アガサ・クリスティで、お屋敷もので、グレン・グロースが出ていて、これはなんとしても、見たいと思ってたんだよ。
令和~!の日に英国の推理小説って、よくない?
すげえ楽しかったよ。天栃でやるならキャスティングはどうなるか、とか考えながら観ると楽しさ倍増。
探偵が若いイケメンなので、これは俺には絶対来ない。殺された大富豪の二人の息子のうち、博打好きの兄貴が水柿で、事業を継いでるものの少し頼りない弟が、俺かな…あれ?二人ともポスターにいない(笑)。
探偵と昔旅先で訳アリだった孫娘が、依頼者。これが典型的美人なのが、映画はこうでなくちゃ、だな。
アガサ・クリスティは「ツボを心得てる」よね。人数が絞られてて、みんな同じくらい怪しくて、しかも犯人は、真面目に考えながら観てれば、あ~!って思い付くとこがあって、なんか終盤に「俺、当たってない?」って思えてくる、なのに最後にどんでん返されるゲームバランスの絶妙さ。
なんで、単館なんだろう? いや、ちょっと分かる。通好みだ、この映画は。
令和は山ほど映画を見たいって思うんだ。