明日、8日(月) 明け方、細い月と水星が並びます。。


8日には月齢27の細い月が並び、水星を見つける目印になります。まず月を見つけて、その真下に目を移せば、夜明け空に輝く水星が見つけますくなります。



早起きできたら、日の出30分前、東の低空を双眼鏡で探してみましょう。高さは5度ほどしかないので、低空まで見晴らしの良いところで観察するのがポイントですョ☆彡




天気に恵まれたらいいですね、(^-^)








前回では、春の大曲線のお話でした。






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春から初夏にかけた夜空では、頭上に輝く うしかい座のオレンジ色の一等星 アルクトゥルスと南の空に輝くおとめ座の白色の一等星スピカの二つが ひときわ目を引きます。

日本では、この二つの輝きをペアと見て、「春の夫婦星」とよんでいました。



現在、この春の夫婦星は、大きく離れていていますが、オレンジ色のアルクトゥルスは、とても動きの早い星で地球から37光年の距離のところを秒速125Kmの猛スピードでスピカの方向へと移動しているらしく今からおよそ6万年後には、アルクトゥルスがスピカのそばにやってきて、この二つの星は、夫婦星のイメージどおり、ぴったり寄りそって見えるようになるといわれてます☆☆







☆ アルクトゥルスの輝き





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日本の農村では、麦刈りが始まるころ、宵の空の頭上に見えるところから、この星を “麦星” とか “麦刈り星” とよんでいました。

そのオレンジ色の輝きは、うれた麦の穂の色を連想させてくれますね、






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アルクトゥルスは ギリシャ語で

「熊の番人」という意味で。 一晩の星の動きに合わせてこの星が おおぐま座のあとをついていくように見えるためこのように呼ばれるようになったと。





大きさは太陽の約24倍






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明るさは太陽の約100倍


紀元前6万9800年頃は この星は北極星だったそうですョ。








☆ 清純な輝きの スピカ





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日本では、福井県のあたりでは、“ 真珠星” と伝えられています。中国では、角とも呼ばれてます。

「スピカ」とは「穂先」という意味のラテン語で、星座の絵でいうと、女神が手に持つ、麦の穂先に輝いています。

スピカには、「とげとげした物」「針」という意味もあり、スポーツ用の靴のスパイクの語源にもなってるとか。



明るさは太陽の約700倍


直径は太陽の約6倍



その実態は、2つの巨星がくっつきそうなほどに接近し、そのまわりを3個の星が回る、何ともすごい星なのです。




スピカの輝きを、目にするとその名のイメージぴったりと思えることでしょうか。距離は250光年とアルクトゥルスよりずっと遠い星です。






そんな、☆アルクトゥルス と ☆スピカ見つけてみて下さいね、



土星は、このスピカの近くで 輝いていますよ ^_-☆






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