前回の更新からだいぶ日が空きました
その間、驚くべき事に以前公開した段位戦使用パーティーは「赤かばう」の名でテンプレ入を果たすほどに普及する事となりました

はじめに公開した時はすぐメタが回って使えなくなるかより優れた構築でも出てくるだろうぐらいの気持ちでしたが私自身未だにあれを超える受け構築を作れてないので一種の原型入りさせても良いと思ってます

今回はその赤かばう事赤い霧かばうよそくパーティーの改良の話

・はぐれメタル
武器刻印をマインドガード、守備力+60、守備力+40とする事で守備力を極限まで伸ばしました
仮想敵であるAI付き超Gの追撃を、スクルト込みで耐える確率をほんの少しでも上げる為です
AIのスカラははぐれメタルを選ばない点、AIの手動白霧は不確実な点からどうしても白霧スクルトに頼らざるを得ない場面はある為守備力は極限を目指しましょう
また、配置をパーティーの一番右に変更
これはムチやまわしげりなどの全体攻撃をかばった際、一番右ならば一番右のダメージ4発を受けるだけで済むと言う仕様の為です

・妖剣士オーレン
戦場の支配者SP→知略ジェンヌ
なんとチェイン採用です
と言うのもはぐれメタルの項目で述べた通りスカラ白霧や白霧スカラ等が不確実である以上守備力4000のはぐれメタルを割れる相手が苦手な事や、リーズレットより速いステルスアタック、または白霧読み幻魔やアンカーナックル等手札の多い超Gを完全に詰ませ続けるのは難しいと判断した為です
こちらも強引に超G(ついでにあがきも)を倒す手段をもっておく事で多くの苦手相手を克服出来た為表赤かばう裏チェインの組み合わせは中々噛み合いを見せています
チェイン役としては亡者がある以外状態異常への弱さが目立ちますがあくまでもチェイン「も」出来るアタッカーである事、超G以外に無理にチェインをかけなくとも表だけで十分戦えるパーティーである事を忘れないようにする事が大切でした(経験談)
ゾルデやぶちスライムベス等も一度考えましたが表のパワーを維持したままチェインはあくまでサブプランとするならやはりオーレンが最適です
武器刻印は3種キラー(一つは攻撃力+30でも良いかも?)

追記:チェインをかける相手とその基準は
「相手詰ませるのが難しそうな場合かつ相手の裏が確認出来る時」
です
ブラックサンタやマジェスドレアム、ギュメイ将軍等ステルスアタックやみがわり剥がし+αでこちらに壊滅的なダメージを与える手段を持った超G
たいあたりやあがきでこちらを壊滅させるおそれのあるシャッフル等とにかく受けきれないと思ったときにチェインの存在を思い出しましょう

ただし脳死でチェインをかける前に相手の裏次第ではチェインよりもパーティーチェンジを優先したほうが良い場合もあります(相手の裏がチェインに強い、または赤かばうに弱い場合はパーティーチェンジ優先)
また、相手の超Gがあがき+いてつくはどう持ち等の場合もパーティーチェンジで裏に回してから処理する事で負け筋を減らせます
チェインで勝てると思ってチェインしたら相手もチェインで素早さ負けした、相手の裏がいては持ち耐久パーティーで耐えられた等が最悪のパターンです
どちらも赤かばうならば勝てたはずの相手にチェインのせいで負けたと言う事になりかねないのでまずはパーティーチェンジを優先しましょう


・リーズレット

てっぺき→アッパー
スカラが欲しかった為採用、ステルスアタックやいてつくはどうではなくバイキルト通常攻撃等での追撃ではぐれメタルを割ろうとする相手にははぐれメタルにスカラをかけたほうが受けきれる場面があった為のスカラ採用
とは言えスカラ以上にインテとバイキルトの使用率のほうが高いです
リーズレットがセルフインテから悪夢のよびごえを撃つ事でミラーのかばうメタルを割れます
また、系統ボーナス込み賢さ1900あるのでメタルゴッデス等の超ハードメタル相手にもよびごえが有効打となります
武器刻印はマインドガード、メタルキラー、アンチみかわしアップ

・エルギオス
スキル特性武器刻印の変更は無し(マインド、マヒ、眠りガード)
代わりに個体値を調整しレベル1種育成を行いました
負けず嫌いが乗らなくなる為たいあたりやブラックサンタの攻撃を耐えやすくなります

