こんばんは。

品川区議/都議選予定候補の

あべ祐美子です。

 

大手町の大規模接種センターで

18歳~64歳の方々の

コロナワクチン接種の予約が

16日0時から始まりました。

予約に必要なのが、

自治体発行の接種券です。

 

とはいえ、18~64歳の方すべてに

接種券を送付し終えているのは

23区の中でも2区のみ。

(NHKニュースより)

 

品川区も当初予定していた

7月中旬から6月29日に

前倒しを決めましたが、

まだ10日以上先のことです。

 

窓口で個別に接種券

 

大規模接種センターでの予約開始を受け

品川区も16日から急きょ

希望者に個別に接種券を発行することに。

 

とはいえ、国の通知が来たのが

前日の深夜。なんの準備もないままの

スタートです。

先着順で申請用紙に記入し

順番が来たら一人一人

住民基本台帳と照合して

接種券を発行します。

18~64歳の区民は、約25万人。

29日まで、この状況は続くのでしょうか

 

 

これではなかなか進みません。

朝からみるみるうちに

長蛇の列となり

途中から、会議室で待ちながら

申請書を書いてもらう方式に

改善を図ったとのこと。

 

それでも私が午後に

様子を見に行った時には

第3庁舎の階段を

手続きを待つ方々の列が

埋め尽くしている光景が…

 

 

来訪者の整理のために

他部署のスタッフも応援に入る中
めまぐるしく走り回っているのは

感染症対策の指揮をとるべき

保健所の幹部職員…

新規感染者も続く中

ドクターでもある職員が

ここにいて大丈夫なのか。

 

大規模接種センターの

予約率が低迷し、

国が当初の方針を崩して

接種対象の拡大に

走る気持ちは分かる。

 

行列の中には、顔見知りの

飲食店の方の姿も。

一日でも早くワクチンを

受けようと並ぶのも、そうだよね。

人にはそれぞれ事情がある。

静かに順番を待ち続けている

方々の姿には申し訳なさを感じます。

 

区も確かに出遅れてはいるけれど

国の言う通り、粛々と

高齢者からの段階的な接種を

進めていた(区内高齢者の

1回目接種率は37%)のに、

ちゃぶ台をひっくり返された

思いもあるでしょう。

 

それぞれの事情はあっても

結果としてあまりに

前近代的な風景が広がっているのを

みると、暗澹とした気分になりました。

 

こんな混乱もまた、接種が進む

プロセスの一つであることが

唯一の救い。とはいえ

誰かを責めるためではなくて

自治体の在り方として

どこかの時点で

振り返りと検証が必要だと思う。

 

議員の立場では今日のこの状況に

触れない方が無難かもしれないけれど

それでもやはり書き記しておかねばと

思った次第です。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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