パリのメトロ利用者が金曜日朝、酸性と思われる液体物質を顔にかけられて重傷を負う事件が発生。

 

 

事件が起きたのは、午前7時メトロ1号線のリヨン駅(Gare de Lyon)にて。被害者は20代の若者と見られており、顔と手に重傷を負っているという報告。現場で、救急隊員が応急手当てを施した後に、病院に搬送された模様。

 

現在、攻撃に使用された物質は、試験所で検証されているところ。「被害者にかけられた液体物質は、酸性であると断言するには早すぎる」と警察はフィガロ紙に回答。

 

事件の誘発原因は明らかになっていないものの、液体がかけられるまでに口論があったという報告も。警察は、加害者の行方を追跡中。

 

 

パリでは水曜日夜にも、メトロ11号線で酸火傷による2人の被害者を出す事件が発生。この事件では、メトロ車内の折り畳み式の座席に、酸性の液体物質がかけられており、座った1人が太ももに、液体が入ったボトルを動かそうとした、もう1人が手に火傷を負ったということ。

 

プラス・デ・フェット駅(Place de Fêtes)で乗客が車内に乗り込んだ矢先に起きたこの事件で、2人の被害者は病院に運ばれ、メトロはアール・ゼ・メティエ駅(Arts et Metier)に移動避難し、警察が捜査を開始。

 

酸性の液体物質は、硫酸であることが判明し、故意に放置されたものか偶然置き去りにされたものか捜査中。

 

 

現在のところ、水曜日夜の事件と金曜日朝の事件の関連性は認められていないということ。

 

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酸攻撃は、惨いとしか言いようがありません。体にも、心にも、一生傷を残すことに。

 

こんなに頻繁に起きると、他人ごとではありません。。。

 

 

 

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