こんにちは♪
色々忙しくて、相変わらず、
ブログに書くのが遅いですが、
先日、バラの家のセミナー
「バラ塾」に参加してきました(*^▽^*)
講師は、木村卓功さんです。
今回も、素晴らしい、内容でしたよ!!
みんなの、質問にも、
丁寧に答えてくださって、
お忙しいのに、
ほんとうに、ありがとうございました♪
今回のテーマは、
『つるバラの誘引』とは?
今年の誘引を振り返ってみましょう
というものでした。
それがね!
目からウロコの
誘引のやり方なんですよ!!
♪ーーーー(*´▽`*)ーーーー♪
これを知れば、
つるばら誘引が、すごく楽に
なっちゃうかも?
木村さんは、
つるバラの、冬の誘引は、
手間のかからない、楽なやり方で
やっているんですって!
最小限の手間で、
面倒くさくない誘引です。
これは、他の先生方とは、
まったく違うやり方だそうです!!
(また、だいぶ端折って書きます)
●冬につるバラの誘引をする時、
今までのやり方は、
古い枝を切り、新しいシュートと更新していく、
というものでしたが、
このやり方だと、
毎年、誘引してあったつる(枝)を外して、
誘引し直す、
という、手間のかかるものでした。
木村さんの、楽なやり方は、
「主枝(しゅし)を大事に
長持ちさせていく」
というもの!
枝の更新はせず、毎年、
今の主枝を生かし、
側枝(そくし)に咲かせます。
つるばらは、木立バラの間延びしたもの、
と思えばいい。
木立性のバラは、毎年冬剪定するけれど、
側枝に咲かせている。
(12月に書いた
図や写真をまた使っちゃいますm(__)m
卓功さんが、ホワイトボードに書いてくださったのを、
メモに写したけど、変な絵になっちゃった!)
主枝(しゅし)の誘引は外さず、
側枝(そくし)を、毎年、2芽残しで剪定して、
そこに咲かせます。
翌年も、同じところ辺りで切ります。
〈追記〉
周りに新しい枝が出ていたら、
そちらに、のり換えても良い。
芽が見つからない時は?枝別れの
節で切る。
(見えなくても、そこには潜在芽があります)
主枝はそのままで、
側枝に咲かせているので、
バラの家の庭の、ピエール・ド・ロンサールは、
もう10年も、主枝の誘引は、
外さないで、そのままなんだそうです↓
「むかしは、なんで入れ替えたか?」
というと、
主枝は、2~3年で劣化して、
咲かなくなるから。
なんで、劣化するのか?
つるバラが、本来伸びたい形と違うかたちに、
(人間が)無理やりしていくから、
疲れて、劣化してきちゃう。
S字誘引など、無理な誘引をすると、
枯れこんでくることもある。
誘引は、おおらかに!
↑ ↑
自然におおらかな誘引をする♪
枝はムリに水平にせず、
斜めくらいでも良いらしいですよ。
●それと、葉を落とさない事。
株に負担をかけないように。
葉で、光合成をさせて、
剪定の時までに、
幹や、クラウン、根に養分を貯めておく。
クラウン(株元の部分)は
太い方が、
栄養分が蓄えられていて良いそうです。
追記
●メインの主枝の途中で、
ズドーンと太いシュートが出てくる事があるが、
出た、太いシュートより先の部分は、
養分を全部そちらに取られて、
良い花は咲かなくなるので、
この場合は、
そこから先はカットして、
ズドーンと出たシュートを、倒して、
それをメイン(主枝)にする。
●つるバラの剪定・誘引は、
1月以降にやる。
葉がついているのを、むしるのは、
たいへんなので。
1月以降なら、落葉しているので、
それから、剪定・誘引する。
それに、
紅葉(茶色)・落葉、するということは、
葉の葉緑素を分解して、
枝に吸回収しているということ。
葉がまだ青いうち、
まだ、枝や根に回収する前に、
無理に葉を、バリバリ取るのは、
バラが、光合成で作りだした栄養を、
人間が捨てているのと一緒!(゚_゚i)
●誘引テクニック
誘引した枝(つる)の、先の方は、
下げないで、
先端は上に持って行ってほしい。
(1月のバラの家のオデゥッセイア)↓
頂芽優勢の法則
(光を獲得しようとする芽の競争)なので、
先端を下げると、
弧を描くような形になって、
弧の途中に、頂芽が出来て、
そこから、強い側枝が出てきてしまう。
すると、その枝に
養分をみんな持って行かれ、
それより先は、スカスカになってしまう。
●枝の役割をしっかり知ってほしい
つるばらは、
長距離伸ばす枝、
中くらいに伸ばす枝、の他に、
短い枝もつくっておく。
つるばらを植え付けて、
2~3年は、バンバン、
ベーサルシュートが出るが、
5年でほぼ出なくなる。
株元の方を、スカスカにしない為に、
もっと、早い時期、
花が終わったあと、
株元から元気なベーサルが出たら、
20cm位の低い位置で切っておく。
切ると、そこから、何本か枝が出るので、
少し伸びたら、もう一度切り、
枝を増やして、そこに
「木立性のバラの様なの」を作っておく。
春、そこにも花が咲くと、
下から上までいっぱいに、花が咲きます♪
ピンクの〇で囲った部分の話です。
シュートを斜めに沿わせても良いが、
縦に伸びている枝とは点で重なるように。
線で重なると、蒸れて、
病害虫が出ちゃうそうです。
(画像はイメージです)
●質問コーナーからも、
一つだけ!
「芽かきは、どうやるのですか?」との、
質問がありましたが、
つるバラは、芽かきはしなくて良いそうです。
セミナーに参加している方の中には、
「まだ誘引をしていない」、
という人もいましたが、
木村さんは、
「今からでも大丈夫です」
とおっしゃっていました。
(でも、芽がぽろっと取れてしまわないように、
気をつけてやらなきゃね♪)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
もっと、もっと、色々な事を
教えて頂きましたが、
長くなったので、今日はこの辺で。
続きは下記から見てね↓
■つるばら②、
冬誘引する枝の選び方
& 肥料のやり方などclick→★
■つるばら③
花が終わった6月の、
兜取りの事click→★
✿ご訪問ありがとうございました♪
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