こんにちは(^^)
三木ふじた医院 医師 藤田です。
今日は牛乳に関するこわ~い?お話です。
おそらくほとんどの方が、びっくりするか、こわ~いと思うか、信じられない!と思うか、だと思います。
牛乳はカルシウムがたっぷりで、成長には欠かせない、とか、骨折予防になるからと、
お子様もお年寄りの方も毎日飲まれている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ほんとに牛乳飲んで骨密度がUPするのでしょうか?
それなら骨粗鬆症のお薬なんて必要ないはず・・・なのに、
高齢女性の多くは骨粗鬆症のお薬を飲んでいます。
つまり、牛乳で骨密度はUPしない!のです。(牛乳屋さん、ごめんなさい・・・)
その理由はこうです。
牛乳には確かにカルシウムがたくさん含まれているのかもしれませんが、
酸性かアルカリ性かというと、牛乳は酸性の食品。
しかし、体内のpHというのは常に中性に保たれています。
そこへ酸性の食品が入ってくると、体は中性に戻すため、アルカリ性のものを体内から取り出してきます。
体内で一番多くあるアルカリ性の物質ってなんだと思いますか?
それは・・・
骨
です。×100
牛乳で体が酸性に傾く
↓
体内ではアルカリ性の骨を溶かして体のpHを中性に戻す
というメカニズムになっています。
つまり、牛乳は骨を溶かす!のです。
戦後、脱脂粉乳から始まった日本の牛乳神話、日本の栄養学は非常に遅れているので、
世界の食の常識が日本ではまったく知られていないといった話がたくさんあります。
では、骨折したら何を食べればいいのでしょう?
ちょっと長くなってきたので、その話はまた明日・・・
骨折後のリハビリや骨粗鬆症予防も三木ふじた医院にご相談ください!