国際的には、フッ素洗口は中止の方向に動いているのですが、2003年1月に厚生労働省が保育園や幼稚園、小学校などでのフッ素洗口を推奨したことでその動きが盛んなようです。
ここで強調したいのは、4~5歳児がフッ素洗口した場合水道水にフッ素を添加するのと同じかそれ以上の摂取量になり年齢が若いほど発がん性が出るということです。
水道水へのフッ素添加による害として、斑状歯やダウン症との関係が有名です。
ダウン症は高齢出産に多いといわれていますが、水道水にフッ素を添加した地域では若いお母さんからもダウン症の子が生まれているということです。
フッ素には変異原生があり、染色体異常を起こすということは知られています。
米国の疫学調査データでは水道水にフッ素を添加してからの年数が長いほど癌にかかる率が高くなっています。
甲状腺ホルモンや精神への影響も指摘されています。
WHOは、「必須薬」のモデルリストを作成しています。03年の13版までは「フッ化ナトリウム」がフッ素洗口用に残されていましたが、04年に再検討の動きがありました。
05年14版では必須薬から外され、11年17版でも外されています。