ブエノスアイレスのBUQUEBUS(ブケブス:水上バス)で3時間、アルゼンチンの隣の国、ウルグアイの首都モンテビデオに到着した。BUQUEBUS船内は広々としていて、ラウンジなども付いていた。
あいにくの大雨で、ほとんど外の景色は見えなかった。
入国審査を終えて出口を出ると、今回の急なトラブルに手を差し伸べてくれた、フェルナンドさんが待っていてくれた。

 今日から
5日間お世話になる、フェルナンド・ピクンさんは、日本のサッカークラブ、浦和レッズでプレーしていた、ウルグアイの元代表選手である。
現在はウルグアイで
FIFA関係の仕事と、ガソリンスタンドを経営している。家族は、奥さんのアミリアさん、娘のタティアナ、息子のエミリアーノの4人家族である。
エミリアーノはモンテビデオから約
130km離れた、プンタ・デル・エステという場所で高校に通いながら、二軍のチーム(日本でいうJ2)でサッカーをしている。
私が来ることを全く知らなかったようで、挨拶をしたあと、部屋の外から、『お父さん、養子をもらったの?』という会話が聞こえてきた。
突然家に外国人がくるなんて思ってもいなかっただろう。
ウルグアイはアルゼンチンと雰囲気が良く似ている。
話し方も
YeismoVoseo(カステシャーノ語)であるし、町には脇に水筒を抱えてマテを飲む人達の姿をたくさん見かける。
まだアルゼンチンにいるような気分である。多くの人達から、ウルグアイの人は教育がしっかりしていて、とても人が良いと聞いているので、彼らがどんな風に生活しているのか知るのが楽しみだ。



右:浦和レッズの帽子を被ったフェルナンドさん 右中:アミリアさん 左中:タティアナさん

ERIKO