真衣ひなのオフィシャルブログ「ひなのまいく」

Powered by Ameba

661 フォロワー


退団するきもち

テーマ: ブログ
いよいよ街はクリスマス色に染まって参りました。秋というには寒すぎるくらいに、一層冷えてきた気が致します。


星組の退団者が発表されましたね。



この知らせを受け、私のSNSにこんなメッセージを頂きました。


"もう涙が止まりません。人生でこんなに悲しいことってあるんですね。もしよろしければ、退団者側の気持ちを教えてほしいです。"


今日はその質問のお返事を、私自身の経験から、書きたいと思います。



勿論、宝塚を退団する時には、それぞれの理由がありますから、私の気持ちがすべての退団者と同じとは限りません。



私は、小学3年生の時に宝塚と出会い、それからの人生は、宝塚に入ることだけを夢見て生きていました。

知識もなかったので、入ったらいつか退団する、という概念もありませんでした。

どれぐらいいるの?と聞かれたら、死ぬまで!と答えていました。


厳密に言えば、宝塚には定年退職というのがあるので、死ぬまで在団するのは不可能な話なのですが。(例外はあります)


逆に、あまり知られていないですが、60歳までは在団出来る、ということです。


ですがほとんどの人がそれまでに退団します。


何故、宝塚に入るために必死でお稽古して、やっと掴んだ幸せを、自ら退団という形で手放すのか。


そう思われる方は沢山いると思います。


それがご贔屓ならなおさら、どうして!?と思われると思います。


退団して2年経っても、やはり経歴を知った人には開口一番、どうしてやめちゃったの?と聞かれるもので、

それにも慣れてしまって
「タイミングですね、いまだと思う時が来たからです。」
というテンプレートを話します。(笑)



先にも述べたように、退団の理由はそれぞれです。


真衣ひなのの場合は、入団して4年目の時に一度、やめようかなと考えた事がありました。



この話は、今回の話とややズレてしまう気がするので、需要があれば、また書くかもしれませんが今はやめておきます。


4年目の時に思いとどまれたのは、
ある方の言葉があったからなのですが、


その言葉を受けて、

私は、私をまだ認められない

そう思ったのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーー*


そして8年目の時に退団した私ですが、

きっかけは、突然に、
まるで思いついたように決意しました。


すぐに母に連絡しました。


次でやめるわ。と。


母から返ってきたのは、
え!?どうしたの!?ではなく、
そっか、わかったよ。でした。


短いやりとりでした。


なんとなく感じ取っていたのだと思います。




その時の私の心情は、

もういいや

という投げやりな気持ちではなく、

もういいよ

でした。



それは、
もがいてもがいてもがきながらやってきた今までの自分を、
いいよ、外で自由にやってみたら?
と解き放つ勇気でした。




わたしには、

長い列のできたバス停に並んでいる感覚がいつもありました。
それは夢の中にでもでてきた事があるような、はっきりとした映像がありました。



でも、退団を決めた時には

ちがう乗り物に乗ってみよう!

そんな気持ちが芽生えていました!



だから退団発表したときは、
驚いたり残念がる周りとは裏腹に、
わたしの心はとても清々しかったのです。


下級生に、やめるの、やめましょうよ!
と言ってもらったとき、
そういえばわたしも、大好きな同期や上級生が退団する時、泣きじゃくって、さみしい、やめないで〜としがみついていたなぁと思い出しました。


言われると言葉に困るのだけど、ものすごく嬉しいものなんだなぁと思いました。


応援して下さる方々にも、どうして!?もっといてほしかった!これから更にたのしみにしていたのに!と言って頂きました。


有難いなぁと思うとともに、
やはり寂しさを感じる事もありました。
しかし同時に

やっぱり今だった、と確信しました。


ーーーーーーーーーーーーーーーー*


退団して今年で2年が経ちました。

退団者が発表されると、

その人のことを宝塚の舞台で観れなくなる、観劇の楽しみが一つ減ってしまう、という寂しさはあります。
きっと同期が全員退団してしまったら、観劇意欲はぐんと下がると思いますから。


とはいえ、
寂しいという感情は、ファンの方のほうが強いと思います。


退団を経験した者は、退団を決めた時のあの感覚が、記憶にあるから。

発表してから宝塚最後の日までの時間が、どれだけ幸せな時間かということを、知っているから。

あぁ、みんな幸せな時間を思う存分楽しんで〜!!!

という気持ちになります。


でも、

ファンの方は、
無理に祝福しなきゃと思わずに

さみしい!
もっといてほしかった!

それが素直な言葉なら、その言葉を伝えても良いと思います。


ファンになったばかりで、今から応援しようと思ってたのに、という方も、そのままお手紙にその気持ちを綴られたら良いと思います。


ものすごく嬉しかったですよ、私は。


その代わりに、大千秋楽には、ご贔屓に大きな拍手を送ってあげてください。




他でもない、
大好きな大好きな宝塚を、退くことを決断するのですから、それに勝る思いがあるはずです。

だからOGとしては、何かお手伝いできることがあればしたいし、幸せな大千秋楽になりますように!と切に願うばかりです。



これで、答えになったでしょうか。



大阪出張から移動中だったのですが、考えながら書いていたら、到着しました

今夜はこのあたりで。

明日は同期愛希れいかの退団の日です。

私も大きな拍手を送りたいと思います。



読んで頂きありがとうございました

cherich now... ひなの
Instagram
twitter


  • 198
  • コメント5
  • リブログリブログしよう

最近の画像つき記事

最近の画像つき記事がありませんでした。
画像をもっと見る

このブログの人気トピックス

データが取得できませんでした。

このブログのフォロワーが興味のあるブログ

データがありませんでした。

このブログのフォロワーが読んでいる記事

データが取得できませんでした。

総合ランキング

データの取得に失敗しました。

ランキングをもっとみる

人気トピックス

データが取得できませんでした。

急上昇ランキング

データの取得に失敗しました。

ランキングをもっとみる

新登場ランキング

データの取得に失敗しました。

ランキングをもっとみる

データが取得できませんでした。