格と余裕を感じた日 | 雨のち晴れ

雨のち晴れ

いろんな出来事があり、辛いこともあるけれど『やまない雨はない』ようにいつかは素敵な事がある。そんな想いでつけたタイトルのブログです。愛犬やその他、書きたい事を綴ります。


昨日は中野サンプラザで田原俊彦さんのコンサートへ。

開場が遅れましたが、無事に着席。
実は今回が初めての参加。今回のセットリストで、個人的に一番好きだった楽曲を披露されている情報を伝え聞いたから。
まだ、コンサートは続くので具体的な楽曲の記載は避けますが、感想を一言で言えば「凄い」の一言。これは本当にいろいろな意味を含みます。私は「誘惑スレスレ」の頃からのファンで、以降の楽曲は全部購入し、聴いてきました。多分、多くの女性ファンの方々は「アイドル」としての田原俊彦さんを応援し始めたのだと思うのですが、私は純粋に楽曲から好きになりました。そこからパフォーマンスに魅了されていくのですが、田原俊彦さんの「眼」がとても惹きつけるものがあったのです。日本の男性アーティストで同性から見て、その眼や仕種で魅了されたのは沢田研二さんと田原俊彦さんの二人しかいません。お二人とも大きな事務所を離れ、個として生きていく事を選ぶ姿も重なり、ぶれない強さも同じ。それは若い頃から変わっていないと思うのです。今回のコンサートを見て、その生き様をまざまざと見せつけられた気がしました。正にLIVEでした。
一方でトークやちょっとしたアクシデントでの咄嗟の対応等、キャリアを重ねて来たからこその余裕を感じる場面もありました。圧巻のパフォーマンスと和ませるトーク。これは様々な困難を乗り越えてきたからこその財産なんだと思います。
正直、男の私から見ても不器用な生き方をされていると思います。でも、だからこそ憧れる。
ファンではない人にはなかなか理解されないのは分かってます。でも、実際に見れば分かる。脳天気にバカな事をやったり、何かに守られながら戦うことをやめた人間には決して到達出来ない場所に田原俊彦はいるのだと。
普段のイメージとは異なると思いますが、私がイメージする田原俊彦さんは「孤高」です。それはバリバリのアイドル時代から変わらない印象です。そこに余裕が加わったら…無敵ですね(笑)

でも、今回のコンサートに参加して更に強くなった想いを…。
前にギタリストの江口さんにメッセージを送ったのですが、SOB(昭和オヤジバンド)でアルバムを作って欲しい。沢田研二さんもバンドメンバーと一緒に作品を発表しています。バンドメンバーの作品や今回のコンサートを見た某ミュージシャンの方がプロデュースしたい旨のメッセージを出されてるようですが、バンドメンバー参加の「ホームアルバム」を是非残して欲しい。江口さんは乗り気でしたよ。ユニバーサルさん、考えてくれませんかね。