日本人が勤勉でないこれだけの理由 | ケビン・クローンオフィシャルブログ「ここが変だよ!! 日本人」powered by アメブロ

日本人が勤勉でないこれだけの理由


そもそも不幸のはじまりは、

「日本人は勤勉だ!」という

誤解と勘違いだったのです。


敗戦後、急速に経済成長を

達成した日本の謎解きと、

つじつま合わせに欧米人が

飛びついた見識が働き蜂

というミスコンセプション=

勘違いでした。


欧米から見て、そう説明する

のがわかり易いし、表層的に

は、一見そう見えたわけです。


しかし、実際の日本人は

勤勉というコンセプトから

は、もっとも、かけ離れた

存在であり、どちらかと

言えば、実利と合目的性

のみに生きる、きわめて

怠惰な人種だったのです。



日本人はけっして勤勉な民族

などではありません。なぜなら、


①競争を嫌い


②既得権益を探し求め


③既得権益の上に眠る


人種だからです。


幼稚園から大学まで

お受験が激化するのも、

やたら資格を取りたがるのも、

あくなき知識欲や学習意欲に

由来するものではなく、

あくなき、既得権益への探索

だったわけです。


既得権益には不労所得から

許認可権まで、様々なものが

あります。しかし、どんな微細

な権益・利権であっても一度手

にしたら絶対に手放さない徹底

ぶりは他の国や人種に比べ、

群を抜いており、だからこそ、

日本人は競争社会は絶対に

イヤなのです。


「これさえしておけば後は楽だ」

という合目的性こそが識字率の

高い日本人が学問をする主な

理由であり、大学進学率98%

以上という高進学率がまさしく

それを物語っています。


中高一貫校へ通うのも大学

付属に入学するのも既得権益

でしかなく、およそ学問や知的

好奇心とは無関係のところで

日本人は行動しているのです。


もちろん、国家公務員を学生が

職業として選ぶ主な理由は天下

国家を憂えるからではなく、安定

した職業だからであり、天下りが

減っても、民間ほど、厳しい競争

にさらされない安定という既得

権益がそこにあるからです。


欧米には「窓際族」ということば

も概念も存在しません。「窓際」

というキャリアプランも終身雇用

セイフティネットでしかなく

ガチンコグローバル社会に挑む、

企業、多国籍企業らにとっては

重石以外の何物でもないのです。


指揮系統が乱れ、合理性を欠く

「課長」「課長職」「課長待遇」

「課長扱い」などのネーミングも

欧米人には理解できない権益

キャリアプラン。「過保護」という

ことばは適切ではなく、「怠惰」

という表現の方が実態を表わし

ていたのです。


アメリカでは18歳を過ぎたら

子供は家から追い出されますが、
日本では33歳の中年女性が、

実家暮らしをしていることに驚か

されます。これも「過保護」なの

ではなく、競争を嫌い、既得権益に

しがみつく日本人メンタリティが

親から子へと受け継がれていく

プロセスそのものだったのです。


英文科の大学教授が英語で

授業を行なうことが出来ずに、

既得権益によってその地位を

追われることなく、居座りつづけ、

ネイティブが解けない入試問題

を考案しつづけることで、日本人

の英語力を北朝鮮と同レベルに

まで引き下げていても、誰も責任

や地位を問わない。一度手にした

権益は守られ、一切の競争に

さらされないという日本国特有の

大原則が自らの首を絞めていた

のです。


「~さえ、手に入れればあとは楽だ!」
「~にさえなれれば、一生楽できる!」

「TPP大反対!!」


これでも、日本人が勤勉な人種だと

あなたはいえますか?