『オレ単』公式ブログ

学ぶより真似る

テーマ: 勉強法


インド出身のアメリカの神経科医、ヴィラヤヌル・S・ラマチャンドランは成人の脳には1000憶個のニューロンがあり、それぞれのニューロンは他の1000~1万本のニューロンとつながっていて、他人を見ているだけでミラーニューロンは活性化すると主張します。


TED V.S. ラマチャンドラン : 文明を形成したニューロン
 

 



日本において、「ミラーニューロン」研究の第一人者である近畿大学医学部第一生理准教授、村田哲氏によれば、ミラーニューロンとは、他人の行動を自分の脳内で「鏡(ミラー)」のように写し出す神経細胞であり、「情報伝達のための素子」であり、人の動きをまねる 「物まね神経」 だそうです。氏は、"人間には無意識に動作をまねる性質があって、まねすることで動作の意図や意味が深く理解できるようになる"と解説されています。ミラーニューロンによって、人間は共感や模倣、言語学習などが可能になっているということです。



ミラーニューロンの発見は、マカクザルの新生児が相手の表情を真似るという研究から始まりました。模倣学習です。


画像 : wikipedia より


これは私自身の考えですが、宇宙には完全に独立した個というものは存在せず、『私たちの意識は繋がっている』、と考えています。もしも私たちに皮膚という自分と他者を隔てる境界がなくなれば(麻酔などで感覚を麻痺させれば)、目で見た他者の感覚がそのまま自分の感覚になります。意識レベルで他者と繋がっていると考えればこの現象を容易に説明できます。


ラマチャンドランはミラーニューロンこそが人類の文明形成に貢献したと主張します。もちろん、このような新しい学説には反対意見もあり、単なる空論にすぎないと一蹴する学者も多いことも事実です。ですが、新しい知識を学ぶ上で、真似ることが大切なことは誰もが認めます。「真似る」こと、つまり模倣することは言語を習得する上で非常に大切な役割をはたしているといえます。


理屈はさておき、共感や同期についての面白い実験をご紹介します。この映像は埼玉大学工学部池口研究室によって撮影された同期現象についての動画になります。同じ動く台の上に乗せられた複数のメトロノームが、やがてすべて同期して、同じタイミングで音を刻むようになります。台の揺れとメトロノームの揺れがお互いに作用し、だんだんとメトロノームがそろうことに驚かれることでしょう。

バラバラだった72個のメトロノームが勝手に揃い出す! 不思議な実験映像


誰もが認めるように、言葉を学ぶのに最も適した環境は、親子の関係における脳内模倣であることは間違いありませんが、幼児以外がこの方法を使うことはできません。ですが、言葉は繰り返し模倣することによって感情と密接に繋がるようになります。じつはオレ単の学習方法も、この「共感」や「同期現象」を参考にした記憶を塗り重ねていく学習スタイルとなっています。何度も何度も繰り返す。繰り返すことによって、完全に同期するようになるのです。




 

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