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保守系サイトへのDOS攻撃のおそまつな検証と結論から見る、ネトウヨの知性のなさ【ヤンの字雷】

テーマ: ヤンの字雷

本日は、ヤン様の寄稿コラムです!

 

ネトウヨサイトがDOS攻撃とやらを受けているとのことで、「その攻撃の犯人は安田純平ではないか?」というネトウヨの呆れた言い分を、ヤン様が検証された貴重なコラムです。

 

ネトウヨは、日韓歴史問題で「韓国はデマや嘘を撒き散らす」から嫌韓になったと思っていたのですが、そのネトウヨもデマや嘘を撒き散らしているというのですから、結局、彼らの嫌韓は「同族嫌悪」から来たものだったようです。

 

そんな彼らがネット上での政治サイトで、数を頼りに大手を振って歩いているのですから、そりゃ、嘘つきの安倍が今でも総理でいられるわけです。

 

今回、ヤン様が曝かれたネトウヨ体質を皆様と共に共有し、私達は「デマや嘘を撒き散らさない」ように気をつけたいものです。


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保守系サイトへのDOS攻撃のおそまつな検証と結論から見る、ネトウヨの知性のなさ【ヤンの字雷】

いわゆる保守(笑)系サイトが攻撃を受けているらしい

 本日は非常にくだらない話をしようと思います。いわゆる保守(笑)やネトウヨといった方々の知性がどの程度のものなのか?を、DOS攻撃を受けて彼らが検証した仮説をさらに検証して、探ってみようという試みです。

 netgeekや保守速報など8サイトに大規模DDoS攻撃。犯人に対する一つの仮説(ネットギーク)によるとネトウヨ系サイトが安田純平さんの記事を載せると、DOS攻撃が始まるというようなことのようです。

 この仮説とは端的に概要を記せば「保守系サイトがDOS攻撃を受けた。IPは検証しないけど、DOS攻撃は8サイト3日間で570万円くらいかかるはずで、だから経済合理性のある人間が犯人であり、それは保険金を受け取る安田純平さんではないか?」というトンデモ仮説です。

 引用しつつ、検証していきます。

特に5ちゃんねると保守速報がいち早く攻撃され始め、2日ほど経ってからnetgeekも攻撃対象に加わった。気になるのはこれらのサイトの共通点だ。netgeekは当初、5ちゃんねるで中国の臓器売買を取り上げたスレッドが何度も落とされているのを知っていたため、これが原因の可能性が高いと考えていた。しかし結局、記事にしなかったnetgeekも攻撃対象となってしまった。

改めて共通点を探っていくと安田純平にネガティブな記事を書くと攻撃を受けることが分かった。どのサイトも安田純平の拘束事件について自作自演や保険金目的の恐れがあると指摘していたのだ。

 まず5ちゃんねるが攻撃を受けたとのことですが、その対象は中国の臓器売買を取り上げたスレッドであったようです。もう、ここで論理の飛躍が見られるのですけれども、安田純平さんの記事を載せると攻撃対象となる、とネットギークは結論づけています。

 ・・・じゃあ最初の中国の臓器売買スレへの攻撃と、ネットギークが受けた攻撃は「別物」と考える思考回路はなかったのでしょうか?

 

netgeekでは安田純平の拘束事件にはまだ裏があると疑っている。DDoS攻撃というのは例えばコンピューターウイルス(マルウェア)に感染させた世界中のPCなどを操り、特定のサイトに一気にアクセスを集中させることでサーバーを攻撃する手法だ。通常のDoS攻撃が一つのIPアドレスで行われるのに対し、DDoS(Distributed Denial of Service Attacks)攻撃は複数のIPアドレスで行われるのでブロックで対処がしにくい。

そしてDDoS攻撃は実はネット上で販売されており、例えば1時間1,000~20,000円などで簡単に購入することができる。日頃から地味にウイルスを広めているハッカーはこうして儲けているというわけなのだ。

