今回の話は

『自分のバイクに向き合ってみる』

などと言うテーマで書いてみよう。



CBR1000RR'07。
型式:SC57(国内仕様)フルパワー化。





『フルパワー』て…何馬力なのかねかお
逆輸入が確か170馬力?
まあ良いや。


パワーは今ので丁度良い。


ホンダが一般的に言われるのは

「ホンダは乗りやすい」
「初心者でも乗れる」
「壊れない」


オレの解釈はこうだ。

「部品の供給が強い」
「乗るだけならホンダじゃなくても乗れる」
「乗りにくいバイクが速いはずはない」
「壊れない機械は存在しない」




実はYAMAHAの『YZF-R1』に乗らせてもらったことがある。

結果は

「体に合わない」
「パワーがありすぎて公道では乗りきれない」
「コーナーで車体が傾き過ぎてアクセルが開けにくい」
「フルカウルなのに足に来る熱が半端じゃない」
「ブレーキングでリアタイヤの接地感が無くなる」


結論
『峠で遊ぶにはリスクが高い。コワイ』


かと言って、決して悪くはないはず。

マシンに対する情熱で
どうにでも愛せる。


やはり気に入ったものに乗ると、自分自身が理屈ではない何かを発揮するのであろう。



しかし
正直言えば
オレもCBRには苦戦した…

嫌いにもなりかけた。


何が馴染めなかったか?




『ステアリング』だしょぼん



車両を購入し、峠に遊びにいったときの話だ。



馴染みの峠に着くと

何回か往復し、コツが解ってきたのでほんの少しだけ『攻め』の乗りかたに切り替えてみた、矢先に!?


コーナーに入った瞬間…

「ま!?曲がらない!!ドクロ


どんなに寝かせようとしても、起き上がろうとする力が制御できない!?


CB400SFで馴染みすぎたオレの身体は
まるでCBRを受け付けようとしない…


コースアウト寸前で辛うじて車体が本来の角度まで倒れ込む。

車速が落ちたことにより回避できた。



血液が凍りつくかのような体験に
現実を受け入れられず
再チャレンジへのモチベーションが
上がらない…



少し落ち着いたところで
何が起きたのかを分析してみるが


解らない(゜ロ゜)???



また同じように往復し
スピードを上げてみる…


が、

やはりある一定の速度に入ると
何かに憑かれてるかの様に

曲がらなくなるしょぼん


決してオーバースピードではない。





その日は諦めて終了…

転んだり怪我したのでは
もっとつまらない結果になるので。



帰宅して洗車して車体を眺める。


「世論ではこいつが一番乗り易いんじゃなかったかガーン?他社メーカーのスーパースポーツはどれ程乗りにくいんだよしょぼん




せっかく
ようやく手に入れたマシンに
疑いを抱き


寝付けない夜…ダウン




次の休日に再び同じ峠に向かう。

その日は珍しく、平日にも関わらず複数のライダーが居た。

そんなのにも目もくれず
何回か往復する。


そのうちにオレが後ろに着く場面が出てきた。


「後ろについて他人のラインや速度を見てみるか…」



気が付くと。
曲がれてる。


むしろ…遅いかお



何が何やら解らないが

曲がれている。





良く解らずに休憩し
コーヒーを飲んでいると


ライダーAが話しかけてくる。

A「邪魔しちゃったかな?
あんまり突っつかれるんで少しムキになっちゃったよにひひ

オレ「あ。すみませんでしたガーン気を悪くしないで下さい」

A「しかし、流石にスーパースポーツは余裕を感じさせられるね」

オレ「余裕…ですかガーンどの辺がでしょうね…曲がらなくてガッカリしてたところです」

A「もっと寝かせられるでしょ?」

オレ「寝ないんですよ…こいつは」

A「…解らない次元があるんだろうね。気を付けてねべーっだ!





会話のなかには特にヒントはない。




休憩終了。




また往復を始める。



なんの成果も感じさせない走りを繰り返すうちに


ふと気づく。


「なぜこのステアリングは重いのだろうか…
速度に関係があるのか?
それともポンコツか?」


そんなことを思いながら

「よぅし…お前がいつまでもオレを受け入れようとしないのであれば…」


『力で従わせるまでだプンプンむかっ





最初のコーナに今までにない速度で突っ込みブレーキング!

2速まで落とし車体を寝かす!


案の定、すさまじい力で起き上がろうとするCBR!


固まっているかのようなステアリングを強引に押し戻し、外側の膝で更に車体をねじ伏せる!



アクセルは戻したら負け!






そのとき。









あれほどまでにオレを拒絶し
一緒に寝てくれなかった妻が…
いや、CBRが

ピタッとオレに寄り添って離れないラブラブ!

まるで自ら
「抱いてくださいプンプンラブラブ
と言わんばかりに積極的にオレにアプローチをかけてくる。



今まで拒絶されていたのが
嘘のように

スムーズに安定し
余力を残しつつも
鋭くコーナーを曲がっていく!



オレは知ってしまった。


こいつはの性格は…

『ツンデレのドM』

勝手に解釈してみたが
間違いじゃない。



「どうしてほしいのぉラブラブ!?」
「これぐらいで良いのぉラブラブ!?」
「怒らないで機嫌直してよぉしょぼん


などとチヤホヤ接していては
つけあがる所か
手も繋いではくれないかお




初めてオレに股を開い…

失礼シラー

心を開いてくれた瞬間。



恋愛と一緒で
『付き合う』に発展するまでは
出会いがあり
きっかけがあれば
さほど時間は掛からないだろう。


しかし…

しかしだプンプン!!


付き合って初めてのセックスとなるとどうだい!?


考えるでしょう!?

悩むでしょう!?




まあセックスから始まる恋もあるがねシラー

セックスのみの関係もあるがねえっ





と に か く だ !

ただでさえ危ねぇ乗り物に乗るのだから、性格をある程度知っておく必要は絶対だプンプン





などと熱く吠えてみるが

人はそれぞれに

楽しみかたを見つけているはずだ得意げ

あくまでも個人的主観であるので
参考までにべーっだ!




ひらめき電球機械的な結論ひらめき電球
『スーパースポーツならではのセルフステアの強さ』

『電子式ステアリングダンパーの特性で、回転数と速度に対するステアリングの固さの自動制御』

『400cc→1000ccに変わったことにより、車重の増加とパワーの向上。』


これらがオレを悩ませ苦しめられた要因だガーン





なかなかの長文になったが

実は3日間使って
酒を呑みながら
ダラダラと書いてましたじゅる・・

また違う機会に

『膝を擦るドクロ

『なるほどひらめき電球ヘルメット工学』


などを

書ければ書きたいと想いますべーっだ!チョキ





以上ぼー