えー、今回の事件では様々な噂や憶測が広まり、特に「三橋貴明の周辺の関係者の間では、三橋貴明が悪質なDV男であることは周知の事実であった」とする噂が流れているので、私の個人的な過去の話を書いてみようと思う。もちろん、これは私個人の経験であって、三橋さんやさかきさんとの関わり方や距離の近さによって、各々どれだけ実情を知っていたのかについては差があると思うので、どのように考えるかは読者の方々に判断して欲しいです。

 

 最初に言っておくと、私は三橋貴明さんとは直接の面識はありません。しかし、とある集まりでさかきさんと知り合いになり、何度かお話しをしたことがあり、一度は個人的にお話を聞く機会があって、その際に三橋さんおDVについても聞かされました。

 

 そこで聞かされた話の内容がどういうものであるかというと、おおよそさかきさんのブログに書かれていた通りの内容です。

 

『DV加害者の二枚舌と“共犯者の存在”』

 

 正直に言うと、あまりに生々しいDVの実態を直接聞かされ「まあ、本当だろうな」とは思いました。「多少、大げさに話してるのではないか?」程度の疑いは持ちましたが、少なくとも事実無根のデマをでっち上げてるだろうとかそういうことは思いませんでした。

 

 しかし、一方で「嘘であって欲しい」という思いもあり、一種の認知的不協和(「嘘であって欲しい」という希望的観測から、「嘘なんじゃないか?」という何の根拠もなく疑う)のような状況に陥り、また、あくまで話を聞いているのはさかきさんによる一方的な言い分であり、「三橋さんの話を聞かないでアレコレ判断するのもな・・・」といった感じで、ほとんど半ば思考停止に陥っていたように思います。

 

 その際に、とあるDVの証拠を記録して持っていると言われ、「確認してみますか?」と聞かれたのですが、「いや、遠慮しておきます。多分、本当なんだと思うんで・・・」みたいなことを言って断りました。

 

 その後、政治問題や経済問題に対しての興味が薄れていき、なんとなく三橋さんの言論からも一定の距離を置いて、ブログなどもタイトルを見て気になった記事があればサッと目を通す程度になりました。ただ、こういう問題について知ったから距離をおいて醒めた目で見るようになったのかといえば、必ずしもそうでもなく、延々と同じことを繰り返すだけの三橋さんの言論があまり知的でないと感じたのが実際のところで、仮に中野剛志さんのように常に知的かつユーモアや独創性に溢れた言論を展開し続けていたら、個人的な人格の問題とは無関係にその言論の内容をウォッチし続けたかもしれません。まあ、もっともそれ以前の田母神氏の不倫騒動やアレコレの界隈の醜聞を聞いていたので、すでに保守言論、というか保守言論界に辟易しており、さかきさんから直接聞かされた三橋さんの話が決定的に保守言論界を見限るきっかけだったのかもしれませんが(もっとも、三橋さんは何度も繰り返し自分は「保守」を自称したことはないと言っていますけど)。

 

 まあ、自分が三橋さんのDVを知った経緯はこんな感じで、三橋さんの周囲にいる先生方は、その近さによって、同じように話を聞いただけという人もいれば、実際に目の前でさかきさんをぶん殴っている様子を見た人もいるかもしれません。また、距離の取り方としても、DVの事実を知りながらズブズブの付き合いを続けた人も、キッパリ縁を切った人も、あるいは完全に縁を切らないまでも、一定の距離を置いて付き合おうとした人も色々といると思います(個人的には3番目の選択をした先生が多かったように感じます)。

 

 それから、私個人に関しても、「かなり確かにDVの事実はあるらしい」と思いながらも、「嘘であって欲しい」という希望的観測からか、心のどこかで「何かの間違いなんじゃないか?」と密かに思っていたことも事実です。ですので、今回の事件で「ああ、やっぱり色々な噂は全て事実だったんだ」と思ったことも衝撃でした(「思った」というのは、今回の事件があったからといって、過去の噂全てが事実であると証明されたワケではなく、あくまで「私がそう感じた」という程度の表現にとどめておきます)。

 

 ところで、今回ヤン・ウェンリーさんが、僕とうずらさんのブログ上での論争を紹介して感想を書いているのですが・・・

 どうやら、うずらさんのブログ記事のタイトルは、WJFのこの記事に対応しているかもしれなくて・・・

 

『暴かれる悪魔の正体』

 

 なので、論争の位置づけとしては、

 

うずらさん『銃口は敵に向けろ!』

『時には銃口を味方に向けてもいいじゃない!』

WJF『銃口を三橋貴明の取り巻き連中の一人一人にも向けるべし』

 

といった具合になっているようです・・・やはりWJFが一番過激派ですねw

 

 まあ、WJFとの意見の相違に関しては、私が藤井聡さん寄りに物事を解釈しているのもあって、三橋さんメルマガなどに記事を寄稿していた人たちを、「せっかくボランティアで記事を寄稿していたのに、裏切られ信用を傷つけられた被害者」と見るか、WJFのように「三橋のDVを隠すのに一役買った共犯者」と見るかの違いでしょう。

 

 しかし、繰り返しになりますが、DVの件はおそらく周囲の諸先生方を、イマイチ100%その事実を確信することは出来なかったでしょうし、また事件化されていなかった以上、あくまで家庭内の私的ないざこざであって、警察以外が介入することは現実的には難しかったのではないかと思います。

 

 また、さかきさんもさかきさんで、当時においても「事を荒立てたくない」という意向があり、またおそらくはっきりと「三橋と関係を続けるのは止めて下さい!!」と各先生方に面と向かって要望を伝えたことはなかったのではないかと推測します。

 

 これを言うのは酷であると承知しつつも、仮に面と向かって「三橋と関係を続けるのは止めて下さい!!それは共犯者になるのに等しい行為です」と伝えることなく、後からブログやSNSで「三橋と関係を続けている取り巻きは卑劣な共犯者だ!!」と非難するのも、正直「それってどうなのよ?」と思ってしまうところはあります。

 

 最後に一つ言うと、これだけの事件を起こしておいて、現在シレっと何事もなかったかのように活動を継続している三橋さんの神経は私には理解できません。なんというか、今回の問題は僕の中で未だにハンパなく「もやっと感」が残っています。

 

 

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