 とDOS攻撃の種類について解説しているのですけれども、仮にDDoSを購入したとすると海外IPからの攻撃である可能性が非常に高い、ということになります。なぜ検証するのにDOS攻撃IPを検証しないのか?と非常に疑問です。一番基本的なところでありますからね。

 私の知る限りで言えば、その手の販売などは中国が多いようです。

 しかしこの後も、攻撃IPの公開や検証は一切出てきません。

 ついでに言えば、海外IPからの攻撃であったとすると、海外IPを遮断すれば対処可能ですが、8サイトも攻撃を受けていて、なぜその対処を1つのサイトもしなかったのか?もしかして攻撃の大半が国内IPだったのではないか?との疑義も出てきます。

 ちなみにざっと調べたところ、ロシアのDOS攻撃代行サービスは1日60ドル(6000円)だったりします。中国だと1日330円!という業者も存在するようで、まずもって「料金すら調べられていない」のですから、検証記事や仮説を主張する記事としてはお粗末極まりありません。

中国で「DDoS攻撃代行サービス」が大流行‐格安価格で充実サポートも。(サイバーセキュリティドットコム 2017.8.17)

 

しかしながら今回ほど大規模な攻撃は珍しい。8サイトが同時に長時間に渡って攻撃を受けており、実施にかなりの費用がかかると推察されるからだ。例えば1時間1万円だとすると8サイトに3日間のDDoS攻撃を仕掛ける場合、576万円もの料金になる。

これはただの愉快犯ではなく、何か経済的合理性がある者の犯行であろう。保守系のサイトはこれまでもアンチから攻撃対象になることが多かったが、それはTwitterの利用規約違反を通報するなど正当なやり方であった。筆者が知る限り、一般のサイトがここまで大規模なDDoS攻撃を仕掛けたというのは前例がない。したがって、犯人は潤沢な資金を持ち、さらに安田純平の拘束事件を探られるとまずい人物(組織)だということになる。

 なぜ「販売されたDOS攻撃」と結論づけたのかも不明ですが、普段は中国についてあれほど詳しいのに、中国の格安DOS攻撃業者を使うと、1日330円、8サイトで2600円という事実を無視するのか。3日間行うとしても8000円弱で攻撃ができてしまいます。576万円という論拠は吹っ飛びます。

 どうしてDOS攻撃代行の料金を高めに検証もせずに書いたのか?「お金がかかっていないと、潤沢な資金を持ち経済合理性のある犯人という結論に至らないから」としか思えません。

 しかるにこの値段(330円/1日)では「ただの愉快犯の可能性」も否定しきれなくなり、前提条件が全て崩れたということになりますので、ネットギークの主張する仮説そのものが「根拠不明の妄想」であると結論付けるしかありません。

まとめ

 ネットギークの仮説の論理は「大規模DOS攻撃は値段が高い」→「経済的合理性のある人物の犯行に違いない」→「だから保険金を受け取る安田純平さんが怪しい」というものでした。

 しかしお示ししたように、中国のDOS攻撃代行サービスではわずか330円/一日であり、そもそも「大規模DOS攻撃は値段が高い」という前提条件が崩れてしまいます。

 

 仮にロシアの6000円/1日のサービスを使ったとしても・・・15万円程度で8サイトを3日間攻撃できます。1時間10000円という数字をどこから引っ張ってきたのか?がまずもって不明であり、こうなると「経済的合理性のある犯人像」という結論を導くために、上述した数字を引っ張ってきたのではないか?とすら思えて仕方ありません。

 要するに「結論ありきで、都合の良い情報を切り貼りした」だけの粗悪な記事というわけです。

※まあ、こんなバカバカしいネットギークの迷記事を検証している私も相当バカですが、この記事を「名推理!」などと取り上げるブロガーなどもいるようで、こうやってデマが広がっていくのだなと。

 

 また不自然な点として、基本の基本であるIPをなぜ検証していないのか?仮にDOS攻撃代行サービスだとすれば、海外IPが大半のはずなのに、なぜ海外IP遮断という防御を1つのサイトも取らなかったのか?大変に不思議な話です。

