うにの豆知識!ムラサキウニとバフンウニの違いについて | 北国からの贈り物のブログ

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みなさま、こんにちは。

最近、子育ての世界では「食育」という言葉をよく聞きます。

私たちが生きていく上で欠かせない【食】を通して教育をしようという考え方です。

でも、教えるべき大人の私たちも、技術の発達により、作物の生産をコントロールできる時代に、旬を覚えることは意外と容易ではありません。

では、問題です!

「うにの旬はいつですか?」

「夏」とお答えになる方も多いと思いますが、実は1年中獲れるんですよ!

うにを世界で一番消費している日本人でも、意外と曖昧なうにのこと。

今日は、主なうにの種類と違いについてお伝えします。


■意外と知っていそうで、知らないうにの豆知識♪

あなたもこれを知れば今日から「プチうにマイスター」


■今日は、ムラサキウニとバフンウニの違いについて

ウニの種類は、日本近海だけでも180種類ほどが知られていますが、食用とされている主なウニは次の4種類です。


【ムラサキウニ】 英語名 Purple sea urchin ・Hard-spined sea urchin

見た目: 紫がかった黒っぽい色で、長めの棘が群生しており、一般的に知られているウニの形。

大きさ: 殻は厚く、殻の直径は6㎝前後になります。

生息域: 青森県以南の日本海側、茨城県以南の太平洋側。

産卵期: 5~8月頃

成長: 受精後1年で1.5㎝、3年で5㎝、5年で6㎝程度。

身の色: 白色に近い淡い黄色で「白うに」とも呼ばれます。

味: 淡白で上品な甘みがあります。








【キタムラサキウニ】 英語名 Northern sea urchin・naked sea urchin

見た目: 暗い紫色だが、多少褐色がかったものもいる。棘が長めで1.6㎝~3cmほど、殻の表面には細い線が縦に走っている。

大きさ: 殻の直径は10㎝程度。

生息域: えりも岬から相模湾までの太平洋側、北海道から対馬沿岸の日本海側、
      サハリン南部から朝鮮半島あたり。
      水深180mの岩礁や石などの周りにも生息するが、漁業対象は水深20~30mのもの。

産卵期: 9~10月頃 浮遊期間は1~2か月

成長: 1年で1.6㎝、3年で4cm、5年で6㎝くらい。

寿命: 15年程度









【バフンウニ】 英語名 elegant sea urchin

見た目: 棘が短く、緑色~茶色の殻をもつ。たわしを連想する見た目です。

大きさ: 殻の直径は5㎝程度。

生息域: 東北地方から九州まで、比較的どこにでも生息しています。

産卵期: 冬~春にかけて、最盛期は3~4月。

成長: 1年で1.5㎝、2年で2.5㎝、3年で3cm、5年で4.5㎝程度になる。

身の色: オレンジに近い濃い黄色で、「赤うに」と呼ばれることもあります。
   
味: 濃厚で甘みが強い。









【エゾバフンウニ】 英語名 Short-spined sea urchin・intermediate sea urchin

見た目: 棘が短く、緑色~茶色の殻をもつ。バフンウニより大きい。

大きさ: 殻の直径は10㎝程度。

生息域: 東北地方から北海道にかけての潮間帯から水深70m。

産卵期: 9~10月頃

成長: 1年で1.6㎝、2年で3.1㎝、3年で5㎝、4年で5.5㎝。
     うにとして食べられるのは2年以上成長したもの。

身の色: 濃いオレンジ色。

味: 濃厚で甘みが強い。日本産のうにの中で最も美味しいと言われている。










■「むらさきうに」と「ばふんうに」の主な違い

・棘の長さが違う  ムラサキウニ:長い棘をもつ バフンウニ:短いたわしのような棘を持つ

・身の色が違う  ムラサキウニ:薄い黄色(黄土色) バフンウニ:濃いオレンジ色

・味が違う  ムラサキウニ:淡白で上品な味 バフンウニ:濃厚で甘みが強い






■ムラサキウニとキタムラサキウニの違い

・大きさが違う ムラサキウニ:6㎝程度  キタムラサキウニ:10㎝程度

・生息地が違う ムラサキウニ:温かいの地域  キタムラサキ:寒冷の地域

・旬が違う  ムラサキウニ:6月~8月  キタムラサキウニ:9~11月






■バフンウニとエゾバフンウニの違い

・大きさが違う  バフンウニ:5cm程度  エゾバフンウニ:10cm程度

・生息地が違う ムラサキウニ:温かいの地域  キタムラサキ:寒冷の地域

・旬が違う  バフンウニ:3~4月  エゾバフンウニ:7~8月
  ※旬とは、産卵期の前の時期を指します。






国産ウニの違い、お分かりいただけたでしょうか?

エゾバフンウニが1番美味しいと言われますが、味は好みなので、色々な種類を食べてみて、自分好みのうにに出会えると良いですね。







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奇跡の地「北海道」が育んだ新鮮な海の幸、豊潤な大地の恵み。 私たち北国からの贈り物は、この大自然から獲れた極上の味わいを、 旬にいただく愉しみ、ごく僅かしか手に入らない希少な逸品を食す慶びなど、 そんな贅沢をご用意してお待ちしております。


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