日本に数人?!「花札占い」専門の占い師、古川実樹さん その① | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

FBでお友達申請をしている

四ツ谷イエナの社長、土川雅代さん

(通称・ツッチー)のタイムラインを見ていると





「今日の花札占い」





というのが毎日UPされている。




こんなヤツ。。。

↓   ↓    ↓








ナヌ?!

Σ(・ω・;|||








花札占い

ぞなもし?!

(((゜д゜;)))











スゲー気になる~!!!

Σ(゚д゚;)













と、いうことで。







さっそく土川氏のFBのリンクから

古川実樹さんのFBへお友達申請。。。







すっごくすっごく面白そうです!!

お話聞きたいデス!!!






というと、古川さんはココロよくOK

してくださいまして、今日お会いする

ことができました。






こちらが花札占い師、古川実樹さんの

お写真です。↓   ↓    ↓






とってもソフトな感じの外見ですが、

花札占いや花札文化の魅力をもっと

たくさんの人に知って欲しい!!





という熱意をすごく持った

占い師さんであります☆






花札占い。。。






気になりますよね。。。。






実は、この間私のブログにUPしました

そのうち単行本になる予定の

こちらの原稿

↓  ↓   ↓


「占いと霊能力」

http://ameblo.jp/sakainichika/entry-11918013326.html






にも書きましたが、日本古来の占い文化は

明治の初期に起きた






「天社神道禁止令」


「陰陽道廃止令」






による弾圧、排斥運動で壊滅的な

打撃をうけました。





そしてそこへ続く日中戦争、大東亜戦争、

太平洋戦争を経て日本は敗戦国となり、

その後、進駐軍とともにだーーーーーっと

舶来のわけがわからん外国産





「タロット占い」



「西洋式星占い」



「ウィジャ盤」



「数秘術」





などが押し寄せてきて、現在我が国に

おける占い愛好者の多くはほぼ







「タロットユーザー」





ばっかり、という異常事態になっている

のでございますが。






実は戦前には花札占いの専門の

占い師さんがそこここに居たのだ

そうでございますよ。。。( ´艸`)






今では継承者がほとんど残って

いないそうです。。。







とってもミステリアスな花札占いですが、

みなさんは花札をじーっと眺めたことは

ありますか?






私は我が家は花札ゲームをよくやります。






家族でときどきオイチョカブとかコイコイ

なんかをやってビール飲みながら遊ぶ

んですけど。





いっつも







「花札ってミステリアスだよな~!!!」






って思っていたのですよ。







確かに、何かこれはすごく深い







「日本的魔術の書」







なのではないかという気がしますね。。。






さて、古川さんにお話を伺ってきました。





古川さんは、実は、花札と出会う前は

タロット愛好家。






一般的なタロット占い師でした。






占い好きの女子にありがちな







「放課後の教室の片隅で友達を

占っていた女子高生」






だったとのことで、占いとの付き合いは

もう30年以上になるとのこと。






占星術も少し興味を持っていたことがあるらしく、

私の師匠のことも名前だけは知っていたそうです。






そんな古川さんが花札と巡り合ったのは

今から6~7年前のこと。






実は古川さんの親類筋に

かなりご年配の霊能力者の

人がいて。







その人に鑑定してもらうことになった。






「タロット占い師として身を立てる

ことはできるか?」






と、その霊能者に質問したところ






「あなた、タロットなんか誰でもできるでしょ」






と、苦笑いされたのだそう。







そして







「それより・・・」






ということで霊能者は







「あなた、花札占いは知ってる?」






と古川さんに聞いてきたのだそうな。








へ???



花札占い???

Σ(゚д゚;)