 しかし「海外IPを遮断しても無意味だった」とするのならば、「IPという基本の基本を検証しなかった」ことも腑に落ちます。つまり国内からの攻撃だったのではないか?という疑義が出てきます。

 もしも「国内からの攻撃だった」とすると「DOS攻撃代行サービスではない」ということにもなりかねない。

 

 つまりネットギークの主張には「IPを検証していない」「DOS攻撃代行サービスは高価ではないのに、高価なものとした」という2つの嘘ないし、それに近いものが含まれていることになり、したがって仮説は「仮説ですらなかった、デマの疑義が非常に高い」と結論付けられます。

ネトウヨの知性は所詮、この程度

 ネトウヨというのは「こうであってほしい!」「きっとあいつは反日だ!」が先に来て、その結論に向かって情報を切り貼りして、結果的にはデマや嘘を撒き散らすという非常に性質の悪いものであることが、ネットギークの記事からご理解いただけると思います。

 

 今回の安田純平さんのケースですと、安田純平さんがとにかく気に入らない!きっと彼は反日なんだ!と「思い込みたい」ので、武装勢力に拘束されたのは2回であるにもかかわらず、5回とデマを吹聴し、無事に解放されたら「拘束されるプロ」「保険金目当てできっと保守系サイトを攻撃した!」などと、ろくに検証もせずに撒き散らすわけです。

 挙げ句、ネットギークの記事は穴だらけで仮説とも呼べないような代物であるのに、「名推理!」などと検証もせずに信じ込むわけでありますから、手におえません。

 

 いわゆる従軍慰安婦問題と呼ばれる「捏造(注1)」と、彼らネトウヨの「捏造」にどれほどの違いがあるのか?左派をネトウヨやいわゆる保守は「お花畑」と揶揄しますが、彼ら自身も「お花畑」なのでありました。

注1:いわゆる従軍慰安婦問題の発端である吉田清治が1996年に、自身で「フィクションである」と認めており、朝日新聞、赤旗なども吉田証言をもとにした記事に対して、謝罪、撤回をしております。

 

 「移民だけど移民じゃない!」「景気は良くないけど、好景気!」「デフレ気味だけどデフレじゃない!」「中国包囲網じゃないけど、中国包囲網!」などと一国の総理がデマを国内向けに撒き散らす時代でありますから、安倍総理を支持する支持者やネトウヨがデマまみれになるののもっともなこと。

 数と声の大きさで事実は埋もれ、そうして事実に基づいた議論も埋もれていくこの時代。

 

 間違った情報からは、間違った結論しか出ないように、事実がデマに埋もれる日本に興隆する兆しなんぞあるわけがない。この風潮を座して見ていることは、すなわち亡国への道にほかならないわけです。

 丁寧に検証し、丁寧に事実を洗い出して議論し、そしてデマを撒き散らす輩には批判を加えねばなりません。それがせめてもの亡国への抵抗という事になりましょう。

P.S

 日曜日の朝からネットギークの記事を検証しつつ書いているわけですが・・・・私は一体何をしているのだろう?とバカバカしくなります。安田純平さんを好きか嫌いか?で言えば「別に好きではない」のですけど、11月2日の会見の詳報も全て目を通しました。

 最低限、言論を発するものとしては、そしてそれに関連する記事を書くものとしては当たり前のことです。

 

 安田純平さんを庇い立てするつもりはないのですが、ネトウヨの言説、デマがひどすぎて結果的にはカウンターとしてそれらのデマを検証しなければならないので、このような「バカバカしい、くだらない記事」を書く羽目になるわけです。

 大手メディアだとか有識者は、このような「バカバカしいくだらない出来事」を検証してくれませんから(笑)

 

 「バカバカしくてくだらない、もっと建設的なことが書きたい!議論したい!」と嘆息しつつ、いささかの価値があるのであればと思い、書いてみました。

(了)


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