次に裏のチェインについて……
チェインパーティーとして意識した事は「チェインが無い状態で裏に回った時の対処法」と「赤かばう対策」「状態異常への対策」の3つです

・プチぼう

ピオラサンバによりはぐれメタルを割る役です
スタンダードキラー持ち故に単純に火力が高く全体呪文で999出したりもします
後述のアタッカーにバイキルトやインテをかけたり霧を撒いたりと大忙し
とは言えチェイン指導役としては決して速いほうではないので素早さミラーは不利です
チェインミラーはなるべく避け、相手のチェインは赤かばうの面で対処するように心がけましょう
場合によっては手動リバースからリバースチェインを仕掛けた方が有利になる事もあります(後述)
武器刻印はマインドガード、アンチみかわし、メタルキラー

・マジェス・ドレアム

良くスモボか超Gかで使われるモンスターですがここではスタンダードボディで採用です
単純に火力が頭おかしい事に加えてアタカンタ持ち故にすてみやしっぷうづきに耐性がありチェインを超G対策として使う場合に適したアタッカーである事が採用理由です……等と偉そうに書いていますがスタンダード物理マジェスドレアム自体は元2位様から頂いた構築そのものだったりします
私はマヌーサ埋めよりも超G対策がメインの為シャムダ→いごっそうで使用していますがてんしのきまぐれもパーティーコンセプト(チェイン無し時の立て直し)と噛み合って良い仕事をしています
ギガキラーSPしれいとうSPなのでたいあたりワンパンも可能なのが○
武器刻印はアンチみかわし、マヌーサガード、混乱ガード

・ムドー
マジェスドレアムがみやこ式ならこちらはひまてらす式のムドーです
状態異常対策を考えた時やはり行動遅いクスリ売り持ちはパーティーに1体欲しい、これが可能なモンスターはエルギオスとムドー(後実はメルトア)しか居ないとなれば必然的にこの枠はムドーになります
行動遅いクスリ売りブオーンの立て直しセットに加え、チェイン時の攻撃参加とゴッデス対策によびごえのあるナドラガ採用
しれいとうSPチェインインテよびごえでカンストダメージを叩き出せばゴッデスも割れるアタッカー兼ヒーラーです
武器刻印でマヒと眠りを過剰耐性にしており、異常撒き相手へは光の旋風、ザオリクで体制を立て直してから後続のモントナーのチェインで巻き返します

・モントナー
こちらもほぼみやこ式、最強ディアノーグで状態異常耐性を完璧にしたのがオリジナルか
行動遅い+ウルトラガード最強ディアノーグで不能異常全無効に加え武器刻印でマインド眠りマヒ過剰
ムドーとこいつは状態異常が入らないのでチェインが無い状態で相手に異常を撒かれても光の旋風チェインで巻き返しが効きます
表がチェインを確実にかけるようなパーティーではない(表のチェインはあくまでサブプラン)為、このように裏だけでチェインをかけるプランを用意しています
ステータスを見ればわかるように系統ボーナス厳選+素早さ調整種育成を行っており、同じく素早さ調整した相手以外へはリバース下で先制出来ます
チェインミラーで上の速度が不利だとわかっている場合等は覚えておくと役立ちます
また、チェイン以外のリバパ相手の対策にもなる他、ムドーとの行動順が入れ替わらず確実にラウンドゼロ出来る点からも素早さ調整は必須です
通常のチェインであってもどうせチェインのかけなおしやラウンドゼロで1枠消費していたのでそれならいっそしれいとう付きモントナーを入れたほうが火力を維持出来て良かったです


今回系統ボーナス等のステータス厳選、素早さ種調整等のステータス調整が主な改良点です

系図埋めはやってみたら思いの外簡単だったのでパーティー構成が固まったら是非やってみてください

赤い霧+メタルかばう体技よそくは非常に防御力に優れた構築で、相手の攻撃を通さずジャッジ勝ちする戦法が得意でしたが
こちらの予想を超える超火力や最後のあがきジバルンバステルスアタック等そもそもかばうを超えてくる攻撃、非常に手札の多い超G等いくらか受けきれない相手も存在しました
それらに対して更に防御札(亡者等)を重ねるよりはチェインから倒してしまうほうが勝てる相手が増えた印象があります
一方でチェインの防御札が使えなくなると言う特性によりかえって不利になり、赤かばうなら勝てた相手に負ける等チェインが負け筋になる試合もあった為過信は禁物です
チェインが有利な相手、赤かばうが有利な相手を見極めて場合によってはパーティーチェンジで先に相手の裏を確認しておく(対戦前にも超Gか否かぐらいは確認しておく)等慎重なプレイが求められます


余談ですがミラティブでイルルカ段位戦の配信始めました、上記のパーティーを使って生放送で対戦しています
録画も撮ってあるので気になる方がいらっしゃればそちらも公開したいと思います