みなさん、こんにちは~。 きのうピグのクラブで、みなさんにオモシロい事を教えてもらいました。スラングのリサーチをするために、クラブにいったのですが、私は、“日本語で、”ブー”と人を呼んだら、どういう意味になるのか、と聞きました。すると、みなさんがとてもていねいに、ブーというのは太った人やよくばりな人をさすことば、豚の鳴き声からきたことばで、ふつう、日本人がそう呼ばれたら、怒ります、と教えてくれました。みなさん、どうもありがとう~。
"Boo"は、英語で3つの意味があります。今日は、そのひとつめをのせましょう。今日は、おもしろうそうなジャイヴ、つまりブラックアメリカンにしか使われないスラングにしてみよう。
boo = 愛しい人、恋人、べイビー、赤ちゃん、子供
カタカナで、“ブー”と、そのまま読める。でも、"Hey, boo!" と黒人の人にいわれたら、実はあなたのことを愛している、すごく愛しい人という意味なので、怒ってはいけない。自分の赤ちゃんや子供、恋人や結婚相手をさす、ものすごく特別な言葉なのだ。white chocolate といって、ヒップホップカルチャーの影響で白人だけど、黒人のなまりでわざと話す人や、チカノ (Chicano = Mexican American)といって、メキシコ系アメリカ人の少しをのぞいては、普通、黒人同士でしか使わない。男、女、どちらも、"boo" を使う。
My boo is going to middle school. = 私の子供が、中学校にいくようになるんですよ。
I've got a date with my boo. = 俺の彼女と、デートがあるんだ。
Hey, boo. = ねえ、ベイビー。
と、こんなふうに使われている。私は仕事で黒人がボスだったり、黒人しか行かない教会で、黒人のミュージシャンの友達のエンジニアーをしに行ったりしていたので、よくこのbooというのをよく聞いた。白人の人はあまり知らない言葉である。
Alicia Keys と Usherが、"My Boo" という歌をデュエットで歌っているから、聞いてみよう。
じゃ、またね~。