日本最北端水族館職員が、現金28万6400円と引き換えに失ったもの
人の心から良心が失われてしまうのは、斧で木を切り倒してはげ山をつくるようなもの。
毎日良心を切り倒していたのでは、せっかくの美しさも台無しになってしまう。(孟子)
日本最北端の水族館として知られる稚内市のノシャップ寒流水族館職員が、昨年9月から1年間にわたり、入館料やエサ代などの現金を着服していたそうです。
去年は入館料から5万2400円を着服し、うまくいったことに味をしめたのか、今年は入館料から20万円と、アザラシの餌代3万4000円を着服していたと言います。
すでに全額返済したそうですが、この職員が着服行為引き換えに失ったものは、現金28万6400円どころの価値ではないに違いありません。
良心をなくすことは、結局、損になるという見本でしょうか。
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