道法流ナスの垂直仕立て栽培 | きまぐれサラリーマンの週末菜園!!

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ナスの垂直仕立て栽培に関して 『野菜だより5月号』 に記事が掲載されて

 

いましたので、紹介いたしますビックリマーク

 

垂直仕立て栽培は、無肥料の畑で野菜の枝を垂直に誘引する栽培法です。

野菜が体内でつくり出す植物ホルモンの量と働きが極限まで高められ、

病気や害虫に強く、収量がグンと増えるのが特徴です。

今回は、おいしいナスを長期間たくさん収穫する方法を紹介します。

 

 

 

 

●草丈25cm程度の頃に枝を支柱にギュッと縛る

 

苗が育って第1花が咲く頃に支柱を1本垂直に立て、麻ヒモで8の宇縛りにして苗を支えます。支柱

は長さ2m程度で太めのものを利用し、根が切れてもいいので根のすぐ脇に挿してください。

 

草丈が25~30cmに育ったら垂直仕立てを開始します。この頃になると、イラストのように

第1果付近に2~3本の強い枝(わき芽)がグンと伸びます。麻ヒモをグルっと回して、

伸ぴ始めた枝を支住にピッタリと沿わせて縛ってください。

 

 

●ポイント1

4本か6本の主枝を垂直に縛る

 

ナス栽培では、4本または6本の強い枝を支柱に縛って垂直仕立てにします。

たくさん出るわき芽のうち細いわき芽は、ついた実を収穫したら根元で切る

か折り取って整理します。

 

枝の数は偶数で仕立てるのが基本となります。奇数本を仕立てると、枝に強弱が生まれ、

そのうちの1本が弱くなります。

 

 

垂直に仕立てた4本ないし6本の主枝についた実を順次収穫していきます。

これらの主枝につく実が高品質になるので、収穫のメインにします。

開花から約10日~2週間後がもっともおいしいタイミングです。

 

 

このほかに、わき芽が育った側枝にも実がつきます。

1~2果を採ったら側枝を根元で切り落としましょう。

こうすることで主枝の数は常に4本ないし6本にキープされます。

 

 

更新の方法は、まず、栽培途中でナスの中段あたりの側枝を切り離さずに

縛って垂直に育てておきます。

次に、最初に仕立てた枝が支柱の高さを越えたら切り離して、育てておいた若い枝を

支柱に縛りなおします。
こうして枝の新旧交代をします。