどどれも上手くいかなくて、結局嫌いなフィギュアに戻るしかないんだな」という風に受け取られるわけです。

皆さん、歓迎のコメントを出していましたが、実際のところ、これから上を目指そうとする選手を抱えた現場にとってはいい迷惑なんじゃないでしょうか。


とにかく、やるなら今度こそ死ぬ気で頑張ってください。
最終Gに残れればいいなんて、そんな「テレビに出てアピールできればいい」レベルの気持ちでやってこられては迷惑なだけです。

戻ってくるなら今度こそ、若手が必死にならなければ勝てない壁として戻って来て下さい。
思い出作りみたいな舐めた考えは捨ててください。



多くの方が「日本のスケート連盟は高橋大輔を世界選手権にねじ込むつもりなのではないか?」と言っているのを目にしましたが、それについては多分無理だと私は思っています。

以前も載せましたが、ワールドの選考基準はこれです。

① 全日本選手権大会優勝者を選考する。
② 以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して1名選考する。
A) 全日本選手権大会2位、3位
B) ISUグランプリファイナル出場者上位2名
C) 全日本選手権大会終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
③ 以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、① ② で選考された選手を含め 3 名に達するまで選考する。
A) ② の A) から C) に該当し、② の選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位3名
C) 全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
※ 最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である(補欠の選考はこれに限らない)。
ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、世界選手権大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。


これを読む限り、
◇ワールドランキングなし。
◇GPS出場権なし。従ってファイナル出場権なし。
◇国際B大会に派遣されない以上、シーズンベストスコアなし。当然ミニマムスコアもなしです。

全日本で優勝したところで、ランキングがないので四大陸に出てミニマムを得る権利もないと思います。(四大陸もワールドランキング6位以内です)

高橋大輔のファンは結弦くんを「特例さま」などと言って揶揄しますが、さすがにないない尽くしの選手を世界選手権に出すほどの特例はないのです。


高橋大輔は、成績しだいでは周囲に頼まれたら世界選手権を視野に入れなくもない的なことを言っていましたが、多分こういった選考基準を理解していないのではないでしょうか。

もし世界選手権に出たいと思うのであれば、シーズンに入り次第早急にB大会に出て、最低でもミニマムを取得しておかなければいけません。
スケート連盟が国際大会に派遣するのは強化選手だけですので、ミニマムを取得するには自費でどこかの大会に出る必要がありますが、国際大会には出ないと言っている以上それも考えられません。

全日本の結果次第なんて言っていては間に合わないのです。


なので、そこは本当に「全日本の最終Gに入る」というくらいしか現実的な目標はないのだと思います。


長々書いてきましたが、私は高橋大輔の復帰をポジティブには捉えていません。

スケート連盟も、やらなければいけないのは若手の育成であって、ベテランの「心残り解消」に割く予算はないはずです。

というか、そんなことはしてはいけません。

全てのスケートファンが私と同じ考えだとは思ってはいませんが、私は、「現役」を今後パフォーマーとして生きていくために身体を絞ったり自分を追い込むための口実に使う考えに反対です。

そんなものはプロでいても十分に出来たことです。
4年間ほぼプロとして何も残してこなかった人が、これから何のパフォーマーになれるのかはわかりませんが、どの世界にもそこには命がけで頑張っている人がいます。

甘いものじゃないのです。


私は、今までそうだったように、これからも、全日本では結弦くんとこれからの選手を中心に応援するつもりです。



最後に一言。

大ちゃん、自分の未来を決めるのは自分なんだよ。
誰かが手を貸してくれるとか、やってくれるとか、甘えた考えが通用するのは大ちゃんに利用価値 があるうちだけなんだよ。

利用価値がなくなったら手のひらを返すような人間たちを、信用しちゃいけないよ。
もう、これからは自分の頭で考えて、必死にならなくちゃね。
親も支援者も、一生生きているわけじゃないんだから。

賢く生きなきゃ。
やりたいことなんて探してたって一生見つからないんだよ。
もう30を過ぎているんだから、これからはやりたいことを探すんじゃなくて、自分に出来ることを探すんだよ。
自分にできることを長く続けられれば、それが生きがいになるんだから。

自分のためだけじゃなく、誰かのために何かをしたいと思ったら、一生懸命勉強しなくちゃね。
そうじゃなければ、これからもずっと、何の満足感もなく一生を終えることになるよ。

しっかりしなきゃ。
大人にならなきゃ。
子供たちの手本になるような、そんな背中を見せてから、今度こそ自分にできる限界まで出し切って現役を終わるんだよ。

平昌オリンピックの時、出場スケーターのアンケートで、「自分のヒーロー」に何人ものスケーターが「高橋大輔」と書いていたのを見ましたよ。

そんな憧れに応えなくちゃね。

やるんだったら今度こそ、逃げずに最後までやり切ってからやめてね。





というわけで、全て書き出したので、とりあえず私の中での「高橋大輔ネタ」はこれで終わりにします。

今後は何があっても基本スルーで行く予定です。

とにかく、アンチたちが結弦くんの邪魔をしないよう、そこだけは注意をしつつ、ぬるい目で見ていきたいと思います。



以上





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