差が出る!求人票の送付時期と送付方法 | 高卒就職専門キャリアコンサルタント吉田優子の18歳からの働き方改革~高校生の進路指導はお任せを~@大阪

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7月に入りました!

高卒採用がいよいよ本格的に動き出しますね!

 

「求人票をいつ高校へ送るか」は、高卒採用が成功するか失敗するかの一番の決め手ともいえる重要ポイントです!

 

本日は、高卒採用をする際の求人票の送付時期のポイントをご説明します。

 

丸レッド求人票の送付は7月1日から開始

 

高卒採用では様々なルールが決まっており、求人票の送付開始日についても決まりがあります。

 

高校生へ求人を出すには、ハローワークに求人内容の届け出を行い、ハローワークの受理印を押してもらった求人票を発行してもらう必要があります。

 

そのハローワークに受理印を押してもらった求人票を企業が受け取れるのは毎年7月1日からです。

 

受理と同時に、

7月1日から高校への求人票送付が解禁となります。

7月1日が土日祝日の場合は、

7月1日以降の最初の平日が受け取りの最短日になります。

 

2017年は本日7月3日(月)が受け取り開始です!

 

 

丸レッド学校のスケジュール理解が

  高卒採用成功のカギカギ

 

「求人票をいつ高校へ送るのか!?」は、高卒採用が成功するか失敗するかの一番の決め手ともいえる重要ポイントです!

 

ここで重要なのは、学校の就職指導のスケジュールを理解することです。

 

例えば・・ということで、

2017年のカレンダーを参考に一例をご紹介します!

【受験企業の決定日が早い高校のスケジュール例】

 

 

お盆以降は履歴書作成や面接指導が中心となり

受験先の検討に時間は割かれません。

 

「高校生の応募は9月5日からだし採用試験も9月16日以降だから、

まだ大丈夫」と思っていると、1歩も2歩も出遅れますよ!

 

 

丸レッド求人票は、「海の日」前までに高校へ送付する


高校が生徒に求人票を本格的に見せ始める時期は1学期の終業式前後です。

 

例えば、終業式直前の短縮授業の日や、終業式の日、終業式翌日などに就職希望の生徒を集めます。

 

そこで、夏休みの就職指導のスケジュールの説明などと共に

その時点で高校へ届いている求人票の一覧表(先生方が作成したもの)を配布するなどして生徒に求人情報を公開します。

 

生徒は、一覧表の中から気になる企業をピックアップし、後日個別企業の求人票を実際に1枚1枚目を通して受験先を検討していくことになります。

 

この一覧表に載る受験先を考え始める最初の時点で求人票が高校に届いていることが重要なのです。

 

終業式の日付は学校ごとに毎年異なりますが、だいたい7月20日前後となることが多いので

 

先生方が一覧表を作成する時間も考慮すると、

どんなに遅くとも海の日までに高校へ自社の求人票が届いていることが大切になってきます。

 

【求人票が高校に届く時期と生徒に見てもらえる可能性】

 

 到着日       可能性

7月10日まで      合格

7月14日まで      〇

海の日まで      

 

これ以降、遅くなればなるほど生徒に見てもらえる可能性は低くなっていきます。

 

 

 

丸レッド郵送よりも持参するほうが効果的

 

高校生の求人票は郵送するよりも、高校へ直接持参したほうがいいです。

 

就職を希望する高校生の相談にのる先生や私のような高校内で働くキャリア・コンサルタントに、直接自社の仕事内容を説明できるチャンスがあるからですキラキラ

 

生徒に「おすすめの求人どれ?」「この仕事ってどんな内容?」と聞かれる先生方に自社を理解してもらい、さらによい印象を持ってもらえれば高校生が興味を持ってくれる可能性も高くなります!

 

高卒求人数が増加傾向にある今、

高校には山ほど、、求人票が届きますアセアセ

 

学校によりますが、届いた求人票が1000以上という学校もざらにあります。

 

そんな中で、先生方は

「高校生のことをちゃんと理解している会社に生徒を送りたい」

という思いを持たれています。

 

高卒採用の経験が浅く、公開求人でWEB公開しているだけの会社よりも、わざわざ学校に求人票を郵送してくる会社や、訪問してくださる会社の方が生徒に薦めやすいのです。

 

 

丸レッド郵送するものリスト

 

郵送物一覧

 

<必須>

・送付状

・求人票のコピー

 

<任意>

・応募前職場見学の実施日程一覧表

・指定校一覧表 ※指定校数が10校以上で求人票に書ききれない場合

・会社や仕事を紹介するパンフレット、チラシ、DVDなど

 

求人票を郵送する時、気を付けてほしいのが

受理印の押されたハローワーク発行求人票のコピーを高校に送るということです。

 

原本を送ってはいけません。手元に大切に保管しておいてください。

 

 

最後に、個人的な印象ですが

他社とまとめて送られてくる求人票は生徒の目に触れない可能性があると思っています。

 

 

 

いよいよ本日から求人票の送付が解禁となりましたニコニコ

「高校生を採用したい」「高校生を大切に育てていきたい」と思われている企業の方は、早めに求人票を高校へ送ってくださいね!

 

今後、「高校訪問のやり方」や「送っても効果のないパンフレットやチラシ」などについても記事を書いていく予定です。

 

また、ブログでは書けない高卒採用の具体的な成功・失敗例などもありますので、気になる方はお問い合わせください。

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