支払再開
において、収納(集金)がいくらかでも出来た場合には地域スタッフ(集金人)は営業部に必ず提出しなければならない帳票が２種類あります。
それは、
「支払期間指定書」
「支払方法連絡票」
この２種類になります。これらを順に説明します。
長期未収者(不払い１年以上滞納者)に対しての支払再開取次時は、集金人(地域スタッフ)は営業部からの指示・命令で、基本的には全額収納を最初に求めてくるはずです。
全額一括が困難なお客様には「どれ位なら払えるのか？」を確認し、少しでも多くの口数(１口は2カ月分)を求めてきます。
この際、重要なのは何も言わず何口か支払うと集金人は「支払期間指定書」に署名・捺印を求めてきます。これは直近分を支払った時に書かせる書面です。
複写形式になってるこの「支払期間指定書」に署名してしまうという事は、自ら契約の存在を認めた事になり、それを書面で残す事になりますので、契約が過去に締結されていた証拠になる書類です。(今までの契約を有効だと認め、未払い金の存在も認めた上ですべて支払います、という書類です)
その書類を以って契約の存在が証明でき、裁判上の請求を行う事も出きるようになります。
NHK受信料の未払い分にも当然時効があり、商法を基準にするなら5年ですので、それ以前の未払い分も時効の援用をすれば消滅したであろう債務もこれに署名してしまう事により民法147条における承認をしたことになってしまいましたので、時効期間がリセットされてしまったということになります。
「今迄の分は無視していいからと言われ支払を始め支払期間指定書に署名捺印してしまった！」
「１年に１度は７分割分の請求書が届くが、無視しても構わない！」と言うような声を良く聞きますが、もっと悪質なのは、
「集金人からは何の説明もなくこれに記入してくれ、と言われて領収書と思って書いてしまった！」と言う声もありました。
集金人(地域スタッフ)の中では、日常茶飯事トークのようなものです。
この支払再開においても歩合給で月最低２０～３０件のノルマを与えられてる訳ですので、全額収納できれば最高ですが、１口でも２口でも収納でき尚且つ次回からの分を口座もしくはクレジット継続決済の登録が出来れば「再開同時口座」として、歩合給もアップする為、必死な訳なんです。
私個人としての現役時は正直、この支払再開取次ぎ業務が苦手で「支払期間指定書」を書いてもらった事が１件もなく、すべて未収始月からの収納しか出来なかったんです。
どうしてもお客様の立場になって考えてしまい、意味があって納得してない受信料を仕方なく払ってやるわという気持ちになってるのに、「支払期間指定書」に署名捺印してくれだなんて、言えませんでした！
立花さんの動画
でも言っておられます。(㈱アイヴィジットとNHK黒い癒着７)
集金人は巧みにこの書類に署名捺印させるようにもっていきます。もし、やむを得ず何口か支払った時は、「未収始月からの収納にしてくれ！」と必ず告げて下さい。
そうすれば、「支払期間指定書」に署名・捺印をする必要もなく、領収書にも未収始月の分が表示されてるはずです。
この時、集金人(地域スタッフ)がこの「支払期間指定書」とは違う、緑色の帳票「支払方法連絡票」という書面を自ら書き込んで営業部に提出を義務付けられてます。
結論として言いたい事は、支払いたくないのであれば支払わない事です。不払いを続け面談拒否してれば、いづれNHKから民事督促などの法的措置を取られます。その時点で民事裁判を起されればそこで分割による支払いで和解にもって行きます。
NHKも支払ってもらうのが目的ですから、民事督促された人はほとんどが分割による支払いで和解してるのが現状です。
また、民事督促(民事裁判)も今のところ可能性はかなり低いですので、この先5年間民事督促されなければ時効を援用すればいいだけの事です。
それでもやはり裁判を起されるのは怖い！不安だ！と思われる方は、
立花孝志ホットラインまで！
集金人(地域スタッフ)対応、相談、その他NHKに関するあらゆる被害悩んでいないですぐお電話を！
docomo 090-3350-0267 : au 090-9278-5018 : softbank080-4566-3336 : willcom 070-5509-7065
尚、ご相談やNHKとの対応に関しては無料で行っておりますので、
疑問・ご質問などございましたら、まずはお気軽にご相談・お問い合わせ下さい。
立花孝志ひとり放送局 株式会社 http://tachibanat.com/
2013-04-30 14:40:46に投稿した記事ですが、問い合わせが多いので再投稿しました。
３年近く前の話ですので、書類の仕様など変更にになってるかもしれませんのでご了承下さい。