2つ目の記事です。



こんな記事が

だいぶ核心をついていてドキドキした。

まだ何百も毎日明らかになるインドやバングラデッシュ、中国、ミャンマーという国々からの出稼ぎ労働者の感染。


S11といった、劣悪環境の激安ドミトリーにようやくメスが入り環境改善にあたり、

またリー首相をはじめ多くの大臣が彼らを「国民同様にテイクケアする」と幾度となく宣言。

住居環境、医療、給与、食事、仕送り全てを保障すると約束しています。


これに対してこの記事では

「散々差別的な対応をしてきたから、
このウイルス蔓延で
今更罪悪感感じて
手厚い保障を約束しているんだよね」

って。


言っちゃってる滝汗


なんかストレイツタイムズにしてはかなり突っ込んだ記事で驚愕。



しかも締め括りがこれ👇


「このコロナ危機が終わっても、シンガポール国民全員が変わらずこの30万人の労働者を、同じように人として扱うことを願う」

と。



シンガポールの闇の部分であると私個人は密かに思っていたこと。



この国では

勉強出来るかできないかで将来が左右される

と言っては過言ではありません。





数年前だったか、どこかのフォーラムかFBで話題に上がっていたこと。

マックで我が子に勉強を教えている母親が辛抱きらし、大声でいった言葉が、


「勉強したくないの? 
ああいうSweeper(掃除する人)になるつもり?」

と、横で掃除している人を指差しながら言ったという。


この手の話はよくあることで。


この国では3K仕事は外国からの安い賃金で賄える労働者で成り立っているんですよね。

これは悪いばかりだけでなく、シンガポールで何年かしっかり働いて、母国では高給にあたる給与を稼げるので労働者にとっては魅力的な話でもある。

けれどそこにシンガポール人のおごりもでていることも確か。



自分たちの立場がする仕事ではない

と。


それが時に盲目的にいきすぎてしまい、ケアの目と手が行き届かなく、あのような劣悪環境を生み出してしまった。

ゴミは溢れ、キッチンとかもう虫とか(Gの卵とか)たくさんで…

想像以上でした。


気になる方はYouTubeで「s11 dormitory」で検索してみてください。





モルディブで働いていた時、同じようにインドやスリランカ、ネパールとかから出稼ぎできていた労働者の方が周りにたくさんいました。

でもモルディブのホテルでの彼らの労働環境はこのシンガポールより遥かに良かった。


ので、余計にショックもありました。



シンガポールが綺麗で整然とし、インフラもしっかりしているのは彼らのお陰です。