2017年オータムクラシック:私の仕事は何でしょう | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

 

皆様

 

ようやくオータムクラシックの試合が始まりました。

 

ジュニア女子のSPが終わり、次はジュニア男子です。

 

そしてもちろん、シニア女子のSP、これは現地時間の20:05からスタートです。

 

しかし現時点で私はもはやお疲れ。

 

というのも何故か会場内で色んな種類のお仕事が増えて、メディアセンターの専属とは言えない状態だからです。


1)席取りの状況を指摘されれば確認しに行き。

 

2)動画を撮影している人を見つければ注意し(そしてその人たちから恨まれ、なぜそこかしこで撮影している人たちを取り締まらないのだと言われ)

 

3)二階の観客席から一階に侵入してこようとする人たちを堰き止め

 

4)一階の階段の奥へと潜入してこようとする人たちを食い止め

 

5)羽生選手の練習が始まると特に目立つ、カメラから発せられるフラッシュやAF補助光の位置を把握し

 

 

6)その間にもジャーナリストさんたちやカメラマンたちのリクエストに応え、日本選手たちを練習後にTV朝日のエリアに連れて行き、そこからミックスゾーンへとエスコートする。

 

この最後のところが本来のメディアセンターの仕事なんですよね。

 

でも紫色の「観客席における雑用」赤色の「セキュリティに関する雑用」って、いつの間にか私の仕事になっています。

 

1)の席取りに関しては、また後ほど画像もアップしますが、本当に皆さんクリエイティブです。お座布団に荷造り用の頑強なガムテープを貼って確保したり。「ランチに行ってきます」との英語のカードを置き、4時間ほど席を空けたり。

 

そして2)の動画撮影。

 

おそらくこれはもう羽生選手の練習が始まった時点であきらめるべきなのでしょうか。

 

ルールを守っているのがアホらしい、と皆さんお感じなのでしょうか。

 

大勢の人が撮影しているのが見えたので、取り締まってもほぼ意味がないのかな、という感じです。

 

日本の会場だと誰も写真さえも撮らないと聞くのですが、これはやはりカナダでの大会だから舐められているのでしょうか?ルールに違反しても罰せられないから無視してもいいか、ということなのでしょうか?

 

しかしどうしても見逃せないのは5)のフラッシュやAF補助光です。この期に及んでフラッシュ撮影をしている人は言語道断ですが、多くの方々がご自分のデジカメや携帯のカメラから発せられている赤いライトについて気付いていらっしゃらないのかも知れません。非常に選手にとっては目障りとなり、ジャンプを跳ぶ時などに危険な状況を引き起こしかねません。どうか今一度、その機能の解除を確認してください。

 

なお、今大会の会場の問題でもあるのですが、3)と4)に関してはこのブログ記事を読んで、情報が共有されることを祈っています。

 

観客の方々は一階に関しては入り口と、観客席への正面階段のみをご利用ください。

 

その他は「二階のトイレが一杯だから」とか、「階下のWIFIの方が使いやすいから」とか、はたまた「ここって何かの大会が行われているんですか」と言われて一階に入ってこられても、「関係者エリアなので」とお引き取り願うしかないのです。

 

セキュリティ担当のスタッフと連携して、徐々に環境は整いつつあります。明日からはもっとタイトに会場の運営ができるはずです。

選手たちのプライバシーや安全を守るため、皆様のご協力をお願いいたします。

さあ、いよいよ女子の競技です!