スジ、デビュー秘話 | K-POPちょっといい話

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スジは、1994年10月10日光州広域市で生まれた。

 

 

小~中学校時代

 

幼い頃は母親が学校前で運営する粉食店を手伝いながら、母親が作ってくれたトッポキを食べることが楽しみであった。学生時代は平凡な学生で、学校が終わって友達と遊びに行くことが好きだった。特にダンスが好きで、光州のショッピングモールの小さなステージであるチームが公演をするのを見て、素敵だと思いチームに合流してダンスを習い始めた。だが、チームに男性が多く、父親はダンスについて良く思っていない。それでも、毎日ダンスの練習をして、夜11時に帰宅するという日々を過ごし、休み時間がなくて大変だった。

 

 

学生時代は粉食店を運営する母親を手伝いながら、インターネットショッピングモールのモデルをして小遣いを稼いだ。後にmiss Aでデビュー後、お母さんが優雅にコーヒーを作りたいと言っていたので、やりたいことをしていただくように(粉食店を)小さなカフェに変更して差し上げた。

 

 

JYPに合格

 

2009年Mnet「スーパースターK1」光州地域予選に好奇心から参加申し込みをした。地方ではオーディションが珍しく、経験してみなければという思いだった。予選に合格しトイレに行く途中でJYPキャスティングディレクターに会った。本当に運が良かった。キャスティングされた後、JYPオーディションをもう一度受けた。次の日家に帰る途中、合格の電話を受けた。

 

練習生になって週末ごとにソウルで練習して光州に帰った。一人で金曜日にソウルへ行き、他の人より早く練習室に行った。眠るのが惜しかった。当時のキャスティングスタッフの言葉によると、通常のJYPはダンス、歌、ルックスのいずれかが優れているとキャスティングするが、スジはこの3つをすべて備えた唯一のケースであった。

 

 

 

miss Aでデビュー

 

1年間の練習生時代を経て、2010年7月4人組ガールズグループ「miss A」のメンバーとしてデビューした。7月1日デビューシングル「Bad But Good」を発表し、Mnetエムカウントダウンでデビュー舞台を持った。miss Aのデビューはあまり騒がれず静かなデビューだったが、デビュー曲「Bad Girl Good Girl」は新人にもかかわらず、音源チャート1位を席巻、7月22日ガールズグループ最短期間で音楽放送1位をするなど、超大ヒットとなる。

 

デビュー21日目での音楽番組1位はガールズグループでは最短、ボーイズグループを合わせてもCNBLUEの15日に次ぐ2位の記録であった。ちなみに、WINNER(6日)、iKON(12日)が後にボーイズグループのデビュー最短1位記録を更新、ガールズグループも2016年8月21日にBLACKPINKが14日目で人気歌謡1位になり記録を更新した。

 

 

 

2013年3月、スジはソウル公演芸術高校を卒業した。同じ学年にはf(x)ソルリ、GIRL'S DAYヘリ、APINKナウン、EXO-Kセフンがいて、「94ライン黄金世代」と言われている。

 

写真の前列右からソルリ、スジ、ヘリ、ナウン

 

 

スジにはIUファンの弟がいて、2013年のSBS「いい朝」では母親が経営する光州のカフェで収録した。その際、弟は「お姉さんが怖い。幼い時、お姉さんが好きなお菓子を知らずに食べたら、怒って顔にサイダーをかけられた。またご飯を食べる時お姉さんの好きなおかずを食べたら、スプーンで頭を殴られた」と告白している。

 

 

2017年1~2月に放送されたスジのリアリティー番組 「Off the REC. SUZY」の最終回(EP.10)でスジはデビュー前の思い出の場所を訪ねた。

①練習生時代一番多くの時間を過ごした練習室
②会社近くアイスクリーム店(インテリアが変わっていて思い出を盗まれた)
③JYP新人開発チーム(光州でスジをキャスティングした職員を尋ねる
練習生時代からデビュー過ぎまで住んだ宿舎でガードマンのおじさんにあいさつ
⑤ソウルのJYPで練習を終えて故郷光州に帰るバスターミナル

 

 

 

<終わり>