こんにちは!

ラクロスプレーヤーのあいです!


暫く日が空いてしまいましたが、ブログ第3弾です!


6月末から1週間くらい日本に戻り、丸の内で商社ウーマンをして、またメリーランドに戻ってきました。もうなんだかボルチモアの生活にも割と慣れて、大体問題なく過ごしています。スーパーやグランドまでは、大体スクーターかUberを使って移動してます!


(これ、時速30キロくらい出ます。ビビって安全運転してますが。)


とはいっても、ボルチモアはアメリカの中でも治安が悪いと言われるCityです。キョロキョロして弱そうなのが1番狙われるとチームメイトに聞いたので、常にクロスを持って胸を張りながら堂々と歩いてます!笑  


さてさて、今回は平日の自主練とその他の時間の過ごし方を書きます!


自主練?!練習は?と思った方いると思います。私も最初は驚きましたが、WPLLのチームはどこも平日の練習は殆どしてません。試合前日に練習するか、土曜が試合の場合は当日のすり合わせのみの時もあります。アメリカのプロと言えども、特に女子の場合はWPLLだけ参加して生活している人はいません。殆どみんな仕事をしていて、もちろん大学や高校、ユースチームのコーチもいますが、例えば銀行員とかMRなど、日本でもよく聞くような仕事をしているプレイヤーもいます。

WPLLもスタートしたばかり。スタートしたことに意味がある。これから沢山の可能性があるんだなあと。それはそれでワクワクしますね!

日本については、、語り出すと長くなりそうなお話。また帰国後に色々と話したいです。


そんな訳で、平日の何日かはチームの何人か(コーチをしていて夏休み時間がある人やボルチモア住みで仕事柄時間取れる人)で自主練やトレーニングをしてます!他のプロチームの人も参加しているので、人脈も増えて私にとって貴重な時間になってます。



集まる人数にもよりますが、大体シュート、1on12on23on33on2、クリア部分練などやります。少人数だからこそ色々と意見言い合いながら楽しい雰囲気でやっています。













色々気づきはありますが、特に感じたものをいくつか。


DF面では、日本で「何となく守れてた」は、たいてい仕留められるなと感じました。

例えば2on2のDFをやると、ボールマンの脅威がある時ボールの方へ寄りますよね。この時、自分が見ていたトイメンがいる位置やカット切るスペースを意識して、ボールが出るだろうパスコースに入りながら少し寄ったり、コースを埋めたり、フォローに完全に出るなどしますよね。日本では結構この”駆け引き”でボールマンがパスを出すタイミングを失ったり、DFがインターセプト出来ることってあると思います。しかし、今回こっちで同じことをしても殆どやられました。ボールマンのパスの精度(速さ、タイミング、パス種類など含め)が非常に高い+NBC(ノンボールキャリア)の位置が絶妙でセカンドDFが届かない場所でパスを受けることが出来る。そもそもボールマンが1on1をかけながらも良い状態(オープンな状態)の人が多い。このような点に違いがあるかなと思います。


DFのチームメイトにどうしたらいいか?聞いたところ、答えはシンプルで、まずボールマンに付いてるDFは、出来る限りボールを出し難くする工夫をする。例えば、クロスは基本的にクロスに合わせてる選手が多い。あとは肘とかの勝負もばちばち。且つボディーを1番嫌なところに置くこと。


日本でも聞いたことあるし、やってる人も多いかと思います。ただ、ボールマンの強さが違う分、DFも強さを変えなければいけないと思いました。ボールマンに着く時も、力で押し込まれないように常にパワーポジションを保つように足をベストな位置に置くことを意識する、またクロスをクロスに合わせながらも体は1番いい位置に置く。これを強豪チームのアタック相手に出来るか?これが勝負になると思います。例えば、World Cupで強豪チームと当たった時に初めて体感するでは遅いな、と。常日頃から彼女らと戦えたら万々歳ですが、そうもいかないので、機会を増やす為に最大限努力するしかないですね。男子とやらせてもらった時に同じような感覚があったので、定期的に男子チームとやるというのも1つかと思います。


NBMに付くDFはどうか?これもまたシンプルで結局連動が早い。1on1を仕掛けられてるタイミングでHOT(フォローに寄るべきDF)とセカンド(HOTが付いていたところに寄るべきDF)が常にコミュニケーションを取っていて、ボールマンが優位な状況になるタイミングで、もうセカンドまで連動して寄れる状況にする。フットワークの速さもあると思いますが、1番はコミュニケーション。とにかくよく喋ります。ボールマンの脅威があるからこそ、連動は必須。NBCのDFたちは常に話して、連動しようとしているなという印象を持ちました。


シュートについては、個人個人で自分の必ず決まる!ていう勝負ショットを持っている印象で、そのショットをする為の事前の動きも上手い。例えば同じチームのDanaは左利きのプレーヤーで8m内やゴール裏からまくって左手で受けてショットがとても上手いです。彼女はこのショットをする為に8m内の勝負の強さ(フィジカル強さ、クロスの置く位置工夫、カットタイミングなど)があります。彼女にDFついた時は、左で来るって分かっていてもやられることが多い。DFは、人に付くのではなくて、次に使う空間を先に奪う勝負をしなきゃいけないな、と感じました。


そんなこんなで、平日の自主練で色々と鍛えられてます!人が集まらない時は、近くのグランドに行き、トレーニングや壁打ちをしてます。アメリカって何故こんなにグランドあるの?少し日本分けて欲しいって思うくらいです。人工芝のグランドが公共公園にあって、ラクロスゴールもある。羨ましい限りです!!




「時は命なり」

一日一日中を無駄にせず与えられた機会を最大限活用出来る様に。引き続き頑張ります!


次の試合は、米国時間7/12(金) 17:00~ vs Commandです。先週試合中にストームが来て中止になり、試合がリスケされました!1Q初めからやり直しです!!Let’s go Brave!


次回のブログは、NeOがTwitterで行なっていた質問コーナーに届いた質問に答えていこうと思います!!


気づいたら死ぬほど黒くなってました。泣

日本帰る迄には白くなりますように…。



あい