エリサラム事件と顛末 怖い人はみないでね(笑) 解説つき | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

【月夜のぴよこ】自衛隊守る会代表 http://yakamochi.org/
日刊SPA!に自衛隊の”敵”を連載中。https://nikkan-spa.jp/ & 小笠原理恵 拡散・シェアはご自由に。書道・墨画
https://www.facebook.com/rieka.ogasawara

当ブログの顧問の雪だるま氏が1年前くらいに書いていた怖い話をなぜか今見てしまった。
あまりにも怖い動画なので見たい人もあるかもと思ったので、たまにはオカルトもイイかなと思うのではる。(ただし、解説付きなのですけどね。)
まあ、まず、怖がってもらおう。(動画は実際に怖いので心臓に自信のない方や、ホラーものが嫌いな人は絶対見ないでください。といっても驚かしたり変なものが映っていたりするような動画でないないのです)単なる証拠画像です。ただ、実際にこれを見ると不安になるとおもうので怖い人は見ない方がいいです。



バイセル


-------

まず、1年前の投稿から起きた事件について

【オカルトのような事件】

2013年2月21日 アメリカのロスのダウンタウンにある2つ星ホテル「セシル」のお客さんが騒ぎ始めました。水道の水をひねっても水がチョロチョロしか出ない。しかも臭い。急遽保守作業員が呼ばれて調べてみると、屋上の貯水槽の中から、女性の腐乱死体が出てきました。
調べによると、3週間前の1/31に同じホテルに宿泊していて失踪してしまった、中国系カナダ人の女性、エリサ・ラムさん(21歳)だとわかりました。当然警察は捜査を開始しますが、当初よくある自殺だと断定されましたが、現時点に至るまで解決していません。そもそもおかしな点が多すぎる事件でした。


・自殺にしても、屋上に上がるにはセンサー付きの従業員専用ドアを抜けて、非常階段を上がらなければならず、利用客が普通にはみつけられないような場所にある事。
・屋上に上がったとしても、貯水設備のタンクに登るにはかなり狭いハシゴを登らなくてならず、その上フタは酷く重く、小柄な女性が開けられるような物ではない上、点検口もかなり小さい。(実際彼女の遺体をタンクから出す為、2ダースの消防署員が導入され、タンクの一部を切断しなければいけなかった)
・彼女が疾走した夜、従業員が激しい物音を聞いている。(見回ったがその時は特に何もなかった)
・同じ夜、ホテルの排水管が故障し、フロアの一部が水浸になる事件が起きた。

と、ココまでは、オカルトというより単にこの女性が馬鹿力で蓋を開けて自殺しただけ、パイプ故障はたまたま同じ夜に起きただけで、音はそのパイプ故障で音が響き渡っただけだとも思えます。

この事件が「オカルト」なのは、その夜のエレベーターの監視映像です。怯えた彼女がエレベーターに乗り込み、ボタンを押し、姿を隠すようにしますが、一向にエレベーターは動きません。意を決してエレベーターの外を覗いたり、出たり入ったりを繰り返しますが、その間ドアは閉まる様子が無い。彼女はドアの前で誰かと話しているのか手をしきりに動かしています…最後に彼女は行ってしまうと、ドアが動き出し、登ったり降りたりし始めます…
コレが彼女の生前最後の姿です。
----------------
さて動画を見るタイミングはここです。

Elisa Lam Elevator Surveillance Video - Hotel Cecil


---------------

さてこのホテル。
1920年創業のホテルですが、1964年にとある年配女性が遺体で発見された事があります。
1980年代なかばに「夜のストーカー」とのちに呼ばれる連続殺人犯の定宿で、このホテル内で13人を殺害し、11人の女性をレイプしました。
1990年代になると、ジャック・ウインターヴェーゲルという連続殺人犯が、同じくホテル内で少なくとも3人の女性を絞殺したホテルでもあります。
https://www.yelp.com/biz/cecil-hotel-los-angeles

