祝谷の「フォンデンテ」が移転した後に「mori cafe2号店」がオープンしたと聞き、所用で松山に行くついでに寄ってみました。
商店街のmori cafeも大好きなお店ですが、店が狭いのと駐車場がないのが難点でした。
広い駐車場がある2号店ができて、ありがたい限りです。
フォンデンテのインテリアもお洒落でしたが、mori cafeのナチュラルな雰囲気も素敵です。
11時開店と同時にほぼ満席になり、その後は何組もウェイティングしておられました。
現在のところ予約は受け付けておられないようなので、待つのが嫌いな方は、開店時間の少し前に行かれることをお勧めします
商店街のお店と同様に、ランチは主菜と副菜を数種類の中から選べます。
黒板には美味しそうなメニューがずらりと並んでいて、迷いました
夫は「鯛の味噌漬け焼き」「明太子ポテトサラダ」「牛肉と焼豆腐のすき煮」を選び…
プラス200円で、ごはんに鶏そぼろと玉子を載せてもらいました。
私は「タコライス」「蓮根のツナマヨ和え」「牛すじと大根の味噌煮込み」で
タコライスは、フレッシュトマトの酸味がきいていました。
とろ~り玉子とシャキシャキレタスで、味や食感の変化も楽しめます。
チーズ豆腐・鯖の味噌煮は、共通して付いていました。
mori cafeのチーズ豆腐、つるんとした食感にチーズの旨味とコクがあって、美味しいです
食後のドリンクも、豊富なメニューから選べます。
「小豆ほうじ茶ラテ」は優しい甘さで、最後にホクホクの小豆が出てきてほっこり
プラス400円でケーキを付けてもらいました。
「かぼちゃのチーズケーキ」を注文したのですが、なぜか「アールグレイ」が…
お店の方が「かぼちゃ」と「紅茶」を聞き間違えたみたいですが、アールグレイも美味しかったので、まぁいいか
ランチもスイーツも間違いなしのおいしさ、重宝するお店になりそうです。
さてこの日松山に行ったのは、愛媛大学で開催されていた「生命のメッセージ展」を見るためでした。
たくさんのブロガーさんが訪問され、既に記事をUPされています。
交通事故や犯罪により命を奪われた被害者の写真や靴を展示し、被害者や遺族の思いを伝えるというものです。
友人の息子さんも、メッセンジャーとして全国を廻っています。
何年も前から友人に話を聞いていましたが、ようやく愛媛で開催され、行くことがかないました。
会場には、うちの娘達と変わらない年齢の、まだあどけなさの残る若者達の笑顔の写真が並んでいました。
中には、報道で知っている事件の被害者もおられました。
新聞の数センチ四方の記事では、伝わりきらないことがたくさんあると感じました。
それぞれの被害者に人生があって、夢や目標を持ち、毎日を一生懸命生きておられたこと。
しかしある日突然、理不尽に未来を奪われたこと。
被害者の声なき声、残されたご家族の悔しさ、悲しみがひしひしと伝わり、胸が詰まりました。
私が今生かされていることに感謝し、生きたくても生きられなかった方達に恥ずかしくない生き方をしなければならないと思いました。
同時に、ハンドルを握る者として、誰かを傷つけたり悲しませることのないよう細心の注意を払わなければいけないと、改めて心に刻みました。