と、古川さんは興味を持った。







タロット好きでも花札占いなど聞いた

こともなかった。







そしてその霊能者の方は岡山県の

出身なのだそうだが、その霊能者さんの

おじいさんから、霊能者の方はよく

花札占いの話を聞かされていたそうである。。。






全国的にどうかはわからないけれど、

少なくとも岡山県には何人か花札占いの

占い師が確かにいて。







戦前は花札占いで悩み相談をする

のがわりとポピュラーだったと。






それでその霊能者が






「あんた、タロットなんて誰でもできるし、

ツマんないでしょ。人と同じことやったって

成功できるわけがない。それよりも絶えて

しまった花札占いを甦らせたらどう??」






と勧められたのだそうな。。。






それで、俄然その気になり、古川さんは

それ以来タロットカードは脇に置いて、

花札占いを究めることにしたのだそうです。





「へぇ~・・・。じゃあ、古川さんは、花札占いの

やり方本とか、入門本みたいなものを読んで

勉強したのですか?」





と聞くと、実は花札占いのような、日本の

古い占いの多くが





「口伝」





による伝承であり、そういったテキストの

ようなものは何もないということ。






ただ、ネットなどで調べた限りでは、

花札占い師を自称している人はゼロ

ではないらしく。






古川さんが調べたところでは

お一方、一子相伝ということで

花札占いをやっている方がいるそうな。。。







しかもその方は、古川さんの鑑定に

どうも来たような感じがあるのだとかで

ございます。。。





まぁ、占い師にはよくありがちだ。。。






わしも門馬の弟子です、というと松村潔

さんのお弟子さんが





「私のほうが詳しいのよ!!」





とか、Gダビデ研究所で占いライター

やってますとか言う人が





「あなたはこの本を知らないでしょう!!」





みたいな感じで偵察というか、






「あんたより私のほうがスゴイ!!」

(と、認めて欲しいのね。。。)





みたいな人がけっこう現れたりした。





まぁ、占星術はそんなマニアが多くない

から、タロット占い師ほどではないが。。。






タロット屋さんはなまじっかたしなみ人口が

多いから、みんな同業者のよくわからない





「力比べ自慢」





に辟易していたな。。。







ま、カネくれりゃあなんでも

いいんだけどね。( ´艸`)








たぶん花札占いも、占い師人口は少ない

とはいえ(だからこそ)新しい人が出てきて

人口が増えると、占い師同士気になるんだろうね☆






商売敵になっちゃうわけだから。。。






そこまで聞いてわしの胸に浮かぶ疑問。。。







じゃあ、古川さんは、カードの意味を

どうやって覚えたの???







ということ。






絵柄や記号を用いる占い体系というのは

象徴体系だから、象徴に何がしかの

意味を与えるということは絶対に必要になるのだが。






参考書もないということになると、

古川さんはどうやって各札の意味を

知ったのか??







「実は半分はチャネリングです」






と教えてくれました。







古川さんに花札占いをやらないか? と

教えてくれた霊能者さんが実は、その方の

おじいさんから聞いたという各札の意味を、

うろ覚えながらも覚えていたそうで、古川さんは

それをまずメモにしたのだそうです。






それから、それだけでは足りないところや、

鑑定中にひらめいた言葉などをそれぞれの

カードに割り振っていったのだそう。






「なんだ。じゃあなーーーんにも

意味なんかないんじゃん」






と思ったそこのアナタは甘い。






どうも、占いって言うヤツぁ、すべからく

そのスタートはそんなモンなんじゃないか

という研究者が多いのだ。






複雑怪奇なホロスコープ体系や、

数秘術体系、タロット体系など、

占いと言うものはこれすべて






「自由な連想、空想を

べたべた貼り付けていったもの」






であるのは間違いない。






有名な例としては一時期ブームになった






「サビアン占星術」






がある。






サビアン占星術は、黄道360度それぞれに

散文みたいな、意味があるんだかないんだか

わかんねぇお言葉が付与されているのだが。





その言葉がどこから出てきたかというと






「チャネリング」






なのである。。。






つまり、統計を取ったわけでも科学的

根拠があるわけでもなんでもなく。






「なんとなくこんなイメージ」





というだけなのだ。






だったら私は






「J-POPサビアン占星術」






でいいじゃないかと思うのだ。






たとえば渡辺美里さんの歌う






「マイレボリューション」





の歌詞をそのまま






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


かに座0度 「わかり始めたマイレボリューション」

かに座1度 「明日を乱すことさ」

かに座2度 「誰かに伝えたいよ」

かに座3度 「My Tears My Dreams 今すぐ」


・・・・以下、続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




↑ みたいにして、好きなJ-POP歌手の

歌で占い遊びしたほうが楽しいんじゃないかなぁ

と思うのだが。。。






同様に






「少年ジャンプ名セリフサビアン占星術」





だっていいのだし、








「東映戦隊シリーズ タロット」






とかでもいいのだ。









チャネリングを






「アリ」






にするのならば、こーゆうことでもいいはずである。







花札占いを掘り起こすために、

霊能者と古川さんが取った方法は

そう考えれば十分に





「アリ」






なのだ。。。







「いや、実はそれで悩んじゃうところ

もあったんですけど、酒井さんがそれで

イイって言うんならいいんだと思って

自信が持てました」






と笑う古川さん。。。






でも、失われた象徴体系を掘り起こす

ときは想像力が何より大切だから、

こういう方法はアリで、間違えていない。






だから







「花札占い」







というよりも






「古川式花札占い」





として深化させていくことになる

のでしょうね。。。( ´艸`)







でも、それでいい。うん。






それが面白いと思う。







さて、そんなわけで、花札に代表される






「ジャパニーズ・スピリチュアル」




「ジャパニーズ・フォーチュンテリング」






について古川さんと語り合いました。






それはその②で。



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