PayPay




さてと・・・・


動画怖かったでしょ? なんかねー。人が何かに怯えている姿って恐怖が伝染してくるようです。当時大騒ぎになったそうです。



で、それから時間がたち1年後。

事件は調査され解明されました。

【事件の真相】

1.エリザラムさんは、双極性障害…いわゆる躁うつ病で、勿論薬は飲んでいたが、遺体を解剖した所、「明らかに間違った量」を服用していた。

2当初エリザさんは、5Fの部屋に友人と2人で宿泊していたが、エリザさんのおかしな行動に困りはて、事件当日は同じ5Fの別の部屋を借りて個別に宿泊していた

3動画を解析した所、エレベーターの以下のボタンを順番に押している。 14F,10F,4F,4F,M(中2階),HoldDoor

4HoldDoorボタンを押すと、Closeを押せばすぐ閉まるが、そのまま放置すると2分間は開いている状態が続く。彼女がボタンを押している最後の辺りでドアが少し締まりかけるが、再度開いたのはHoldDoorを押したため。またその時点から、動画内でドアが閉まるまでほぼ2分である

5エレベーターは2機あり、その間の向かいの位置には大きめの鏡が掛かっている。ボタンを押したエリザさんは、BOXの右隅に立つが、その位置からだと、鏡に反射して外側のボタンが見える。このため誰も外のボタンを押して居ないのは見える事になる。

----------------

以上の事から、抗うつ剤の過剰摂取によって、ハイになったエリザさんは、ホールドドアボタンを押した事に気づかず、なぜかドアが閉まらない…という思いに囚われたのではないか?という仮説が成り立つ。ドアが閉まらない原因は誰かがボタンを押している、またはドアにあるセンサーの故障等と思い見えているボタンとは反対側をチェックし、一度降りてみたり、ドアの間で手をヒラヒラさせたのではないだろうか。
また、そうした行動は鏡に写り自分でも見えるはずで、ハイになったエリザさんは、鏡に向かって踊りを踊っているようにも見える。要するに彼女はハッピーだったのではないか?



次に、入り口にセンサーもある従業員用階段を使えたのか?だが、そもそも動画内で彼女が乗った時点で14階に居ることが画像解析で判明している。彼女にとって14という数字に何か意味があるのか、押したボタンも14,10,4,4であるが、14階エレベータのすぐ横にある火災時の避難口を抜けると、実は従業員用の階段に出る。本来下に避難するために使うので、出口と成る下の階にのみセンサーが接地されていて、14階にはセンサーは設置されていなかったことも分かっている。このため、彼女はなんの障害も無く屋上にゆく事が出来たことになる。

貯水タンクの蓋だが、複数あるタンクには確かに蓋がされ、蝶番で固定されている。事件後の写真しかないが、1つだけ蓋がそもそもなく、蝶番自体無い。コレは救出の為に外されたのかどうかわからないけれども、事件後数年経った後でも蓋はされてない…となると、この蓋は最初から無かったのではないか?もしくは簡易的な蓋がされていただけではないのか?という疑問も湧きます。

なので、実は謎はほとんどなくて、単純にたぶん薬の過剰摂取での奇行だったとという話に。警察は「事故」(自殺かどうかすら怪しい)としたそうです。

-----------

以上なんですがやはり怖い動画だったのでいろいろ真相をしっても、やっぱり怖いなーとおもうのです。

この話をしたところ、
https://www.youtube.com/watch?v=GzZWSrr5wFI

このミュージックビデオはU2でもトップクラスに有名なモノで
ゲリラライブの様子をビデオクリップにしたものですが
隣の建物がこのホテルセシルなんです。序盤にホテル全体が映ります。

と教えてもらいました。

いろいろ有名なホテルらしいです。でも、まあ事件ではなく事故だったようです。

Echo (エコー) 第4世代 - スマートスピーカーwith Alexa - プレミアムサウンド&スマートホームハブ、グレーシャーホワイト



これをぜひポチってね。↓