バレンタインとルペルカリア祭 | つれづれ魔女の書

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今日は2月14日のバレンタイン。
外は雪…ホワイト・バレンタインですね雪

バレンタインの由来といえば有名なのが「聖ウァンティヌスの殉教した日」。
でも実はバレンタインの歴史ははるか昔、古代ローマの「ルペルカリア祭」まで遡ります。元は古代ローマ神の豊穣・結婚のお祭なのです。
ルペルカリア祭では、クジ引きでカップルを作って祭に参加する…なんていうお見合いパーティー的な事が行われていたそうですよラブラブ!(その他、安産・多産を祈願する儀式などに関する記述もありますがここでは割愛)

ルペルカリア祭は、異教の神を祀っている事がけしからん!とローマ教会によって廃止されました。
その際、生贄として処刑されたのが司祭ウァレンティヌスでした。
ウァレンティヌスは、士気が下がるという理由で当時禁じられていた兵士の結婚をこっそり執り行っていたという罪で処刑されました。
これがキリスト教の逸話として結びつけられ、「聖ウァレンティヌスの殉教」→バレンタインデーとなったわけです。

ちなみにルペルカリア祭はローマ神ファウヌスを崇拝するお祭と言われているのですが、そのファウヌスと同一視されているのがギリシアの牧神パン。
牧神パンといえば魔女の信仰する神様の代表ですね

そんなわけで、魔女的には牧神パンのお祭という事なので、祭壇を設けてエスバト恋の矢
明日はちょうど満月ですしね!

もちろんチョコレートも準備しましたよ~!
今回はクッキー。ティーバッグを模したクッキーを作ってみました。
余った生地で月の満ち欠けクッキーも作って遊んでみたり…
photo:01



そうそう、15日の夜明け前には愛の星の金星が最高光度になるそうですよ!まさにバレンタインにはうってつけラブラブ
チョコレートってきっと守護惑星は金星だと思うんですよね~!

私も祭壇にクッキーを捧げてお祈りしますニコニコ
世界の恋人たちに素敵なことが起こりますように!お月様